ID : Pass :  | register
フォトヴィレッジ
(rrbのブログ)
上手い下手は関係なし
感じたままの気ままな
写真と言葉を掲載
*画像は全てリサイズ済*
 
------------------------------
《写真カテゴリ》
*
京都の町の
そぞろ歩きは
今京都
* *
スズメさんで
天を仰いで思うこと
* * *
四方山話は
おやかまっさん
* * * *
京都以外の町で
足の赴くままは
◆◆なう
------------------------------
色々とチャレンジする
rrbのブログ
フォトヴィレッジ




Photographer affectation
Delivered from Kyoto
Since 2006/4/25
Since 2007/12/9
(Renewal Start)
Copyright (C) 2006
www.rrbphotovillage.jp
All Rights Reserved
カレンダー
« « 2009 11月 » »
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 1 2 3 4 5
ご案内
今京都記事一覧
京ことば記事一覧
京が語源記事一覧
天を仰いで記事一覧
・スズメの写真
------------------------------
アクセスカウンタは
不具合のため
運用停止中
2017/9/27
過去ログ
     

rrbのブログ - 2009/11/19のエントリ

ヘッダーナビゲーション

現在のカテゴリー位置

サイト全体のカテゴリーナビゲーション

今京都 かってくる 2009/11/19 12:00 am

ってくる
借りてくる。「友達に本カッテクル」 東京などではカッテクルは買ってくるの意味。京都などではコーテクルである。丹後ではカレテ(借りて)クル。京都府西北部から但馬にかけて「買った」はカータと言い、京ことばのコータと対立する。「舞った・這った」が京ことばでモータ・ホータであるのに、久美浜などで浜―タ・ハータとなる。京都のアロータ(洗った)は、上記の地方ではアラッタ。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

ばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。

徳寺/世継地蔵 (旧フォトヴィレッジ 2007年11月6日掲載)
下京区富小路五条下ったところに浄土宗・上徳寺がある。山号は塩竃山(えんそうざん)。平安時代、この辺りで嵯峨天皇の皇子・源融が池に潮を30石ほど入れ、陸奥・塩竃の千賀の浦の風景を模したという故事に由来している。1603(慶長8)年に徳川家康が建立した。このお寺に子授けを願い祈る「世継地蔵(よつぎじぞう)」があり、「よつぎんさん」として親しまれている。



「世継地蔵」は本堂の横にある小さなお堂に安置されている。厨子(ずし)の扉から、北向きのお地蔵さまの大きな顔だけが見えた。薄暗い堂内では確認できないが、ちゃんと全身があり石像で2m近くあるという。顔だけしか見えないので、こっそりと世の中を見つめているようだ。



お話は江戸時代の前期にさかのぼる。清水という人がいた。子を亡くし、悲嘆に暮れる日々を送っていた。再び子どもに恵まれるように念じて本堂にこもり、阿弥陀如来に祈り続けた。七日目の夜。お地蔵さまが夢に現れ、「私の姿を石に刻んで祈りなさい」という。早速その姿を写し、石に刻んで境内にお堂を建てて安置。日参して祈念すると、立派な世継ぎを授かった。以来「世継地蔵」の名で人々の信仰を集めるようになった。



衆生を救済するといわれるお地蔵さまはそれから70年後、また本堂に現れる。「我が欲するところの誓願は、世に子なきものには子を授け、子孫相続し、その家の血縁絶えやらず、家運長久ならしめ、幸福薄きものには福を与うべし」というお地蔵さまの声を、夜のお勤めの最中の僧侶が聞く。それ以来、ますます信仰を集めるようになったという。



子授けや安産とともに、事情で出産したくない女性が自然流産を祈る「お預け」も戦前まであったという。「お預け」は時代背景なのか。しかし、地蔵堂の後ろには水子供養のお堂もあった。この日、参拝のおじさんと出会った。孫(子ども)のことを言うと、お嫁さんにプレッシャーになってはいけないので、こっそりと代わりにお祈りに来たという。「若夫婦はまだまだお子はいらないと考えているかも…」とも思ったが、それは余計なお世話だと反省。



子宝に恵まれず泣きながらすがるように祈る夫婦。気遣って代理でお参りするおじさん・おばさん。大きな悩みを深く祈ることで晴らそうとする人々の叫びを、お地蔵さまはじっと聞いているに違いない。毎月功徳日があるが、特に2月8日の大祭にお参りすると一億日分の功徳を授かるといわれる「世継地蔵」…今京都。


 

このエントリーの情報

 
     
お願い
画像等の著作権は、所有者または撮影者に帰属しています
画像等の無断転用は、固くお断りします
------------------------------
← に掲載以外の写真等は
もっと今京都
↓ ↓ ↓

------------------------------
《LINK》


XP canon


photocon

------------------------------
《ポチッとお願い》

にほんブログ村 写真ブログ 京都風景写真へ

にほんブログ村 写真ブログ 野鳥写真へ

にほんブログ村 写真ブログへ



PV Access Ranking
にほんブログ村

------------------------------
copyright Tsuwano
Screen Project

スズメ(rrbphoto)
ランダムスクロール
(表示30枚/全枚)
こんな1枚

シジュウカラ


ヒヨドリ


絵馬に願いを


手水舎


千本鳥居


幸せを感じるとき


哲学の道


影絵

pagetop