rrbのブログ - 2009/11/16のエントリ
ヘッダーナビゲーション
現在のカテゴリー位置
サイト全体のカテゴリーナビゲーション
天を仰いで思うこと やどがえ 2009/11/16 12:00 am
やどがえ
引っ越し。転宅。「向かいのおうちカドガエしやはった」 宿を代えるの意味から。戦前の京都ではヒッコシと言うことは少なかった。明治時代にはヤウツリ(家移り)とも言った。ヤドはもと家のあるところ、すみかのこと。井戸の水を汲み上げて掃除することはイドガエで、季節により衣服を着替えることはコロモガエ。夜に乗じて抜け出し引っ越すことはヨヌケ(夜逃げ)であった。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
しばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。
四方山話(88) ちょっと気になる「ことば」の話
バイト語(続)
先日に続いてのバイト語。前回と同様にチャレンジしてみよう。
【想定】
予約当日、田中さん一家はレストランへ行きました。藤田さんが接客してくれました。
【会話】
藤田 「いらっしゃいませ。こちらお席のほうへご案内します。」
<メニューを出して>
藤田 「本日お薦めさしていただいてますおメニューは、チキンの香草焼です。」
田中 「チキンって産地はどこ?」
藤田 「えっ、ちょっと、わかりかねてしまいます。」
田中 「ちょっと聞いてきてくれます?」
<しばらくして>
藤田 「あの〜 いちおう、秋田産の鶏だそうです。」
田中 「そう、だったらAコースを二つ、Bコースを二つお願いします。」
藤田 「はい。ご注文を確認します。Aコースをお二つ、Bコースをお二つ、以上でよろしかったですか。」
<そろそろ閉店時間になった>
藤田 「お会計のほう、お願いします。8000円になります。」
田中 「クレジットカードでもいい?」
藤田 「はい。ご利用になってもかまいません。では、クレジットカードで、お支払回数は?」
田中 「1回です。」
藤田 「1回きりですね。では、こちらにお客様のお名前とお電話のお番号をお書きください。」
【会話】 ※下線部がおかしい箇所。
藤田 「いらっしゃいませ。こちらお席のほうへご案内します。
<メニューを出して>
藤田 「本日お薦めさしていただいてます おメニューは、チキンの香草焼です。」
田中 「チキンって産地はどこ?」
藤田 「えっ、ちょっと、わかりかねてしまいます。」
田中 「ちょっと聞いてきてくれます?」
<しばらくして>
藤田 「あの〜 いちおう、秋田産の鶏だそうです。」
田中 「そう、だったらAコースを二つ、Bコースを二つお願いします。」
藤田 「はい。ご注文を確認します。Aコースをお二つ、Bコースをお二つ、以上でよろしかったですか。」
<そろそろ閉店時間になった>
藤田 「お会計のほう、お願いします。8000円になります。」
田中 「クレジットカードでもいい?」
藤田 「はい。ご利用になってもかまいません。では、クレジットカードで、お支払回数は?」
田中 「1回です。」
藤田 「1回きりですね。ではこちらにお客様のお名前とお電話のお番号をお書きください。」
(神戸) カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
【解答例】
藤田 「いらっしゃいませ。お席へご案内します。」
<メニューを出して>
藤田 「本日、お薦めのメニューは、チキンの香草焼です。」
田中 「チキンって産地はどこ?」
藤田 「申し訳ございませんが、はっきりしませんので調べてまいります。」
田中 「ちょっと聞いてきてくれます?」
<しばらくして>
藤田 「秋田産の鶏でございます。」
田中 「そう、だったらAコースを二つ、Bコースを二つお願いします。」
藤田 「はい。ご注文を確認します。Aコースを二つ、Bコースを二つ、以上でよろしいですか。」
<そろそろ閉店時間になった>
藤田 「会計をお願いします。8000円になります。」
田中 「クレジットカードでもいい?」
藤田 「はい。ご利用いただけます。では、クレジットカードでお支払いですね。お支払回数は何回ですか?」
田中 「1回です。」
藤田 「1回でございますね。ではこちらにお客様の名前、電話番号をお書きいただけますか。」
これは解答の一例で、他にも答えはある。言葉遣いにちょっと気を使うだけで、随分と印象がかわるものだ…と、天を仰いで思うこと。
★前回のちょっと気になる「ことば」の話はここ(←クリック)
引っ越し。転宅。「向かいのおうちカドガエしやはった」 宿を代えるの意味から。戦前の京都ではヒッコシと言うことは少なかった。明治時代にはヤウツリ(家移り)とも言った。ヤドはもと家のあるところ、すみかのこと。井戸の水を汲み上げて掃除することはイドガエで、季節により衣服を着替えることはコロモガエ。夜に乗じて抜け出し引っ越すことはヨヌケ(夜逃げ)であった。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
しばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。
四方山話(88) ちょっと気になる「ことば」の話
バイト語(続)
先日に続いてのバイト語。前回と同様にチャレンジしてみよう。
【想定】
予約当日、田中さん一家はレストランへ行きました。藤田さんが接客してくれました。
【会話】
藤田 「いらっしゃいませ。こちらお席のほうへご案内します。」
<メニューを出して>
藤田 「本日お薦めさしていただいてますおメニューは、チキンの香草焼です。」
田中 「チキンって産地はどこ?」
藤田 「えっ、ちょっと、わかりかねてしまいます。」
田中 「ちょっと聞いてきてくれます?」
<しばらくして>
藤田 「あの〜 いちおう、秋田産の鶏だそうです。」
田中 「そう、だったらAコースを二つ、Bコースを二つお願いします。」
藤田 「はい。ご注文を確認します。Aコースをお二つ、Bコースをお二つ、以上でよろしかったですか。」
<そろそろ閉店時間になった>
藤田 「お会計のほう、お願いします。8000円になります。」
田中 「クレジットカードでもいい?」
藤田 「はい。ご利用になってもかまいません。では、クレジットカードで、お支払回数は?」
田中 「1回です。」
藤田 「1回きりですね。では、こちらにお客様のお名前とお電話のお番号をお書きください。」
【会話】 ※下線部がおかしい箇所。
藤田 「いらっしゃいませ。こちらお席のほうへご案内します。
<メニューを出して>
藤田 「本日お薦めさしていただいてます おメニューは、チキンの香草焼です。」
田中 「チキンって産地はどこ?」
藤田 「えっ、ちょっと、わかりかねてしまいます。」
田中 「ちょっと聞いてきてくれます?」
<しばらくして>
藤田 「あの〜 いちおう、秋田産の鶏だそうです。」
田中 「そう、だったらAコースを二つ、Bコースを二つお願いします。」
藤田 「はい。ご注文を確認します。Aコースをお二つ、Bコースをお二つ、以上でよろしかったですか。」
<そろそろ閉店時間になった>
藤田 「お会計のほう、お願いします。8000円になります。」
田中 「クレジットカードでもいい?」
藤田 「はい。ご利用になってもかまいません。では、クレジットカードで、お支払回数は?」
田中 「1回です。」
藤田 「1回きりですね。ではこちらにお客様のお名前とお電話のお番号をお書きください。」
(神戸) カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
【解答例】
藤田 「いらっしゃいませ。お席へご案内します。」
<メニューを出して>
藤田 「本日、お薦めのメニューは、チキンの香草焼です。」
田中 「チキンって産地はどこ?」
藤田 「申し訳ございませんが、はっきりしませんので調べてまいります。」
田中 「ちょっと聞いてきてくれます?」
<しばらくして>
藤田 「秋田産の鶏でございます。」
田中 「そう、だったらAコースを二つ、Bコースを二つお願いします。」
藤田 「はい。ご注文を確認します。Aコースを二つ、Bコースを二つ、以上でよろしいですか。」
<そろそろ閉店時間になった>
藤田 「会計をお願いします。8000円になります。」
田中 「クレジットカードでもいい?」
藤田 「はい。ご利用いただけます。では、クレジットカードでお支払いですね。お支払回数は何回ですか?」
田中 「1回です。」
藤田 「1回でございますね。ではこちらにお客様の名前、電話番号をお書きいただけますか。」
これは解答の一例で、他にも答えはある。言葉遣いにちょっと気を使うだけで、随分と印象がかわるものだ…と、天を仰いで思うこと。
★前回のちょっと気になる「ことば」の話はここ(←クリック)