ID : Pass :  | register
フォトヴィレッジ
(rrbのブログ)
上手い下手は関係なし
感じたままの気ままな
写真と言葉を掲載
*画像は全てリサイズ済*
 
------------------------------
《写真カテゴリ》
*
京都の町の
そぞろ歩きは
今京都
* *
スズメさんで
天を仰いで思うこと
* * *
四方山話は
おやかまっさん
* * * *
京都以外の町で
足の赴くままは
◆◆なう
------------------------------
色々とチャレンジする
rrbのブログ
フォトヴィレッジ




Photographer affectation
Delivered from Kyoto
Since 2006/4/25
Since 2007/12/9
(Renewal Start)
Copyright (C) 2006
www.rrbphotovillage.jp
All Rights Reserved
カレンダー
« « 2009 6月 » »
31 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 1 2 3 4
ご案内
今京都記事一覧
京ことば記事一覧
京が語源記事一覧
天を仰いで記事一覧
・スズメの写真
------------------------------
アクセスカウンタは
不具合のため
運用停止中
2017/9/27
過去ログ
     

rrbのブログ - 2009/06のエントリ

ヘッダーナビゲーション

現在のカテゴリー位置

サイト全体のカテゴリーナビゲーション

天を仰いで思うこと かんにんえ 2009/06/29 12:00 am

んにんえ
ごめんね。許してください。「カンニンエ、こんなことさせといて」「ちょっと前を通らしてとくりゃす、カンニンどっせ」 カンニンを繰り返して「えらい遅うなってしもて、カンニン、カンニン」「堪忍」は耐え忍ぶこと。カンニンシテ・カニシテヤともいい、祇園ではカンニンドッセを多用する。丁寧にはカンニンシトクリャス。「もう二度としません、カンニンシトクリャス」 京都府北部ではコラエテ。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

ばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。

方山話(59)
蛍について思うこと(2)



先日のの続き。
蛍の成虫の体長は数mm〜30mmほどで、甲虫としては小型〜中型となる。体型は前後に細長く、腹背に平たい。特に前胸は平らで、頭部を被うことが多い。


カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

よくある色合いは全体に黒っぽく、前胸だけが赤いというものである。その体は甲虫としては柔らかく、オスとメスを比べるとメスのほうが大きい。メスは翅が退化して飛べない種類があり、さらには幼虫のままのような外見をした種類もいるということだ。成虫期間は約1〜2週間。幼虫はやや扁平で細長い。頭部は胸部に引っ込めることができる。胸部に短い三対の歩脚があり、腹部の後端に吸盤があって、シャクトリムシのように移動する。


カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

もっともな特徴は成虫になるタイミングを自分で決めるということだ。つまり「今年は成虫になるのや〜めた」とできるところにある。この話が本当ならば、ステキなことだ。蛍でさえ(という表現は蛍に失礼だが)自分の意思で物事を決める。知的生命体の人間はどうだろうか? 蛍の爪の垢を煎じて飲まなければならないのではないかという人が増えているのは否定できない。あっ、蛍だけに「爪の垢」ではなく「蛍が好む水」といったほうがいいのかも…と、天を仰いで思うこと。


 

このエントリーの情報

天を仰いで思うこと あんじょう 2009/06/26 12:00 am

んじょう
「アンジョウ教ええてあげて」「この話アンジョウまとまるとええな」と用い、上手に、うまくの意。「アンジョウあいつにだまされてしもた」のようにも用いる。もとは「味良く」からで、味覚表現であった。好都合に、いい具合に、の意味でアンバヨウとも。「仕事がアンバヨウ済んでよろしおしたな」 アンバヨウはアンバイヨクからで、アンバイは健康や天気ついていう。「機械のアンバイ」は機械の調子。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

ばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。

方山話(58)
蛍について思うこと



蛍が発光する能力を獲得したのは「敵をおどかすため」という説や、「食べるとまずいことを警告する警戒色である」という説がある。事実ホタル科の昆虫は毒をもっており、よく似た姿や配色(ベーツ擬態、ミューラー擬態)をした昆虫も存在する。卵や幼虫の時代にはほとんどの種類が発光するが、成虫が発光する種は夜行性の種が大半を占め、昼行性の種の成虫では強く発光する種も存在するが、多くの種はまず発光しない。


カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

夜行性の種類ではおもに配偶行動の交信に発光を用いており、光を放つリズムやその際の飛び方などに種ごとの特徴がある。このため、「交尾のために発光能力を獲得した」と言う説も有力である。一般的には雄の方が運動性に優れ、飛び回りながら雌を探し、雌はあまり動かない。成虫が発光する場合は蛹も発光するので、このような種は生活史の全段階で発光することになる。


カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

また、蛍の種類は世界中で約2000種類、日本では約40種類が生息。日本で鑑賞できる代表的なものはゲンジホタル・ヘイケホタル・ヒメホタル。成虫はゲンジホタルの方が少し大きく発光も強めだという。ゲンジボタルの見ごろは5〜7月、ヘイケホタルは6〜8月が一般的。蛍鑑賞ができるのは夜7時〜9時頃で、月明かりがない・雨上がりで湿度が高い・風がないなどの条件が揃うと活発に活動する。
さて、その蛍。思わぬところにたくさんいた。が、写真を撮りに行ったときは前日の大雨で流されていた。それでもこれだけ撮ることができたのは幸いなことである。来年はもっと撮りたい…と、天を仰いで思うこと。


 

このエントリーの情報

天を仰いで思うこと はる、よる 2009/06/24 12:00 am

る、よる
軽い尊敬の意を表す。「この本読まハルか」「なさる」から「なはる」を経てハルに。「お馬が通らハル」のように動物にも用い、「この子よう泣かハリますやろ」と自分の子に対しても使う。一方、〜ヨルは第三者の動作を軽く侮っていう男性語。「嫌なやつが来ヨッタ」 言いヨル、行きヨル、読みヨル、書きヨルのように動詞の連用形にヨルをつけた。行ッキョル、書ッキョルのようにもいう。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

ばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。

方山話(57)
日常品について思うこと



(1)平安時代には神事の際の装身具として使われていた。
(2)使用している材料が貴重品だったために奈良時代にも庶民には浸透していない。
(3)鎌倉時代になって少しずつ普及し始める。
(4)江戸時代には生活必需品として定着していった。
(5)機能性だけではなく、芸術性も重視されるようになったのも江戸時代。
(6)考案したデザインで作り上げて競う合いもあった。
(7)明治時代には新しい技法が考案された。
(8)昭和の頃は日常品の枠を超えて全国に広がった。
さて、何のことだと思う? 実は「てぬぐい」のこと。



再掲すると、
(1)平安時代には神事の際の装身具として使われていた。
(2)布が貴重品だったため奈良時代にも庶民には浸透せず、鎌倉時代から少しずつ普及し始める。
(3)江戸時代には綿の栽培が各地で行われるようになり、「てぬぐい」は生活必需品として定着していった。
(4)機能性だけではなく、芸術性を重視されるようになったのもこの頃。
(5)「てぬぐい合わせ」という催しが粋な人々の間で広がり、それぞれの考案したデザインを「てぬぐい」に染めて競い合った。
(6)それにより染めの技術も発達。
(7)明治時代にはいって、「注染」という染めの技法が考案され、染め業界に大革命がおこる。
(8)昭和の頃には「てぬぐい」を趣味とした会ができるなど日常品の枠を超えて全国に広がる。
(9)今では様々な色柄の「てぬぐい」が生まれ、自由な発想で使われている。
というのが「てぬぐい」のざっとした歴史。


(神戸) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

「てぬぐい」を、少しばかり持っている。最近はハンカチを使うより「手ぬぐい」愛好家だ。和物を扱うお店も増えている。使用用途は様々で、アイデア次第でお洒落なアイテムとなる。確かに便利な代物だ…と、天を仰いで思うこと。


 

このエントリーの情報

天を仰いで思うこと のじ 2009/06/17 12:00 am


「このお菓子はノジがないな」 口中に長く持ちこたえること。「能持」「能治」の意味にもとづく。せんべいのようにすぐに食べてしまうものに対して、飴は口中に持ちこたえるから、ノジがよいという。『日葡辞書』にはノージと出ている。子どものおやつの選択にも、ノジを考えた先人の知恵がしのばれる。むかし、旅行などに携えた食糧を「かて」といったが、「かてる」(混ぜ合わせる)の意から。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

ばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。

のネタ雑学(44)
ステンレスはもともと錆びている?



高温に強く、錆びないのがステンレスの特徴。ところがステンレスは錆によって、あの光沢がつくり出されているというから、頭が混乱してしまいそうだ。



ステンレスの主原料は鉄だが、鉄だけでは空気や水の中の酸素と反応して、酸化鉄である錆を生じてしまう。そこで、常温で酸化されることのないクロムを混ぜることにした。鉄にクロムを混ぜた合金をつくると、すぐに表面が酸化されるが、内部まで酸化しようとする働きをクロムが止めるので合金の表面を酸化膜が覆う形になる。この錆の幕によって内部の鉄が保護されるため、独特の光沢が保たれ、腐食してしまうことがないという。


(神戸) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

錆も使い方で便利なものになるだなぁ…と、天を仰いで思うこと。
★前回はここ(←クリック)


 

このエントリーの情報

天を仰いで思うこと なおす 2009/06/15 12:00 am

おす
「この本をもとのとこへナオシといて」 正常の位置に戻す、直すの意味から。もとの場所にしまう時に使う。東京のシマッテオケを京都ではナオシトキ。訂正するの意味でも使用。「この文字をナオシといてんか」「たんすにナオス」は「保管する」の意。御所ことばでは、「おまん(饅頭)を三つにナオス」と「切る」の意味で用いる。食物を細かく切るのを御所ではハヤスと言った。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

ばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。

方山話(56) ちょっと気になる「ことば」の話
こちら〜になります



ファミリーレストランなどで「こちら和風セットになります」といった言い方が聞かれる。この表現は文法的には正しいが、話し手の伝えたいことと聞き手の期待することが食い違ってしまうため、不自然に感じられる。「なる」という動詞は『国語辞典』では「人為的ではなく、自然のなりゆきで推移変化して別の状態が現れる意」と説明している。「こちら和風セットになります」がお客の側からして不自然に感じられるのは、この非人為的と新たな状況の出現のふたつが場面にそぐわないからだろう。
「なる」の表わす新しい状況の出現には、実はふたつの場合がある。ひとつは、もの自体が変化することを表わす「なる」。子どもの歳を聞かれて「この子は来月で三歳になります」とか「先月で三歳になりました」とか応えるのがこの用法で三歳への変化を表わす。
一方、相手の予想から外れるかもしれないが、手順に添って詰めていくとこうならざるをえないという内容を伝える場合にも「なる」が使われる。既に三歳になった子どもについて、「この子は(もう)三歳になります」と答えることもできるが、これは子どもが三歳に変化するのではなく、もっと小さいだろうと考えているであろう相手に、ちゃんと教えると「三歳」という内容が導き出されることを伝えている。



「こちら和風セットになります」という言い方も「こちらが和風セットに変化する」ことを表わすのではなく、「お客の予想から外れるかも知れないが」という断りを添えて、「こちらがその和風セットである」ことを表わしたものである。自信満々に提供するのではなく、「これで、はたしてお客様のご期待に添えるかどうかわかりませんが」という謙虚な姿勢を示すこともできるし、仮に、客の予想から外れたとしても、その客だけ特別扱いしているのではなく、それが既定の「和風セット」であることも示される。店側としては、客に気配りをして、「こちら和風セットです」よりも畏まった表現として「こちらが和風セットになります」を用いている。
しかし、客の側は、自分が注文したメニュー通りのものが提供されることを期待している。そのような場面で、わざわざ「なる」が用いられると、何か、新しい状況が生じるのかと考え、提供された品が「和風セット」に変化するのか、それとも、自分の予想から大きく外れたものが出されるのかなどと考えをめぐらす。それなのに自分が注文した「和風セット」がそのまま出てくるので不自然な感じがする。


(神戸) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

また「なる」は「する」との対立の中で、非人為的な推移を表わす。教員が勝手に「休講にした」らに、「休講になった」というと不誠実に感じられる。前の「もう三歳になります」という表現の場合には、「子どもが三歳である」ことは非人為的な現象によってもたらされたものだが、「和風セット」の内容は、店側が人為的にそのように「した」結果である。客の立場からすれば、客の予想よりも劣るものを提供することになるかもしれないと、店側が感じているのなら、そうならないように対処すればよいのに、そうなってしまうのだといった態度で済ませようとするのは、ちょっと無責任な感じを受けるかもしれない。「〜になります」は「ございます」が用いられなくなったことを受けて、「〜です」よりも丁寧な言い方をしようとして、「〜でございます」の代わりに用いられる傾向もある。頭から「〜になります」は右のような表現であると思って使う前に、まずは「〜になります」は右のような表現であることを考えて、場面にあった使い方をすることが必要なのではないだろうか…と、天を仰いで思うこと。
★前回のちょっと気になる「ことば」の話はここ(←クリック)


 

このエントリーの情報

ページナビゲーション

(1) 2 3 »

 
     
お願い
画像等の著作権は、所有者または撮影者に帰属しています
画像等の無断転用は、固くお断りします
------------------------------
← に掲載以外の写真等は
もっと今京都
↓ ↓ ↓

------------------------------
《LINK》


XP canon


photocon

------------------------------
《ポチッとお願い》

にほんブログ村 写真ブログ 京都風景写真へ

にほんブログ村 写真ブログ 野鳥写真へ

にほんブログ村 写真ブログへ



PV Access Ranking
にほんブログ村

------------------------------
copyright Tsuwano
Screen Project

スズメ(rrbphoto)
ランダムスクロール
(表示30枚/全枚)
こんな1枚

シジュウカラ


ヒヨドリ


絵馬に願いを


手水舎


千本鳥居


幸せを感じるとき


哲学の道


影絵

pagetop