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rrbのブログ - 2009/06/27のエントリ

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今京都 いきる 2009/06/27 12:00 am

きる
「えらいイキッテルな、なんぞええことあったんか」「あんまりイキルと体こわすで」「そんなにイキルと後が続かへんえ」 調子に乗る、気張る、息づかいを荒くしてたてつく、怒るのような意味がある。息(「いき」)を活用させたものか。キバルは、力む、努力する。「あんまりキバルと体にこたえる」 奮発するの意味もある。「もうちょっとキバッテんか」は値段を安くすること。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

ばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。

山禅院(せきざんぜんいん)/五十払い (旧フォトヴィレッジ 2007年8月5日掲載)
関西には「五十払い」という面白い風習がある。これは「ごとばらい」と読む。「五十払い」は「五十日」(ごとび)ともいい、その意味は、毎月5と10のつく支払い日のこと。毎月の5、10、15、20、25、30を集金日とする関西の商い習慣から「ゴトバライ」とか「ゴトビ」と呼ばれている。現実には「えらい渋滞してる思うたら、今日はゴトビやん」とか、交通渋滞の理由に使われることが多い。



関西のテレビやラジオでは、実際に交通情報で「今日はゴトバライですから、渋滞が予想されます」などと、この言葉が堂々と電波に乗っている。このゴトバライのルーツが、京都洛北の赤山禅院(せきざんぜんいん)にあるという。赤山禅院は比叡山登山口に近い、修学院離宮(しゅうがくいんりきゅう)の北にあり、比叡山ただひとつの山外塔頭(さんがいたっちゅう)である。



この赤山禅院からゴトバライの風習が始まったとはいったいどういうことだろう。赤山禅院といえば「へちま加持(かじ)」によるぜんそく封じや無病息災で知られる寺。しかし、また「懸寄(かけよ)せの神」でもあるという。寺が神というのは奇妙だが、ここには実際に1枚めに掲載したように鳥居があり、ご神体を祀っていて、禅院にして神社の造りなのである。



懸寄せとは、すなわち「集金にご利益がある」ということ。毎月5日が1年のうちでめったに訪れない申(さる)の日に重なったとき、赤山禅院にお詣りをすると吉運に恵まれるという言い伝えがある。そのことから江戸時代には毎月5日を集金日とする習慣が生まれ、商人たちはこの寺に5日講詣りをしてから集金に出かけるようになった。ここから「五十払い」の風習が始まったという。





赤山禅院からはるか西、嵯峨の車折(くるまざき)神社にも、スムーズな集金を祈願する人が多いという。車折神社は清原頼業(きよはらよりなり)を祀る神社で頼業の「より」がお金の寄りをよくし、「なり」で商売が成り立つのだとか。あっけないほど単純明快であるが、本当にご利益があるのかどうか。こちらも江戸時代に始まったというから、江戸時代の商人たちは、よっぽど集金で苦労したのだろうか。



赤山禅院は千日回峰行(せんにちかいほうぎょう)の行者にはゆかりが深く、京都御所から東北の方角にある鬼門として、赤山の拝殿屋根の赤猿は御所の東北隅に置かれた木彫りの猿(猿ヶ辻の猿)と互いに向き合っていると伝えられている。



本殿に掲げられた「皇城表鬼門(こうじょうおもてきもん)」の文字にはそうした意味がこめられているという。いずれにしても関西で日常的にある「五十払い」のルーツも京都にあったというお話…今京都。


 

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