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rrbのブログ - 2009/03のエントリ

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天を仰いで思うこと 千里眼 2009/03/11 12:00 am

んりがん…遠く離れた所や、将来のこと、人の心の奥底などを見通すことのできる能力。洞察力があること。
◇ちょっと予備知識 → 「千里」は約4000km。
                類義語に天眼通(てんがんつう)・先見(せんけん)・洞見(どうけん)がある。


のネタ雑学(15)
シロアリはゴキブリの仲間!?  (旧フォトヴィレッジ 2007年1月27日掲載)



シロアリといえば、日本では家を食い尽くす害虫とされている。ところが、熱帯地方に生息する種類は、土や木片を材料に塔をつくって、ほとんど人間に害を与えることがないらしい。その塔は巨大なものになると高さ6m、基部の直径は30m、その中で200万匹以上のシロアリが、一生、外にでることなく規則正しく生活するという。


(水銀灯に照らされているのを撮ったのだけれど、イマイチね…)

さらに驚くことに、塔の内部は完璧なエアコン装置がつくられていて快適そのもの。外気に関係なく、常に温度は30℃、湿度は98%に保たれているという。この秘密は、厚さ40〜50cmの外壁と、水をくみ上げるための地下45mに達する井戸がつくられていることだという。また、煙突や無数の穴がつくられているので空気はいつも浄化されるというから、全くもっての驚きである。この自然を利用した装置は、人間も学ぶところが大きそうだね。


(神戸 生田神社) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

さて、本題のシロアリはアリじゃないとうことだが、結論はシロアリはアリの仲間でなく、いまから3億年も昔にゴキブリから分かれてできた種類だということ。道理でしぶといはずだ…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は本文とは関係ないのであしからず。
★前回はここ(←クリック)


 

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今京都 先入観 2009/03/10 12:00 am

んにゅうかん…ある事柄に対して、初めから持っている固定観念。自由な発想を妨げる思い込み。
◇ちょっと予備知識 → 「先入感」とのは誤り。
                類義語に先入見(せんにゅうけん)・先入主(せんにゅうしゅ)・成心(せいしん)・
                色眼鏡(いろめがね)がある。


とんぼ(童謡物語第3弾)  (旧フォトヴィレッジ 2006年10月17日掲載)

「赤とんぼ」
作詞:三木露風 作曲:山田耕筰

ゆうやけ こやけの あかとんぼ   おわれて みたのは いつの ひか
やまの はたけの くわの みを   こかごに つんだは まぼろしか
じゅうごで ねえやは よめに ゆき   おさとの たよりも たえはてた
ゆうやけ こやけの あかとんぼ   とまって いるよ さおの さき

老若男女を問わず、最も人気が高い童謡といえるのが「赤とんぼ」。なんとなくこの光景は幼いときに体験している…と、思ってしまう。頭の中での美化現象化もしれないけれど、この童謡にも裏話が存在している。裏話の代表のひとつは一般に知られるまでに相当の時間を要したということだ。
もうひとつは
 ♪ おわれて みたのは いつの ひか
という部分。さて、どんな裏話があるのだろうか…。


(「捕まえてごらん」と言われてるようだったので…)

三木露風が作詞したのが1921(大正10)年、露風32歳。山田耕筰が作曲したのは、6年後の1927(昭和2)年。レコードになったのが、さらに4年後の1931(昭和6)年。しかし売れなかったのである。売れない理由もちゃんとあった。
突然だけれど「夢」という言葉を声に出して発音してみて欲しい。「ゆ」よりも「め」のほうが高い音で発するのが普通のアクセント。音楽になっても一緒で当時は「ゆ」より「め」のほうが高い音を使うのが普通とされており、それがヒット作を生み出す手法のひとつだとされていた。ところが、この「赤とんぼ」は珍しくアクセント完全無視の曲であったということ。
 ♪ こかごに つんだは まぼろしか
の「つんだ」「まぼろし」が逆。通常、話し言葉では「つんだ」「まぼろし」は「つ」と「ぼ」にアクセントがある。しかし曲では「つ」「ま」にアクセントがつけられている。その他にもアンバランスがたくさん存在している。今一度、話し言葉のアクセントと曲の音の高低を考えながら検証していただければわかると思う。それが、売れなかった最大の理由ということだ。


(「寄りすぎだろ!」って言われそう…)

この曲が突然クローズアップされたのは映画がきっかけ。松竹映画「ここに泉あり」は、その年の人気ベストテンで5位に選ばれたヒット作品。その映画の感動を覚えずにはいられないシーンで子供たちが歌っていたのがきっかけとなる。また外国曲に日本語の歌詞をつけた歌も増えてきたので、いつの間にかアクセントの違いなどはあまり問題視されなくなったという背景も手伝っているという。
ドラマからヒット曲が誕生する先駆けだといえる。で、ヒットするようになってから、「この歌のある部分の歌詞が不思議だ」という議論がされるようになった。
その部分とは、
 ♪ おわれて みたのは いつの ひか
というところの「おわれて」である。最近は「追われて」と勘違いされているようだけれど、正しくは「負われて」。で、誰の背中に負われて赤とんぼを見たのか…ということが議論されるようになった。結論から言うと「ねえや」。「ねえや」とは当時、女中さんとよばれた子守奉公の女の子のことで子守娘のこと。
「私の作った童謡『赤とんぼ』は、なつかしい心持から書いた。ふりかえってみて、幼い時の自己をいとおしむという気持ちであった。私の子守娘が、私を背負って広場で遊んでいた。その時、私が背の上で見たのが赤とんぼである」と1937(昭和12)年に日本蓄音器商会から発行された『日本童謡全集』に記されていたという。


(コスモスを背景にキレイに…)

と、なれば母がまだ若い頃から「ねえや」がいた裕福な家庭だったのか…イヤイヤ、露風の父は裕福に育った影響からか、自由奔放で身持ちが悪く、露風の母を実家に戻した後すぐに後妻を迎え、弟も生まれているという。そういう環境に露風は育っている。一番母親が恋しい時代に引き裂かれた露風にとって、「ねえや」が母親代わり。母への思慕、そして母を思い悲しむ胸のうちがこの童謡をつくり上げ、映画をきっかけに日本の名曲へと育っていった。
 ♪ ゆうやけ こやけの あかとんぼ
どこかに憂いがあって、どこかに悲しい響きがある『赤とんぼ』。子の母への思慕がその根底にあったということではないだろうか…今京都。 ※写真は京都の風景で本文とは関係ないのであしからず。
★前回の童謡物語第2弾「里の秋」はここ(←クリック)


 

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天を仰いで思うこと 善後策 2009/03/09 12:00 am

んごさく…起こった事柄に対して、うまく後始末するための方策。
◇ちょっと予備知識 → 「前後策」と書くのは誤り。
                類義語に措置(そち)・善処(ぜんしょ)がある。


のネタ雑学(14)
磁石がなくても大丈夫、時計で方角がかわる?  (旧フォトヴィレッジ 2007年1月7日掲載)



山を歩いていて、方角がわからなくなったら大変。地図があっても、磁石がなく方角がわからなくなったらお手上げ。でも日が射していて、時計があれば大丈夫。方法は簡単。まず短針と12時を二等分する位置に太陽をあわせる。つまり、現在時刻が2時なら1時の位置に太陽がくるようにする。その位置で12時が差している方角が南、6時の方角が北、3時が西で9時が東となるということ。



別の方法では、短針を太陽の方向に向けた場合は、短針と12時の方角の中間が南となる。山の中でなくても、ちょっと方向音痴の方は知っていて損はない智恵だ。


(神戸 湊川神社) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

天気が悪かったらこの方法は使えないけれど、そんな時は木の枝ぶりを見る。枝がよく伸び、生長が早いほうがだいたい南側となるから、大きく迷うことはなくなるはず。時計を使った方法で方角はわかるけれど、アナログの時計でないとダメ。アナログは便利かも…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は本文とは関係ないのであしからず。
★前回はここ(←クリック)


 

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今京都 瀬戸際 2009/03/08 12:00 am

とぎわ…物事の勝敗や成否などの、重大な分かれ目。運命の分かれ目。
◇ちょっと予備知識 → 「瀬戸」は狭い海峡。瀬戸と海との境界のことから。
                類義語に境目(さかいめ)・鍔際(つばぎわ)・先途(せんど)・
                土俵際(どひょうぎわ)がある。





(カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4)

和み、癒し、どの言葉も当てはまると思うよ、羅漢さん。見ているとイヤなことを忘れさせ、心優しくなれるような気がする…今京都。

蔵物語(247)



道ばたに安置されているお地蔵さん。お地蔵さんの宝庫だ…今京都。


 

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今京都 赤裸裸 2009/03/07 12:00 am

きらら…包み隠しのないこと。ありのまま。
◇ちょっと予備知識 → 「赤」は、裸、むき出しのこと。何もみにつけていない丸裸ということから。
                類義語に露骨(ろこつ)・暴露(ばくろ)・裸出(らしゅつ)がある。
                対義語は隠蔽(いんぺい)・婉曲(えんきょく)。


の秋(童謡物語第2弾) (旧フォトヴィレッジ 2006年10月12日掲載)

「里の秋」
作詞:斉藤信夫 作曲:海沼 実

静かな 静かな 里の秋 お背戸に木の実の 落ちる夜は
ああ母さんと ただふたり 栗の実煮てます いろりばた

あかるい あかるい 星の空 鳴き鳴き夜鴨の わたる夜は
ああ父さんの あの笑顔 栗の実食べては 思い出す

さよなら さよなら 椰子の島 おふねにゆられて 帰られる
ああ父さんよ ごぶじでと 今夜も母さんと 祈ります

この「里の秋」、最初は故郷を思い出す秋の景色の童謡として作られたのではなく、背景には第二次世界大戦の暗く悲しいドラマが潜んでいる。この歌がはじめて放送で発表されたのは戦争が終わった年の1945(昭和20)年の12月24日。この日の午後1時、南方で戦っていた兵士の引き揚げ第一便が浦賀港に入港することを祝してNHKが特別番組を放送するという中での一回きりの放送だけに作られた。



1945(昭和20)年8月15日、敗戦。日本人は希望も夢も、そして食べるものもなく、焦土に立ちすくむ。9日前には広島に、6日前には長崎に原子爆弾が落とされ多くの尊い命が一瞬にしてはかなく消えた。そんな中で兵士の引き揚げ船が日本に着くというニュースは忘れかけていたひとつの明るさの象徴だった。大勢の出迎えの人々が浦賀港の埠頭をうめつくし、この感動の場面の放送の中で歌われた。



戦地から運良く帰ってきた人たち、船がつくたび迎えに行っても帰らぬ人たち…。
 ♪ おふねにゆられて 帰られる …
その頃はまだ、戦地から父や夫、兄弟、息子たちが帰っていない家族がたくさんいた。その中には結婚を約束した恋人を待つ人もいた。
 ♪ ああ父さんの あの笑顔 栗の実食べては 思い出す …
人々は、それぞれの境遇に照らし合わせながら、この歌を聞きおのおの涙を流した。そこは悲しみと喜び両方のドラマがいつも生まれたに違いない。童謡「里の秋」にはこういう背景があったといわれている。



この説が正しいかどうかはわからない。けれど、夫の戦死の報が届いて、やむなく他の人と結婚した後に夫が帰り着いたという例、父も母も身寄りも亡くした子が人身売買された例、食べる物すらなく代わりに自分の身体を売る夜の女に変貌していった人の例。これらは事実であり、その事実は全て戦争が生み出した悲劇といえる。
戦争は全てを狂わせ、全てを失わせる。戦争を知らない子供たちの世代になっても、こんな悲しい童謡を二度とふたたび、子供たちに歌わせないためにも、戦争がいかに無意味でつまらないものかを決して忘れてはいけないと思う。しかし、世界のどこかで今でも争いは絶えていない…今京都。 ※写真は京都府南丹市美山町の「茅葺きの里」(2007年撮影)で本文とは関係ないのであしからず。
★前回の童謡物語第1弾「七つの子」はここ(←クリック)


 

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