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rrbのブログ - 2009/02のエントリ

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天を仰いで思うこと 下克上 2009/02/13 12:00 am

こくじょう…下位者が上位者をしのぎ、地位を取って代わること。
◇ちょっと予備知識 → 南北朝時代末期から戦国時代にかけて見られた風潮。「下剋上」とも書く。


のネタ雑学(4)
洗濯物が大気の乾燥した冬より湿度の高い夏のほうが早く乾くのは? (旧フォトヴィレッジ 2006年11月20日掲載)



雨ばかりでジメジメした梅雨の季節は洗濯物が乾かなくて大弱り。家中に洗濯物がぶら下がることも珍しくない。しかし、夏はいくら湿度が高くても数時間もあればパリッと乾く。冬はどうかといえば、太平洋側は晴天が続き、乾燥注意報がでることもしばしば。それでも、夏より乾く時間がかかる。



これは大気中の水分許容量が気温に比例して多くなるためだという。気温の高い真夏では、いくら湿度が高くても、大気中の水分許容量が多いので洗濯物の水分はどんどん蒸発していき、冬は気温が低くなればなるほど、許容量は減ってしまう。木枯しの吹く寒い戸外より暖房のきいた暖かい室内のほうが乾きが早いのはこのため。


(神戸 生田神社) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

室内に干すときクシャクシャにした新聞紙を干し物のの真下においておくと乾きも早く、室内干しの臭さもマシになると祖母に教えられた。これは新聞紙の吸水率が高いため。生活の知恵は大切だ。一度お試しあれ…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は本文とは関係ないのであしからず。
★前回はここ(←クリック)


 

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今京都 首実検 2009/02/12 12:00 am

びじっけん…実際に会ってみて、本人かどうか確かめること。
◇ちょっと予備知識 → 昔、戦場で討ち取った敵の首が本物か否か、大将みずから検査したことから。
                「首実験」と書くのは誤り。


わばら、くわばら  (旧フォトヴィレッジ 2007年7月19日掲載)
何か恐ろしいことがあると「くわばら、くわばら」と唱える。特に昔は雷除けのおまじないであったという。なぜ「くわばら、くわばら」なんだろう。そもそも「くわばら」って何?という疑問を持つ。その由来にはさまざまな説があってハッキリしない。よく知られているのは京都ゆかりの説だということがわかった。



そもそも「くわばら、くわばら」は、「うるさい」と関係があるという。「うるさい」といえば菅原道真のタタリ伝説。この「くわばら」もタタリ伝説からきているというから驚きである。
ここで当時の出来事を列挙すると、

  901年 菅原道真が九州・大宰府に流される。
  903年 道真、大宰府で悲憤のうちに死去
  909年 道真左遷を謀った左大臣・藤原時平が39歳で急死する。
  915年 京の都に疱瘡(ほうそう)の病が大流行
  916年 都の水が涸渇し、干ばつに苦しむ
  922年 京に咳病が流行
  930年 清清涼殿落雷事件。
       大納言藤原清貫と右中弁平希世が震死、醍醐天皇はショックで病気となり、秋に崩御。
  938年 天慶の大地震。宮中の内膳司崩れ、堂塔・仏像も多く倒壊。
  959年 藤原師輔が北野の地に社殿を造営。

となる。



これだけの事件が続いているので、この時代を生きた人々の憂鬱な気持ちと社会不安が想像できる。実際に道真公の怨霊を鎮める北野天満宮が造営されるまで、50年近くの歳月が流れているのである。特に、930年の清涼殿落雷事件により、人々の不安は一気につのり、道真の怨霊が天神・雷神となって現れたに違いないと語られるようになった。これを受けて、道真の領地である「桑原(くわばら)」の地だけは落雷も避けられると信じられるようになり、いつの頃からか雷除けに「くわばら、くわばら」と唱えだしたという。



「御殿もゆらぐ雷声、わっとひれふし女房たち、世直し、世直し、桑原と、生きたる心地はなかりけり」とは近松門左衛門の「日本振袖始」の一節。平安時代の清涼殿落雷事件は、700年後の江戸時代にまで、語り継がれていた。それにしても雷も恐いが、天災や社会不安につきものの流言(りゅうげん)も恐い。今では、こちらのほうがある意味で「くわばら、くわばら」かも知れない。意外なことに語源が京都にあった言葉のお話vol.4(改訂・再掲)…今京都。 ※写真は京都の町並みで本文とは関係ないのであしからず。
★前回の京が語源「うるさい」はここ(←クリック)


 

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天を仰いで思うこと 口八丁 2009/02/11 12:00 am

ちはっちょう…口が達者なこと。また、その人。
◇ちょっと予備知識 → 「八丁」は物事に巧みなこと。
                「口八丁手八丁」でしゃべることもすることも達者なこと。
                類義語に口巧者(くちこうしゃ)・口達者(くちたっしゃ)がある。
                対義語は口下手(くちべた)・口不調法(くちぶちょうほう)。


のネタ雑学(3)
南極と北極ではどっちが寒い? (旧フォトヴィレッジ 2006年11月17日掲載)



シロクマは北極にしかいない。ペンギンは南極にしかいない。シロクマの体毛と脂肪の厚さを考えると、北極のほうが寒い気がするけれど、実際のところはどうなのだろう? と疑問をもった。
地形的に考えると、南極は大陸が海に囲まれていて、北極は周りを大陸に囲まれている。陸地は暖まりやすく冷えやすい、そして水は暖まりにくく冷えにくい性質がある。ここから考えると、夏には気温が上がるけれど、冬の寒さは南極のほうが厳しそう。



実際に気温を調べてみると、南極の中心部では最低気温がマイナス60度まで下がるが、北極ではマイナス30〜40度くらい。南極のほうが寒い。気温の差だけでなく、北極では風が弱いため、吹雪にならない限り寒さはしのぎやすいが、南極では強い風が吹くことが多い。これが厳しくなると、ブリザードと呼ばれる氷片を含んだ激しい風が吹き荒れる。結局、北極より南極のほうが寒い。


(神戸 湊川神社) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

地球温暖化の影響で北極も南極も温度が上昇している。「地球は病んでいる、そしてその症状は確実に悪化している」と何かの本に書いてあった。2100年には6℃近く温度が上がる。北極も南極も暖かくなり人類は、地球はどうなってしまうのだろうかと考えると空恐ろしいことだ…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は本文とは関係ないのであしからず。
★前回はここ(←クリック)


 

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今京都 金字塔 2009/02/10 12:00 am

んじとう…永く後世に伝えられる不滅の業績。だれも達成したことのない偉業。
◇ちょっと予備知識 → ピラミッドのように、金の字の形をしている塔から。
                類義語に偉業(いぎょう)・大業(たいぎょう)がある。


るさい  (旧フォトヴィレッジ 2007年7月15日掲載)
「うるさい」は「うるさし」がもと。その語源は平安時代にまでさかのぼる。もともと「うるさし」は「右流左死」。このただならぬ字面にはちゃんとエピソードがある。京都・北野天満宮に祀られる学問の神様・菅原道真。道真公が平安時代、右大臣についたとき、いっぽうの左大臣は藤原時平。ふたりはいずれも並外れた優秀さで、互いに激しいライバル意識を持ち合わせていた。



晩年、道真が九州の大宰府に流され、悲しみのうちに亡くなる。それは宇多天皇の信任厚い道真を左遷し、政界において藤原氏の地位を揺るぎないものにしようともくろむライバル時平の陰謀だった。ところが都で胸をなでおろしたはずの政敵・右大臣時平。いよいよこれからというときに、時平が39歳の若さで急死するという事件が起こる。以後、京の都に災難や天変地異が起こりはじめる。そしてついには、御所の清涼殿が落雷にあい炎上。即死者は出るし、醍醐天皇はショックを受けて病に倒れるし、あげくのはてはその秋に死去するという悲劇が続いた。



都の人々は、「これぞ道真公のたたりじゃ! 右大臣が流され、左大臣が死に『ああ右流左死』」と嘆いた。「うるさし」はここから生じた言葉だと、平安時代の故事や世間の雑事を語った話をまとめた「江談抄(ごうだんしょう)」には書いてある。平安時代から歳月が流れて、鎌倉時代の吉田兼好は「徒然草」第35段のなかで、
手のわろき人の、はばからず、文書き散らすは、よし。見ぐるしとて、人に書かするは、うるさし
(筆の下手な人が、遠慮なく、手紙をどんどん書くのはよい。見苦しいと、人に書かせるのは、わざとらしくていやみだ)と、「うるさし」という言葉をこのように使用している。



現在、用いられている「うるさい」という言葉が意味する「面倒」だとか、「しつこい」だとか、「やかましい、騒々しい」だとかいった意味はここには感じられない。「わざとらしくて嫌気がさす」、つまり「策を弄す」とか、「背景に謀りごとがある」という点では「ああ右流左死」の時代の語源がまだ生きているように思える。
現在でも「ああ右流左死」のニュアンスが残っている用い方は「あの人は写真にはうるさい」などだう。意味は「並で満足せず高い水準を求めてしつこいさま」ということだ。また、夏目漱石は「うるさい」を「五月蝿い」と漢字で書いている。これは、五月の蠅は追っても追っても飛んできてまとわりつく、しつこい(京都人は「ひつこい」と発音する場合が多い)、いやになる、もううるさい! という代表的な用い方かも知れない。意外なことに語源が京都にあった言葉のお話vol.3(改訂・再掲)…今京都。 ※写真は京都の町並みで本文とは関係ないのであしからず。
★前回の京が語源「水に流す」はここ(←クリック)


 

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天を仰いで思うこと 麒麟児 2009/02/09 12:00 am

りんじ…才能があり、優れている少年。将来を期待されている若者。
◇ちょっと予備知識 → 「麒麟」は中国の想像上の動物。優れた人物のたとえ。
                類義語に神童(しんどう)・鳳雛(ほうすう)がある。


のネタ雑学(2)
空が青いのはなぜ?  (旧フォトヴィレッジ 2006年11月7日掲載)



宇宙から見た地球は、まさに「水の惑星」という名にふさわしい美しい青色。暗い宇宙にあって、そこだけが生命の息づく場所という気さえする。地球が青く見えるのは、地球を取り巻く大気の粒子が太陽の光を反射するためで、空が青く見えるのも同じ理由による。太陽の光は白色光で、プリズムで見ると虹の色でおなじみのように赤、橙、黄、緑、青、青紫、紫の七色に分かれる。波長の長い、赤、橙、黄色などの光は大気を通るうちに吸収されてしまうことが多く、波長の短い青や緑色の光は大気中の粒子にぶつかって散乱するため、人間の目に届くことが多いというわけ。だから空は青く見える。



さて、色の話が出たついでに、もうひとつお話。虹は何色? 日本では、虹は7色というのが当たり前。しかし世界では虹の認識は様々。色相関図などから分かるように、本来、色というのは連続的なもの。それをそれぞれの文化がここが青、ここまでが赤とか独自に決めているだけ。それぞれの国で何が重要だったかによって色の認識も違う。したがって、虹は2色だという国があってもおかしくない。実際に2色、3色、5色、6色という国が存在している。


(ちょっと神様になった気分)
(神戸 生田神社) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

また、日本には青信号・青竹・青虫など、緑色のものに青という名前がついているものが多くある。これは日本の文化にはもともと緑という色が無かったからで、このように文化の違いが色々な見解の境界をつくっている。文化の違いによる境界のお話はいずれまた…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は本文とは関係ないのであしからず。
★前回はここ(←クリック)


 

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