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rrbのブログ - 2010/02のエントリ

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おやかまっさん おばけ 2010/02/28 12:00 am

ばけ
節分の日に、老女は若い娘の姿に、良縁を得るために若い娘は人妻の髪形に結ってバケルこと。娘の振り袖を着る母親、桃割れの髪形の祖母。「節分の日にはオバケが見られたもんや」 戦後、若い娘の日本髪をオバケとも言った。
髪形や着物の着付けを装う人もオバケである。吉田神社や壬生寺へ厄除け参詣するとき、常の日はできないような派手な髪形や服装をしてめかす。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

蔵物語(297)と羅漢





いよいよ、2月も終り、明日から3月だ。一年の中でも一番平均気温が低いのが2月。2月が過ぎると、厳しい冬を乗り切ったという感じがする。これからは三寒四温となり、春へと加速していく。太陽の光もどことなく、春めいた感じだ。
しかし、3月は年度末の最後の月。何かと慌しい日々が続く。もしかしたら、ブログの更新が停滞することもあり得る。今年の3月はいつもの年とちょっと違うかもしれない…ということで、今回のお話はおしまい。どうも、おやかまっさんどした。


 

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天を仰いで思うこと やっこはらいまひょ 2010/02/27 12:00 am

っこはらいまひょ
ヤッコハライは節分に厄払いに来る人。「厄払い」の訛り。節分の夜、家の表に立って「ヤッコハライマヒョ」と呼んだ。米・金銭・豆の紙包みを与えると、「ああら、めでたいめでたいな、めでたいことで払おうなら、鶴は千年亀万年、浦島太郎は八千歳」と唱えた。節分に「ン」が二つつくもの、ニンジン・カンテン・ギンナン・レンコン・ポンカン・キンカンを七色食べると、運が開けるという。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)





ひとくくりにするのではないが、今の子どもたちは現実的で、ドライな考え方をすると思っていた。でも、そうでもないらしい。最後のところでは、やっぱり祈るようだ。受験シーズン本番を迎え、「学問の神さま」で知られる菅原道真をまつる京都市上京区の北野天満宮の絵馬掛所には、合格祈願の絵馬が、それこそ鈴なりの状態である。1年間で10万枚を超すというから驚くばかりである。



家族ら本人以外が奉納したものも当然ある。「○○ちゃん 今度こそ、難関突破」は母の切なる思い。「3年2組 祈!全員合格」は中学の教師。何といっても多いのは受験生自身による奉納だ。一枚一枚、絵馬を眺めていくと、地元京都はもとより、全国各地に及んでいる。中学、高校への志望校を見ると、たいてい1校だが、大学受験になると複数が多い。なかには、5校も6校も大学名を挙げ、どこか1校でも…といった記述も見受ける。以前、一家で大学受験に出せる金額は10万円が限度と聞いたことがある。平均で2〜3大学の受験といったところか。


(神戸) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

さらに、絵馬を見ていくと、公務員試験をはじめ資格試験の合格祈願や、就活についての願いも目につく。「両親を安心させるため良い会社に正社員で就職できますように」とする大学生の絵馬は、時代や世相をも浮き彫りにさせている。
たまに見る、ダンスやさんすうを「がんばる」と、たどたどしい文字で書かれた絵馬。どこかホッとする。ご加護は平等で、本人の努力があってのことだとしても、10万の願いともなると、菅公もさぞかしお悩みのことだろう…と、天を仰いで思うこと。


 

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今京都 おこぼ 2010/02/26 12:00 am

こぼ
木履(ぼくり)。舞妓などが用いる裏を刳り貫いた下駄。幼女の履く塗り下駄。「オコボの音がして舞妓さんが来やはった」 履いて歩くとコボコボと音がする。コボにオを付けオコボとした。コッポリとも。東京ではボクリを促音化してボックリ。草履はジョジョという。「赤いベベ(着物)着てジョジョ履いて」 祇園ではジョジョハイタトトは牛肉のこと。「ジョジョハイタトト食べたいな」(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

を制する
海だった京都、水浸しの盆地の周縁部に人が住みつくようになったのは、遅くとも数万年前のことであるという。北西の沢ノ池遺跡では旧石器が発見されており、続く縄文時代には北東の北白川一帯から縄文式土器や石器が出土している。弥生時代に入ると湿潤な土地を利用した農耕地域が桂川流域や北白川、深草に広がり、大規模集落も点在するようになった。5世紀になると、大和の地は既に過密状態となり、フロンティアを目指す渡来系豪族や新進豪族が次々と山代(のち山背から山城)へと進出したということだ。



一説には、新羅から渡来したとされる秦氏は嵯峨野の太秦付近に本拠を置き、当時の先端技術で桂川にダム(葛野大堰)を築く。桂川は古来頻繁に氾濫を繰り返す暴れ川で、治水・利水が定住の要だった。秦氏はまた、養蚕・機織の技術を広め、殖産興業を巨富へとつなげていった。のちの長岡京・平安京造営の際には、多額の支援をし、古代京都開発の功労者となった。
一方、大和の葛城(奈良県西北部)にいた賀茂氏は盆地を北へと進み、鴨川上流域に住み着いた。賀茂は神の意とされ、古くから神事を司る氏族であった。鴨川という名の由来にもなったが、こちらは氾濫の少ない上流で川を制したということだ。
秦氏と賀茂氏、いずれにしても、水を制するものが山代を制すということか…今京都。(『京都のふしぎ発見』より)


 

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おやかまっさん しんせつに 2010/02/25 12:00 am

んせつに
「親切に」の意味のほか、京ことばでは「大切に」の意味でも使用した。「シンセツニ使う」「シンセツニご飯を炊く」「シンセツニ掃除する」 室町時代語を集めた『日葡辞書』に、親切は「フカイタイセツ」とある。大切な、貴重なの意味でタイセツナイともいう。「こんなタイセツナイもんを長いことお借りしまして」 ダイジナイも「大事な」の意味で使う。「そんなダイジナイもんおくれやすのんか」(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

蔵物語(296)と羅漢







出張やらでちょっと時間がありませぬ。写真のみの掲載で堪忍しておくれやす。


 

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今京都 がさ 2010/02/24 12:00 am


がさつく人。落ち着きのない人。「あの子はガサで落ち着いて勉強できひんのやないか」「あの娘ガサやけど、よう気がつくのや」形容詞はガサイ。のろくて鈍いさまをグズイといい、そういう人をグズと呼ぶ構成と同じ。ガサツクは、がさがさするの意味で、「箱の中でカブトムシがガサツイてるわ」のようにいう。雑草や雑木の密集地はガサワラというが、ガサは擬態語。ワラは「原」から。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

見(いちげん)さんおことわり
「一見さんおことわり」とは、初めてのお客様だけでのご来店はおことわりします、という意味で、主に祇園のお茶屋さんなどで行われているシステムだ。祇園に芝居の『忠臣蔵』でも有名な一力(いちりき)というお茶屋さんがあり、「一力につれてってえな」「つれてったる、前まで」という笑い話があり、そのお茶屋さんにはお馴染みさんの紹介が無い限り、中に入れてもらえない。表面的には、京都の商売はお客様を差別しているように捉えられるかもかもしれないが、決してそうではない。本当は、お客様により満足してもらい、幸福感を味わっていただきたいと願う京都商法の原点ともいうべきものである。京都はお馴染みさんともご贔屓さんともいわれる顧客をとても大事にするところ。大切な時間を割いて来ていただいた客に楽しいひと時を過ごしていただけるように最大限の努力をする。そのために、一見さんをおことわりしているともいえる。



商売の常道からいえば、不特定多数の人々にご来店いただき、売り上げを上げることが最も大切だと考えられがちだか、そこには本当の意味でのサービスが存在しないと京都の商売人は知っている。京都でいうところの本当のサービスとは価格競争でもないし、うわべだけの美しい言葉や笑顔でもない。お客様の好みなどをしっかり把握し、その人に合わせた対応、もてなしをするのが最高のサービスだ。客のお好みの部屋を用意し、掛け軸や花を選び、その客が本当に満足するように心くばりをする。
一見の客を粗末にするということではなくて、一見さんにはおもてなしをするデータそのものがない。京都の商売は一過性のものを好まない。たとえ細々であっても、長く続けていくことが一番大切だと思っている。客とのつきあいを長く続けていくことに神経を使い、その客の要望に応えていきたいと願っている。京都人は商売が下手だといわれるが、むしろそういわれることに誇りを持っている。



京都ならではの「一見さんおことわり」。こんなところにも京都人の気質を見出すことができると思うし、マニュアル化されすぎたサービスが少しずつ見直されてきた昨今、京都のサービスの心と知恵を的確に把握することが、21世紀においても商売人として確実に生き延びることが出来る最良の道だと思う。そういえば、行きつけの店は客の口に併せて味付けなどを変えていた…今京都。


 

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