rrbのブログ - 2009/12/24のエントリ
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今京都 まねき 2009/12/24 12:00 am
まねき
京都南座の顔見世興行の招き看板。客を招き入れるからマネキ。南座の前を通る人々が正面二階のマネキを見上げると、青竹の矢来が組まれ、それを覆うマネキ看板が50枚あまり、ニ段組で11月24日ごろの深夜から朝に上げられる。マネキ看板は桧の一枚板で役者の名前が筆太の勘亭流と呼ばれる字体で書かれる。「マネキが上がりましたえ、もうすぐ師走どすな」(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
騎士像 (旧フォトヴィレッジ 2007年4月1日掲載)
西陣の、とある児童公園に西洋風の甲冑に身を固めた青銅色の像が公園の中を見つめている。伝統産業のイメージが強い西陣には少し不似合いな感じも…。写真からもわかるように腕が折れ、コンクリートがむき出しになっている。その姿が何か痛々しい。像からわかるのは昭和54年3月という建立年月だけで、像の名前も誰が何のために建てたのかも書かれていないので全く不明。
調べたところ、この像を建てた人は、公園の世話が大好きで、地蔵のほこらを建てたり、桜の木などを整備していたおじいさんだということ。このお地蔵さんもそのおじいさんの手によるものかも知れない。さらに既に亡くなっていて、その御家族も西陣を離れてしまったているということ。子供が大好きで、子供を守ろうという願いをこめて作成したのかどうかも不明。
さらに調べるとある本の中には、両腕を組んで胸の前でしっかりと剣を握る姿が紹介されていた。子供たちが親しみを込めて登って遊んでいるうちに壊れたのか、誰かが故意に破壊したのかも不明で、どんな目にあって今の姿になったのかは分からない。
ただ、傷ついた像は今も公園の入り口に立ち、お地蔵さんといっしょに公園内で遊ぶ子供たちを見守っているに違いないという想像だけが駆け巡る…今京都。
京都南座の顔見世興行の招き看板。客を招き入れるからマネキ。南座の前を通る人々が正面二階のマネキを見上げると、青竹の矢来が組まれ、それを覆うマネキ看板が50枚あまり、ニ段組で11月24日ごろの深夜から朝に上げられる。マネキ看板は桧の一枚板で役者の名前が筆太の勘亭流と呼ばれる字体で書かれる。「マネキが上がりましたえ、もうすぐ師走どすな」(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
騎士像 (旧フォトヴィレッジ 2007年4月1日掲載)
西陣の、とある児童公園に西洋風の甲冑に身を固めた青銅色の像が公園の中を見つめている。伝統産業のイメージが強い西陣には少し不似合いな感じも…。写真からもわかるように腕が折れ、コンクリートがむき出しになっている。その姿が何か痛々しい。像からわかるのは昭和54年3月という建立年月だけで、像の名前も誰が何のために建てたのかも書かれていないので全く不明。
調べたところ、この像を建てた人は、公園の世話が大好きで、地蔵のほこらを建てたり、桜の木などを整備していたおじいさんだということ。このお地蔵さんもそのおじいさんの手によるものかも知れない。さらに既に亡くなっていて、その御家族も西陣を離れてしまったているということ。子供が大好きで、子供を守ろうという願いをこめて作成したのかどうかも不明。
さらに調べるとある本の中には、両腕を組んで胸の前でしっかりと剣を握る姿が紹介されていた。子供たちが親しみを込めて登って遊んでいるうちに壊れたのか、誰かが故意に破壊したのかも不明で、どんな目にあって今の姿になったのかは分からない。
ただ、傷ついた像は今も公園の入り口に立ち、お地蔵さんといっしょに公園内で遊ぶ子供たちを見守っているに違いないという想像だけが駆け巡る…今京都。