ID : Pass :  | register
フォトヴィレッジ
(rrbのブログ)
上手い下手は関係なし
感じたままの気ままな
写真と言葉を掲載
*画像は全てリサイズ済*
 
------------------------------
《写真カテゴリ》
*
京都の町の
そぞろ歩きは
今京都
* *
スズメさんで
天を仰いで思うこと
* * *
四方山話は
おやかまっさん
* * * *
京都以外の町で
足の赴くままは
◆◆なう
------------------------------
色々とチャレンジする
rrbのブログ
フォトヴィレッジ




Photographer affectation
Delivered from Kyoto
Since 2006/4/25
Since 2007/12/9
(Renewal Start)
Copyright (C) 2006
www.rrbphotovillage.jp
All Rights Reserved
カレンダー
« « 2010 2月 » »
31 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 1 2 3 4 5 6
ご案内
今京都記事一覧
京ことば記事一覧
京が語源記事一覧
天を仰いで記事一覧
・スズメの写真
------------------------------
アクセスカウンタは
不具合のため
運用停止中
2017/9/27
過去ログ
     

rrbのブログ - 2010/02のエントリ

ヘッダーナビゲーション

現在のカテゴリー位置

サイト全体のカテゴリーナビゲーション

天を仰いで思うこと ひざつき 2010/02/08 12:00 am

ざつき
芸事の師匠について習うときの入門料、礼物。束修。膝をついてお願いするのでいう。「ヒザツキが必要どす」 もと膝突は座具であった。宮廷の祭祀で、地面に跪くときに、衣服が汚れないないように地上に置いた半畳ほどの布または薦(こも)の敷物。「膝つく」から。束修は古代中国で師匠に入門のとき、贈り物として持参した。「束ねた乾肉」の意。入門時の贈り物、入門納付金になった。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)





長い週末休みだったような感覚は、三が日明けが月曜日のせいでもあった。静かな中にもピンと張りつめた正月独特の緊張感が年々薄まる気がした今年の正月。街がにぎやかになり、季節感が失われたのかもしれない。点在するコンビニはもちろん、スーパーなど量販店の多くは元日から営業。百貨店も2日には開く。年々早まる初売りは「福袋」にけん引されたという。



インターネットで調べてみると、江戸時代に大丸が端切れ入りの徳用袋を売ったのが始まりとある。が、現在の流行は1980年代からだという。これは、コンビニ隆盛の時期と重なる。10年ほど前、東京の百貨店が元日に福袋を売って人気になった。老舗が守る「三が日は休み」のルールが崩れた瞬間でもあろう。繁華街の商店もこれにならった。最近はバーゲンを年末に始める店が増え、年末年始の境界線がさらになくなる。


(神戸) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

売り上げがなかなか好転しない流通業界が、景気よく年始をスタートしたい気持ちはわかる。初詣で帰りに買い物するのも楽しい。しかし、安売り競争や休日を短縮する消耗戦はいずれ息が続かなくなる。業界ではリストラも増えている。元気のない消費の尻をたたくより、三が日を休み、心新たに一年を始める商いのスタイルに戻ることはできないだろうか。多くの人がそれぞれの家族と過ごす分、しんと静かな正月の繁華街は、今の時代だからこそ懐かしい気がするのだろうか…と、天を仰いで思うこと。


 

このエントリーの情報

おやかまっさん へぎ 2010/02/07 12:00 am


杉や檜の材を薄く剥いで作った折り箱。寿司や煮物などを入れる。「折」と書く。ヘギイタの略。室町時代から使用。薄く板を削り取るヘグに基づく。「ヘギにご馳走入れて持って行こか」 現在は紙製の折り箱が多くなった。意気地なしをヘゲタレというが、ヘゲは「折れる」ことである。「そんなヘゲタレでは合格でけへんぞ」 タレはタレルから。嘲りの意味の接尾語である。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

蔵物語(293)と羅漢



なんだかんだと言って、気がつけば2月も一週間が過ぎる。毎日更新は無理と思いながらも、なんとか続いている。ひとえに、このブログのシステムのおかげだ。このブログは、タイマー予約ができる。実際の投稿と現れる月日にズレをもたすことができる。つまり、この記事は○月○日の○時にアップと指定しておけば、その時がくれば、自動的に更新しアップしてくれる。



毎日更新していても、事前に全てセットされているのだと、種明かしをしてしまうと、どこか興ざめな感じがする。仕事をしながら毎日更新は、こういう手法でも使わない限りとうてい無理だと思う。事前に仕込んでいる投稿記事もそろそろ底をつきそうだ。



休みの日は休みの日として確保しなければ、ブログのネタどころが、こちらの体力が先に底をついてしまう。ブログを少し休止するのもありかと真剣に検討している…ということで、今回のお話はおしまい。どうも、おやかまっさんどした。


 

このエントリーの情報

天を仰いで思うこと てっぱい 2010/02/06 12:00 am

っぱい
ぬた。葱(ねぎ)・烏賊(いか)・貝類の酢味噌和え。芥子(からし)も添える。「鉄砲和え」を略した形。葱の白い茎の部分がぬるぬるして、中から芯が飛び出すところから鉄砲になぞらえた。「冬のお膳にテッパイがついていておいしおすな」 料理のヌタの語源は、じめじめした土地。泥んこの田圃(たんぼ)で、イノシシが寝転んで体温を冷やす泥深い地面もヌタである。味噌のどろりとした感じが沼田に似ていることから。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

学試験



新型インフルエンザへの厳戒態勢のなか、本年度の大学入試センター試験が先月にあった。不況による国公立大志向の高まりで、志願者は昨年を1万人近く上回ったという。前身の共通1次試験を含め、センター試験が始まって30年余り。受験生を点数で輪切りにし、大学序列化の一因になったと批判を浴びてきたが、今では多くの私立大も利用し、大学志願者の大半が受験する一大イベントになっている。



文部科学省のまとめでは昨年度、高校生の大学進学率は全国平均で初めて5割を突破。京都の進学率は65.8%で全国トップ。滋賀は59.2%の7位で、いずれもかなりの「教育熱心県」といえる。少子化時代でも受験戦争はなお厳しいのかと思いきや、京都市内の大手進学塾によると「大学入試にかつての悲壮感はない」という。推薦やAO入試、得意科目だけの試験や「一芸」など入試が多様化し「どこかには入れる。背水の陣で一般入試に臨む受験生は少数派」らしい。


(神戸) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

激化が著しいのが中高一貫校や難関私立中をめざす中学受験だという。センター試験の第1日めが中学入試の初日だった。不況で私立中全体の志願者が減るなか、進学実績のあるコースは相変わらずの人気だそうだ。「先行き不透明な時代にあって、子に学力だけはつけてやりたいと願う親心の表れ」なのだろう。しかし、「子どものため」という気持ちは理解できるが、本当に「子どものため」なのだろうかと、新聞などに載る一心に答案用紙に向かう児童を見て、何か気の毒にも感じる。一流大学を出ても、自分が不幸になるのは世の中が悪いと犯罪に走る大人が増えている。自分を見失わないように、自分の考えを持ち、「あかんもんはあかん」といえる大人に育てることが、本当の「子どものため」ではないか…と、天を仰いで思うこと。


 

このエントリーの情報

今京都 しまつ 2010/02/05 12:00 am

まつ
倹約。質素。京都人はシマツする暮らしを美徳と考えてきた。金品を必要以上に惜しむケチではない。「手間暇かけてもお金はかけるな」とは台所をあずかる女の心得であった。食生活はシマツを旨とし素材を無駄なく使い切り、安価な材料を手間暇を惜しまずおいしいものにするのがシマツの心。テマモン(手間物)は多種多彩な細工野菜。料理として鉢皿に添える。「鉢もんにはテマモンが大事どす」(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

ごめかごめ(童謡物語第15弾) vol.5 vol.4はここ(←クリック)
しかし「すべる」のだから捕まってしまったというわけだ。それが「すべる」にはまだこんな意味もあった。間をすり抜ける、脱出するのである。そうなれば自由の身を得たという反対の解釈になってしまう。そして最後の意味深長なフレーズ、
 ♪ うしろのしょうめんだーれ
実はこの部分も黄表紙の頃には歌われていなかった。黄表紙にはこの「かごめかごめ」のことを昔から伝わる「かごめ物語」と記している。つまりこれは、最初のうちは「歌」ではなく「お話」、それも脱出の物語として語り継がれていたのである。それを子どもたちが遊びの中で歌をつくり育てていったのだ。



そうなれば自然発生的に語呂合わせのように、最後に
 ♪ うしろのしょうめんだーれ
と、つけたということも考えられる。「神様のいうとおり」などと同列なのだ。この部分が生まれることにより、この遊びは物当てや占いの要素を多分に含むようになっていった。「うしろの正面」は、それはまぎれもなく真後ろ、自分の目では確かめることのできない場所、つまり人間界と神との通り道のことなのだ。言葉などでは表現できない暗く大きなもの、それは過去だったり未来だったり、異次元だったりする。現世とはまるで違う世界を意味している気がする。だから見ようとして見えない所こそ、「うしろのしょうめん」なのである。自分で確かめてみればわかる。どうやったって絶対に見えない場所がうしろの正面なのだ。そう鏡を使わない限りは…。



鏡は魂を吸い取るものと昔からいわれてきた。合わせ鏡をしても、うしろの正面に隠されている人間界と神の通り道は見えない。さぁ振り向いてごらん。あなたのうしろの正面をみてごらん、みえるものなら。ということで今回の童謡物語はおしまい。この童謡物語、しばらく休憩したいと思う…今京都。 ※写真と本文は関係ないのであしからず。
★前回の童謡物語第14弾「うれしいひなまつり」はここ(←クリック)


 

このエントリーの情報

今京都 やどばいり 2010/02/04 12:00 am

どばいり
奉公人が別家すること。宿は「わが家」の意味。自分の家に入り独立する「宿はいり」から。室町では奉公人の番頭が別家すること。昔は年季を勤めた者は別家して、世帯を持って本家に通勤した。優秀な者は、独立して商売をする「独立別家」になった。戦後は別家制度は一部を除きなくなった。また、奉公人が休日に実家に帰ることにもいった。「昔はヤドバイリで家に帰れるのがうれしかったもんや」(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

ごめかごめ(童謡物語第15弾) vol.4 vol.3はここ(←クリック)
今から220年以上も前に出ている本の中でも、すでに昔々より言い伝わる歌だったということがわかる。この黄表紙に書かれている「かごめ」はなんと「籠女」の字で表記されている。つまり、籠から出られない遊女のことを歌っている歌だとされているのだ。「囲う」にも妾として妾宅に置くという意味があるし、「江戸語辞典」によれば、さらに「籠」は遊郭を意味するるともある。また「籠の鳥」とは、籠に入れられて飼われる鳥のことを指す一方で、身の自由を束縛されている者、とくに遊女のことをいうとしているのだ。
 ♪ かごの中のとりは いついつでやる
遊郭に身売りされた娘は、いつになったら出て来られるのだろう、と親兄弟が案じている歌だと解すのである。続く、
 ♪ 夜明けのばんに
とは黄表紙の説明によると、「夜のうちやりし」となっている。「うちやりし」は、そのままにしておくこと、投げ捨てておくことの意味となる。つまり夜になっても、そのまま遊郭から出て来られない様ということになるわけだ。「ばん」を「晩」とし、「夜明けの晩」で明け方のまだ暗い時分を指しているという見方も一般的。また「ばん」を「番」として、遊郭から逃げ出さないように寝ずに見張る番兵、門番のこととする説もある。



さて、夜明けのばんにとうとう
 ♪ つるとかめがすべった
この部分は「すぺった」や「つぅぺった」となっている地域もある。この鶴と亀を罪なき牢人になぞらえたとの言い伝えも残る。これは隠れキリシタンのことらしく、牢から放たれた鶴亀、よき人たちという意味に解釈するのだ。しかし黄表紙にはこの部分が
 ♪ つるつる つはいれ
となっている。なんと、ここは鶴のみで亀の存在はない。果たして遊女が夜明け前、または番兵の目を抜け、逃げるとなれば亀と一緒では都合が悪い。ひとりで逃げるより見つかる確率も高い。鶴は普通「鶴の恩返し」などから見ても、その美しい姿、白いあで姿などから女性を表すことが多いが、亀はその形が男性器に似ているため男を表わすことになる。客と逃げたということになるのか?



しかし、亀は足が遅いのが相場だから、逃げるには足手まといなはず。これはおそらくはじめは
 ♪ つるつるつはいれ
または「つぅぺった」だったものが、慶事の印、鶴に亀の対語で時を経て、こう歌われるようになってしまったのではないかと思われる…今京都。 ※写真と本文は関係ないのであしからず。


 

このエントリーの情報

ページナビゲーション

« 1 2 3 4 (5) 6 »

 
     
お願い
画像等の著作権は、所有者または撮影者に帰属しています
画像等の無断転用は、固くお断りします
------------------------------
← に掲載以外の写真等は
もっと今京都
↓ ↓ ↓

------------------------------
《LINK》


XP canon


photocon

------------------------------
《ポチッとお願い》

にほんブログ村 写真ブログ 京都風景写真へ

にほんブログ村 写真ブログ 野鳥写真へ

にほんブログ村 写真ブログへ



PV Access Ranking
にほんブログ村

------------------------------
copyright Tsuwano
Screen Project

スズメ(rrbphoto)
ランダムスクロール
(表示30枚/全枚)
こんな1枚

シジュウカラ


ヒヨドリ


絵馬に願いを


手水舎


千本鳥居


幸せを感じるとき


哲学の道


影絵

pagetop