rrbのブログ - 2008/12のエントリ
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今京都 春風駘蕩 2008/12/06 12:00 am
しゅんぷうたいとう…やわらかな風がそよそよと吹くような、春の景色ののどかなさま。ここから、人柄などが穏やかでのんびりしていること。また、変わったことがなく平穏無事なこと。
◇ちょっと予備知識 → 「駘蕩」は、のびのびとして穏やかなさま。
類義語に春日遅遅(しゅんじつちち)がある。
対義語は秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)。
草花
草花で秋の雰囲気が表現できないかと撮ってみたものの、もうひとつかな…今京都。
◇ちょっと予備知識 → 「駘蕩」は、のびのびとして穏やかなさま。
類義語に春日遅遅(しゅんじつちち)がある。
対義語は秋霜烈日(しゅうそうれつじつ)。
草花
草花で秋の雰囲気が表現できないかと撮ってみたものの、もうひとつかな…今京都。
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今京都 純真無垢 2008/12/05 12:00 am
じゅんしんむく…偽りや汚れがない清らかな心を持っていること。また、性格や性質が素直で飾り気がないこと。
◇ちょっと予備知識 → 特に子どもについていう。「純真」を「純心」と書くのは誤り。
類義語に純一無雑(じゅんいつむざつ)・純情可憐(じゅんじょうかれん)・
純粋無垢(じゅんすいむく)・清浄無垢(せいじょうむく)がある。
信号の音
交差点で視覚障害者に青信号を知らせる音響装置が「とおりゃんせ」などのメロディー式から、鳥の鳴き声が鳴き交わす擬音式に順次切り替わっている。メロディー方式は京都府内でも下京区のJR京都駅前などに計8基あるらしいが、擬音式の方が視覚障害者にとっては便利とされるため、全国的に統一が進むという。
郷愁を呼ぶおなじみのメロディーは静かに姿を消そうとしているということだ。
音響装置は「カッコー」「ピヨ」など鳥の声を使った擬音式と、「とおりゃんせ」「故郷の空」などのメロディー式がある。
2006年度末で、全国に約15000基の装置があり、メロディー式は約2000基。4年前に比べ約1000基減ったという。
切り替えは警察庁が2003年に出した指針が背景にあり、実証実験の結果、同じ進行方向の青信号で「カッコー」と「カカッコー」などと時間差で二種類の音が交わされる「異種鳴き交わし方式」が最もわかりやすいとして擬音式へ全国的な統一をもとめた。その結果、大阪府では全て擬音式に変更されている。
確かに「異種鳴き交わし方式」をよーく聞いていると、東西に渡るのと、南北に渡るのとで統一されているのはたしかだ。
「とおりゃんせは交差点のイメージにぴったりなど愛着の声もあるが、統一の流れはやむを得ない」という。それにしても機械による誘導もいいが、機会だけの誘導には限界があり、人のサポートがより重要ではないかと思う…今京都。 ※写真は京都の町並みで本文とは関係ないのであしからず。
◇ちょっと予備知識 → 特に子どもについていう。「純真」を「純心」と書くのは誤り。
類義語に純一無雑(じゅんいつむざつ)・純情可憐(じゅんじょうかれん)・
純粋無垢(じゅんすいむく)・清浄無垢(せいじょうむく)がある。
信号の音
交差点で視覚障害者に青信号を知らせる音響装置が「とおりゃんせ」などのメロディー式から、鳥の鳴き声が鳴き交わす擬音式に順次切り替わっている。メロディー方式は京都府内でも下京区のJR京都駅前などに計8基あるらしいが、擬音式の方が視覚障害者にとっては便利とされるため、全国的に統一が進むという。
郷愁を呼ぶおなじみのメロディーは静かに姿を消そうとしているということだ。
音響装置は「カッコー」「ピヨ」など鳥の声を使った擬音式と、「とおりゃんせ」「故郷の空」などのメロディー式がある。
2006年度末で、全国に約15000基の装置があり、メロディー式は約2000基。4年前に比べ約1000基減ったという。
切り替えは警察庁が2003年に出した指針が背景にあり、実証実験の結果、同じ進行方向の青信号で「カッコー」と「カカッコー」などと時間差で二種類の音が交わされる「異種鳴き交わし方式」が最もわかりやすいとして擬音式へ全国的な統一をもとめた。その結果、大阪府では全て擬音式に変更されている。
確かに「異種鳴き交わし方式」をよーく聞いていると、東西に渡るのと、南北に渡るのとで統一されているのはたしかだ。
「とおりゃんせは交差点のイメージにぴったりなど愛着の声もあるが、統一の流れはやむを得ない」という。それにしても機械による誘導もいいが、機会だけの誘導には限界があり、人のサポートがより重要ではないかと思う…今京都。 ※写真は京都の町並みで本文とは関係ないのであしからず。
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今京都 春日遅遅 2008/12/04 12:00 am
しゅんじつちち…のどかで、暮れ行くのが遅い春の日。うららかな春の一日。
◇ちょっと予備知識 → 「春日」は春の日。春の日差し。「遅遅」は日が長いこと。
類義語に春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)がある。
羅漢
笑っているものや考えているもの、おどけているものが難しい顔をしているもの。羅漢さんは喜怒哀楽の表情が豊かだ。見ているだけでイヤな気持ちが吹っ飛ぶ不思議な存在…今京都。
◇ちょっと予備知識 → 「春日」は春の日。春の日差し。「遅遅」は日が長いこと。
類義語に春風駘蕩(しゅんぷうたいとう)がある。
羅漢
笑っているものや考えているもの、おどけているものが難しい顔をしているもの。羅漢さんは喜怒哀楽の表情が豊かだ。見ているだけでイヤな気持ちが吹っ飛ぶ不思議な存在…今京都。
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今京都 首尾一貫 2008/12/03 12:00 am
しゅびいっかん…言動や態度が始めから終わりまで変わらず同じであること。行動に矛盾がないこと。
◇ちょっと予備知識 → 「首尾」は頭と尾。転じて、物事の最初と最後、始めから終わりまで。
「一貫」は最初から最後まで、物事のやり方を同じ方法で貫き通すこと。
類義語に終始一貫(しゅうしいっかん)・徹頭徹尾(てっとうてつび)がある。
対義語は内股膏薬(うちまたこうやく)・付和雷同(ふわらいどう)。
天の岩戸(あまのいわと) vol.2(最終回) vol.1はここ
さて、「天の岩戸」であるが、大人なら少し腰をかがめて入らなければならない。その岩穴をくぐり抜けると、心と体の1年の罪・汚れが払い清められ福を招くとされる。
(昨日の最後の写真を進むと見えてきた)
「ぬけ参り」として知られ、元旦から年の節目となる2月3日の節分までの間、特に節分祭には多くの人が天の岩戸をくぐり抜ける。
人の手でくりぬかれたであろう天の岩戸が、いつできたのかは分からない。
(ここが入口)
「京都府山科町誌」(1930年)には、伊勢松坂の野呂宗光が日ノ岡に住んでいたときに、岩戸から神が現れた夢を見て再興し、寛永年間に厄除祭が行われたと書かれているという。
(入口から奥を望む)
17世紀にはすでにあったようで、風化が進む岩肌が、長い年月を感じさせる。
(中には祭壇が…三脚を持っていないのが辛い)
天の岩戸の入口の脇には、かつて舞台が設けられた石組みが残されている。
(L字型のところで入口を振り返る)
近年まで、神話にならって舞が奉納されていたが、戦前はこの舞台を使っていたという。
(こちらは出口)
臆することなく、岩戸に入りくぐり抜けてみた。ひんやりとした空気の洞窟を通り抜けるのに時間はかからないが、どことなく心がスッキリしたようだ。
(通り抜け振り向いて見た出口)
福招く「ぬけ参り」、2回も通り抜けたが、それは少し欲張りだっただろうか…今京都。
◇ちょっと予備知識 → 「首尾」は頭と尾。転じて、物事の最初と最後、始めから終わりまで。
「一貫」は最初から最後まで、物事のやり方を同じ方法で貫き通すこと。
類義語に終始一貫(しゅうしいっかん)・徹頭徹尾(てっとうてつび)がある。
対義語は内股膏薬(うちまたこうやく)・付和雷同(ふわらいどう)。
天の岩戸(あまのいわと) vol.2(最終回) vol.1はここ
さて、「天の岩戸」であるが、大人なら少し腰をかがめて入らなければならない。その岩穴をくぐり抜けると、心と体の1年の罪・汚れが払い清められ福を招くとされる。
(昨日の最後の写真を進むと見えてきた)
「ぬけ参り」として知られ、元旦から年の節目となる2月3日の節分までの間、特に節分祭には多くの人が天の岩戸をくぐり抜ける。
人の手でくりぬかれたであろう天の岩戸が、いつできたのかは分からない。
(ここが入口)
「京都府山科町誌」(1930年)には、伊勢松坂の野呂宗光が日ノ岡に住んでいたときに、岩戸から神が現れた夢を見て再興し、寛永年間に厄除祭が行われたと書かれているという。
(入口から奥を望む)
17世紀にはすでにあったようで、風化が進む岩肌が、長い年月を感じさせる。
(中には祭壇が…三脚を持っていないのが辛い)
天の岩戸の入口の脇には、かつて舞台が設けられた石組みが残されている。
(L字型のところで入口を振り返る)
近年まで、神話にならって舞が奉納されていたが、戦前はこの舞台を使っていたという。
(こちらは出口)
臆することなく、岩戸に入りくぐり抜けてみた。ひんやりとした空気の洞窟を通り抜けるのに時間はかからないが、どことなく心がスッキリしたようだ。
(通り抜け振り向いて見た出口)
福招く「ぬけ参り」、2回も通り抜けたが、それは少し欲張りだっただろうか…今京都。
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今京都 酒嚢飯袋 2008/12/02 12:00 am
しゅのうはんたい…何の役にも立たない人。いたずらに飲食し、無駄に時を過ごす人を軽蔑していう。無駄飯ぐらい。ごくつぶし。
◇ちょっと予備知識 → 「酒嚢」は酒を入れる革の袋。「飯袋」は飯を入れる袋。
ここから、飲み食いばかりして無能な人。
類義語に酒甕飯嚢(しゅおうはんのう)・無芸大食(むげいたいしょく)がある。
天の岩戸(あまのいわと) vol.1
こんもりとした森に囲まれた日向(ひむかい)大神宮の内宮の脇にある「影向(ようごう)岩」から、神明(しんめい)山へと向かう山道の途中に、「天の岩戸」と呼ばれる岩穴がある。
巨大な岩石をくりぬいた長さ7mほどのL字の穴で、奥に戸隠神社があり、岩戸に隠れた天照大神を引き出した天手力男命(あめのたじからおのみこと)が祭られているという。
興味を示し、行ってみたのは初秋のことだった。
日向大神宮は、5世紀後半に筑紫日向(阿蘇山の北)の神が降りた高千穂の神蹟を移して創建されたと伝えられている。
「京の伊勢」として親しまれ、天照大神らを祭る内宮や外宮のほか、上ノ別宮、下ノ別宮など多くの社殿が境内に配置されている。
境内は、東山三十六峰のちょうど中間地点、大日山(第十八峰)から神明山(第十九峰)の中腹にある。
大日山は東岩倉山とも呼ばれている。巨大な磐座(いわくら)に神が降臨するとの信仰を元に、京都の四方に定められた岩倉の一つとされる。古代から続く岩への信仰が、天の岩戸にもうかがえる。
神明山という名前はもとより、岩の信仰や水の信仰など、神へのさまざまな信仰が伝えられている。日向大神宮の節分祭には鬼が登場しないが、鬼が近寄れないほど、この地に神の力が満ちているからだという。
日向大神宮は地下鉄蹴上駅下車。三条通に面した「一の鳥居」から参道に入る。
境内には、清和天皇の勅願が行われ、疫病を治めたと伝えられている「朝日泉」がある。
(この先に「天の岩戸」がある)
隠れた紅葉の名所として知られシーズンには東山トレイルのハイカーが立ち寄る…今京都。
◇ちょっと予備知識 → 「酒嚢」は酒を入れる革の袋。「飯袋」は飯を入れる袋。
ここから、飲み食いばかりして無能な人。
類義語に酒甕飯嚢(しゅおうはんのう)・無芸大食(むげいたいしょく)がある。
天の岩戸(あまのいわと) vol.1
こんもりとした森に囲まれた日向(ひむかい)大神宮の内宮の脇にある「影向(ようごう)岩」から、神明(しんめい)山へと向かう山道の途中に、「天の岩戸」と呼ばれる岩穴がある。
巨大な岩石をくりぬいた長さ7mほどのL字の穴で、奥に戸隠神社があり、岩戸に隠れた天照大神を引き出した天手力男命(あめのたじからおのみこと)が祭られているという。
興味を示し、行ってみたのは初秋のことだった。
日向大神宮は、5世紀後半に筑紫日向(阿蘇山の北)の神が降りた高千穂の神蹟を移して創建されたと伝えられている。
「京の伊勢」として親しまれ、天照大神らを祭る内宮や外宮のほか、上ノ別宮、下ノ別宮など多くの社殿が境内に配置されている。
境内は、東山三十六峰のちょうど中間地点、大日山(第十八峰)から神明山(第十九峰)の中腹にある。
大日山は東岩倉山とも呼ばれている。巨大な磐座(いわくら)に神が降臨するとの信仰を元に、京都の四方に定められた岩倉の一つとされる。古代から続く岩への信仰が、天の岩戸にもうかがえる。
神明山という名前はもとより、岩の信仰や水の信仰など、神へのさまざまな信仰が伝えられている。日向大神宮の節分祭には鬼が登場しないが、鬼が近寄れないほど、この地に神の力が満ちているからだという。
日向大神宮は地下鉄蹴上駅下車。三条通に面した「一の鳥居」から参道に入る。
境内には、清和天皇の勅願が行われ、疫病を治めたと伝えられている「朝日泉」がある。
(この先に「天の岩戸」がある)
隠れた紅葉の名所として知られシーズンには東山トレイルのハイカーが立ち寄る…今京都。