rrbのブログ - 2008/05/23のエントリ
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今京都 七転八起 2008/05/23 12:10 am
しちてんはっき…何度失敗を繰り返しても屈することなく、勇気をふるって立ちあがること。ななころびやおき。不退転。
◇ちょっと予備知識 → 「七」「八」は数が多いことを表す。7度転んでも8度起き上がることからる。
類義語に捲土重来(けんどちょうらい)・不撓不屈(ふとうふくつ)がある。
北野天満宮(京都) vol.8(最終回) vol.7はここ(←ｸﾘｯｸ) ○付番号は配置図参照(←ｸﾘｯｸ)
さて、今回で北野天満宮(京都)は最終回。七不思議の続き。
(4)大黒天の燈籠
以前掲載したのでそちらも参考にしていただきたい(←ｸﾘｯｸ)が、��三光門の少し東南に、1855(安政2)年10月、河原町正面にあった「大黒屋」を中心とする質商組合によって奉献された石燈籠がある。台座には大黒様の像が刻まれており、この大黒様の口（または頬とも云われる）に小石をのせて落ちなければ、その小石を財布に入れて祈るとお金に困らないといわれる。
(5)唯一の立牛
菅原道真公(天神様)は、845(承和12)年6月25日の御誕生である。この年は「丑歳」に当り、菅公の伝説には牛にまつわる話が数多くある。乙丑年のお誕生であることにより、牛にまつわる縁起が多く伝えられ、牛は、牛は天神様の神使(お使い)となっている。
中でも903(延喜3)年九州大宰府で御生涯を閉じられた菅公の御遺骸をお運びする途中、車を引く牛が座り込んで動かなくなったため、近習達が已む無くその付近の寺院、安楽時に埋葬したのだが、この故事により境内各所にある神牛の像は臥牛(横たわった牛)の姿(←ｸﾘｯｸ)となっている。
ところが、��社殿の拝殿欄間の彫刻には、珍しく立った牛の姿の神牛が刻まれている。
なぜ一頭だけ立像の牛があるのかは神秘的で今もって謎とされるところである。
(6)裏の社
ふつう神社は前拝のみであるが、北野天満宮(京都)の��社殿は背面にも「御后三柱」という御神座を持つ。
道真公の御神座と背中合わせの形で北向きに祭られているのは、天穂日命(菅公の祖先神)・菅原清公卿(菅公の祖父)・菅原是善卿(菅公の父)の三柱の神。明治維新までは�葦童�松(←ｸﾘｯｸ)に飛来した仏舎利を祭っていたので、この御神座の前にある門を「舎利門」と呼んだ。
その昔、天満宮の参拝は、この「御后三柱」も含めて礼拝するのを常とした。
(7)天狗山(この場所は写真に撮ることができなかった)
天満宮の乾方位すなわち境内西北の角には、天狗山と呼ばれる小山がある。室町時代の『社頭古絵図』(北野参拝曼荼羅)には、ユーモラスな鳥天狗が描かれている。大昔、この辺りには天狗が出没したのかもしれない。
この場所には往古より牛祠が祭られ、一願成就の祠として信仰を集めたが、現在、この牛祠は南西の角に遷座している。
その他に以前に取り上げた京都の三鳥居(←ｸﾘｯｸ)のひとつがある。
(三ノ鳥居の手前左手に伴氏社があり)
(この鳥居が三鳥居のひとつ)
(三鳥居の理由はこの台座 詳細はここ(←ｸﾘｯｸ))
以上、京都の北野天満宮はこんな感じ。
8回にわたって、また、拙い写真での紹介だったが雰囲気はわかっていただけたと思う。次は神戸の北野天満宮を取り上げるつもりだが、さて、いつになるやら…今京都。
◇ちょっと予備知識 → 「七」「八」は数が多いことを表す。7度転んでも8度起き上がることからる。
類義語に捲土重来(けんどちょうらい)・不撓不屈(ふとうふくつ)がある。
北野天満宮(京都) vol.8(最終回) vol.7はここ(←ｸﾘｯｸ) ○付番号は配置図参照(←ｸﾘｯｸ)
さて、今回で北野天満宮(京都)は最終回。七不思議の続き。
(4)大黒天の燈籠
以前掲載したのでそちらも参考にしていただきたい(←ｸﾘｯｸ)が、��三光門の少し東南に、1855(安政2)年10月、河原町正面にあった「大黒屋」を中心とする質商組合によって奉献された石燈籠がある。台座には大黒様の像が刻まれており、この大黒様の口（または頬とも云われる）に小石をのせて落ちなければ、その小石を財布に入れて祈るとお金に困らないといわれる。
(5)唯一の立牛
菅原道真公(天神様)は、845(承和12)年6月25日の御誕生である。この年は「丑歳」に当り、菅公の伝説には牛にまつわる話が数多くある。乙丑年のお誕生であることにより、牛にまつわる縁起が多く伝えられ、牛は、牛は天神様の神使(お使い)となっている。
中でも903(延喜3)年九州大宰府で御生涯を閉じられた菅公の御遺骸をお運びする途中、車を引く牛が座り込んで動かなくなったため、近習達が已む無くその付近の寺院、安楽時に埋葬したのだが、この故事により境内各所にある神牛の像は臥牛(横たわった牛)の姿(←ｸﾘｯｸ)となっている。
ところが、��社殿の拝殿欄間の彫刻には、珍しく立った牛の姿の神牛が刻まれている。
なぜ一頭だけ立像の牛があるのかは神秘的で今もって謎とされるところである。
(6)裏の社
ふつう神社は前拝のみであるが、北野天満宮(京都)の��社殿は背面にも「御后三柱」という御神座を持つ。
道真公の御神座と背中合わせの形で北向きに祭られているのは、天穂日命(菅公の祖先神)・菅原清公卿(菅公の祖父)・菅原是善卿(菅公の父)の三柱の神。明治維新までは�葦童�松(←ｸﾘｯｸ)に飛来した仏舎利を祭っていたので、この御神座の前にある門を「舎利門」と呼んだ。
その昔、天満宮の参拝は、この「御后三柱」も含めて礼拝するのを常とした。
(7)天狗山(この場所は写真に撮ることができなかった)
天満宮の乾方位すなわち境内西北の角には、天狗山と呼ばれる小山がある。室町時代の『社頭古絵図』(北野参拝曼荼羅)には、ユーモラスな鳥天狗が描かれている。大昔、この辺りには天狗が出没したのかもしれない。
この場所には往古より牛祠が祭られ、一願成就の祠として信仰を集めたが、現在、この牛祠は南西の角に遷座している。
その他に以前に取り上げた京都の三鳥居(←ｸﾘｯｸ)のひとつがある。
(三ノ鳥居の手前左手に伴氏社があり)
(この鳥居が三鳥居のひとつ)
(三鳥居の理由はこの台座 詳細はここ(←ｸﾘｯｸ))
以上、京都の北野天満宮はこんな感じ。
8回にわたって、また、拙い写真での紹介だったが雰囲気はわかっていただけたと思う。次は神戸の北野天満宮を取り上げるつもりだが、さて、いつになるやら…今京都。
