rrbのブログ - 2008/05/15のエントリ
ヘッダーナビゲーション
現在のカテゴリー位置
サイト全体のカテゴリーナビゲーション
今京都 一族郎党 2008/05/15 12:07 am
いちぞくろうどう…血縁関係を持つ者と、その従者や家来。また、家族やその縁故者。あるいは、利益を共にする集団のたとえ。
◇ちょっと予備知識 → 「一族郎党を引き連れる」などと使う。「郎党」は「郎等」とも書き、「ろうとう」とも読む。
もとは主君と血縁にない家臣を区別していった。
類義語に一家眷族(いっかけんぞく)がある。
北野天満宮(京都) vol.2 vol.1はここ(←ｸﾘｯｸ) ○付番号は配置図参照(←ｸﾘｯｸ)
さて、ヘタな写真ばかりではつまらないと思うので、隠しネタをひとつ。そのネタとは「北野神社」と「北野天満宮」の名前のこと。
(��絵馬所)
神社、大社、天満宮、稲荷、八幡宮、神宮などなど、神社の名前はどうしてこうも紛らわしいのか。大きな神社を「大社」というのならば「八坂神社」も「下鴨神社」も随分大きいから「大社」ではないかと思う。この糸口は明治維新の神仏分離にあった。
(��絵馬所から��三光門(中門)までの参道)
神仏分離令は京都の寺社仏閣にとっては天地を揺るがすばかりの大変革であったはずである。
(��絵馬所から��三光門(中門)までの参道)
1868(慶応4)年3月、神仏分離令が出される。その一週間後には「別当、社僧などは還俗してから神主、社人と名称を改め、神道で神社に勤めること。もし還俗を得心しない者は立ち退くよう」布達があった。
(��三光門(中門) 向こうに社殿が見える)
社僧とは神社に仕える僧のこと。神仏分離令から100年以上たった今、神仏分離以前を想像しづらいが、日本は古来から神仏習合の思想だった。お寺に鎮守社を祀り、神社に仏像を安置し、境内には仏塔が建ち並ぶなど、こうして光景が常識であった。
(��社殿前)
この大布告を受けて、宗教都市・京都では数多くの呼称変更、堂舎・仏像仏具などの撤去が行なわれた。古くからなじみ深い呼び名が突然にして変わるのであるから庶民からは反発の声が上がったに違いない。
(��社殿前)
石清水八幡宮の「八幡大菩薩」は「八幡大神」と改めた。諸坊は壊され社僧は全て還俗し俗名となる。そして、「北野天満宮」は「北野神社」と改めた。
(回廊)
今日はここまで…今京都。(続く)
◇ちょっと予備知識 → 「一族郎党を引き連れる」などと使う。「郎党」は「郎等」とも書き、「ろうとう」とも読む。
もとは主君と血縁にない家臣を区別していった。
類義語に一家眷族(いっかけんぞく)がある。
北野天満宮(京都) vol.2 vol.1はここ(←ｸﾘｯｸ) ○付番号は配置図参照(←ｸﾘｯｸ)
さて、ヘタな写真ばかりではつまらないと思うので、隠しネタをひとつ。そのネタとは「北野神社」と「北野天満宮」の名前のこと。
(��絵馬所)
神社、大社、天満宮、稲荷、八幡宮、神宮などなど、神社の名前はどうしてこうも紛らわしいのか。大きな神社を「大社」というのならば「八坂神社」も「下鴨神社」も随分大きいから「大社」ではないかと思う。この糸口は明治維新の神仏分離にあった。
(��絵馬所から��三光門(中門)までの参道)
神仏分離令は京都の寺社仏閣にとっては天地を揺るがすばかりの大変革であったはずである。
(��絵馬所から��三光門(中門)までの参道)
1868(慶応4)年3月、神仏分離令が出される。その一週間後には「別当、社僧などは還俗してから神主、社人と名称を改め、神道で神社に勤めること。もし還俗を得心しない者は立ち退くよう」布達があった。
(��三光門(中門) 向こうに社殿が見える)
社僧とは神社に仕える僧のこと。神仏分離令から100年以上たった今、神仏分離以前を想像しづらいが、日本は古来から神仏習合の思想だった。お寺に鎮守社を祀り、神社に仏像を安置し、境内には仏塔が建ち並ぶなど、こうして光景が常識であった。
(��社殿前)
この大布告を受けて、宗教都市・京都では数多くの呼称変更、堂舎・仏像仏具などの撤去が行なわれた。古くからなじみ深い呼び名が突然にして変わるのであるから庶民からは反発の声が上がったに違いない。
(��社殿前)
石清水八幡宮の「八幡大菩薩」は「八幡大神」と改めた。諸坊は壊され社僧は全て還俗し俗名となる。そして、「北野天満宮」は「北野神社」と改めた。
(回廊)
今日はここまで…今京都。(続く)
