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今京都 かわいい絵馬 2016/04/13 12:00 am

昨日の「安井神社」の続きとなるが、おぞましい絵馬ばかりではない。かわいらしい内容のものもある。安井神社は半日から1日かけて、じっくりと散策したい場所だ…という今京都。


《京都・安井神社》

絵馬にある「二人とも素敵な王子様と…」の願い、叶うといいね

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今京都 安井金比羅宮(安井神社) 2016/04/12 12:00 am

第38代天智天皇(てんちてんのう)の御代(668〜671年)に藤原鎌足(ふじわらのかまたり)が一堂を創建し、紫色の藤を植え藤寺と号して、家門の隆昌と子孫の長久を祈ったことに始まる安井金比羅宮は「安井のこんぴらさん」で知られる。明治維新の後、「安井神社」と改称し、更に「安井金比羅宮」と改め現在に至っている。
主祭神は、かの「日本三大怨霊」とも呼ばれた崇徳天皇。保元の乱で讃岐に流された崇徳天皇が、讃岐の金刀比羅宮で一切の欲を断ち切って参籠(おこもり)されたことから、ここは古来より断ち物の祈願所として信仰されてきた。戦によって心ならずも寵妃阿波内侍とお別れにならざるを得なかった崇徳上皇は、人々が自分のような悲しい境遇にあわぬよう、幸せな男女のえにしを妨げる全ての悪縁を絶切ってくれるというもの。

しかし、不倫相手の男性とその妻との縁を壊したい女や、嫌いな相手を陥れたい人など、憎い相手を不幸にしたい、ドロっとした人々が全国から集まる。参拝者の多くは、「縁切り縁結び碑(いし)」が目当てだ。碑には、「○○と縁を切りたい」などの願い事が書かれた「形代(かたしろ)」という身代わりのお札が一面にビッシリ貼られている。まず切りたい縁・結びたい縁などの願い事を書いた「形代」を持って願い事を念じながら碑の表から裏へ穴をくぐり、悪縁を切る。次に裏から表へくぐって良縁を結ぶ。最後に「形代」を碑に貼り、縁切り・縁結びのお願いが完了となる。

「○○の彼女の××が、○○と同棲を解消し、事故や病気で死んでくれますように」
「○○が会社をクビになり、一生苦しむように」
「息子と○○との婚約が破談になりますように」
「おかあさんが今つきあっている男の人とはやく別れますように」
などなど、背筋が凍るような怨念がたっぷり詰まった絵馬が多い。

本来は、「あらゆる悪い縁を切り、良縁を結ぶ」ご利益である。良縁に結ばれた夫婦やカップルがお参りしても縁が切れることはない。むしろ、更に、より深く、より強く結ばれる御利益をいただけるとのことだ。男女の縁はもちろん、病気、酒、煙草、賭事など、全ての悪縁を切って良縁に結ばれようというもの。

しかし、絵馬には、日頃の不満や恨み辛みを書いたものから、特定の相手の不幸を願うものまで、実名で書かれており、かなりの数の怨念が渦巻いている…という今京都。








《京都・安井神社》

絵馬をじっくり読むのが恐い! もし自分の名前が書かれていたら…ゾゾッ!

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今京都 ふりむかないで 2016/04/05 12:00 am

十三詣りのとき、「渡月橋を渡りきるまでふりむいたら、もらった知恵を返してしまう」というこの言い伝えは、京都では大変有名なものだ。これは伝説や信仰といったものではなく、子どもに対するしつけ(お作法のはじまり)なのである。

昔は十三詣りに行くと、お寺の境内で十三種のお菓子を買い求め、菩薩様にお供えし、それをおさがりとしていただいたそうだ。そのお菓子を境内を出るまでに全て食べきらなくては、授かった知恵を返してしまうとも言われたという。

小さな子どもは、お菓子をいただいてもなかなか食べられなかったり、真っ直ぐ前を向いて歩かなかったりするもの。そこで「知恵を返してしまうよ」ということで、もう13歳にもなったのだから世の中の決められた約束ごと(お作法)は守らなければいけない、というしつけをしてきた。これは特にお寺様が言い出されたことではなくて、お詣りする人々の口から口へと伝わり、広まったものである。

十三詣りというこの儀式は、虚空蔵菩薩様の縁日にあたる旧暦の3月13日(今は4月13日)に、数え歳で13歳になった子どもの大人の仲間入りを祝い、心身ともに健康であるようにと祈り願う習わしとして生まれ、今日まで伝わっている。女の子はこの日、「おめでとうさん」といわれ、初めて本裁ちの着物を着せてもらえる。

京都では、殊に嵐山の法輪寺が有名で「知恵もらい」とも言われて毎年大変な賑わいを見せている。子どもたちがこの法輪寺への行きと帰りに渡るのが渡月橋。昔は学校から学年全員がこの十三詣りに行ったという。宗教的な意味合いより「しつけ」として考えられていたからこそ、学校行事にもなったのだろう。京都には七五三といったものは昔にはほとんどなく、この十三詣りが主流であった。

また、この十三詣りはもともと皇族の方々の行事だったものが民間に広まったもので、本来は男の子の行事であったというが、今では「女の子の行事」と位置づけられている。時代の推移かもしれないが、京都のしきたりが、ひとつ、その形を変えようとしている…という今京都。


《京都・西陣界隈》

十三詣りの看板は見るけれど、実際に見たことないなぁ…

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