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rrbのブログ - 2009/04/28のエントリ

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今京都 無尽蔵 2009/04/28 12:00 am

じんぞう…いくら取っても尽きないこと。限りがないこと。
◇ちょっと予備知識 → 仏教でたくさんの財宝を納める蔵のことで、無限の功徳があることのたとえ。
                類義語に無限(むげん)・野放図(のほうず)がある。
                対義語は有限(ゆうげん)・際限(さいげん)。

ばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。

好みと江戸好みと左前 (旧フォトヴィレッジ 2007年7月13日掲載)
京風の着こなしは、着物が帯になじみ、帯が着物になじむような取り合わせ。たとえば上品な淡いブルーの訪問着には、京都では銀や白の帯を合わせることが多い。あるいは着物の色から一色を選んで帯を合わせるとか、着物と帯が同系色の濃淡になるとか、そういう着こなしが好まれる。これが「京好み」。



これに対して江戸好み、つまり関東風の着こなしは、先ほどの訪問着でいえば、黒の帯を取り合わせたりする。それは帯、または着物を強調するような着こなしで、東京が発信元である現在の着物雑誌ではよく目にする。どこかにアクセントをおく着こなしで、その底流にはファッションは自己主張であるとする近代の意思が感じられる。これが「江戸好み」。



京都人は、帯であれ、着物であれ、どちらかが際立って目立つということは好まない。着物、帯、小物も含めて全体がしっくりとなじんで、そのなかにも「まぁ、すてきやわぁ」という気配をかもし出す。しかし、よくよく考えると「京好み」という言葉、京都にいる限り出合うことはない。「京好みでよろしおすなぁ」なんて、当の京都人同士が使うわけがない。ところが、一歩京都の外に出れば、「京好み」という言葉がいきいきと輝いてひとり歩きする。これぞ京都ブランドの威力ということか。この「京好み」、実は無意識のままに、京都人が母から娘へ、そのまた娘へと代々受け継がれているようである。つまり、身体にしみついた継承だということ。



着物のお話のついでにもうひとつ。それは「左前」「右前」。着物をあまり着ない女性はついつい左前で着てしまう。これは普段の女性の洋服は着物とギャクで左前だからである。着物の左前は死に装束。知ってはいるけれど、左前はダメだから、右を前にしたつもりが左前になってしまうということはよくある。着物が現在のような「右前」になったのは、719(養老3)年に出された衣服令以来のこと。「天下百姓をして襟を右にせしむ」との一文があり、古代中国の風習に合わせたという説がもっとも有力である。この令までは日本では左前が当たり前だったというから驚き。


(よく見ると左前)

さて、左前は、理屈で考えるとあわせが逆になってしまい、ついつい「左前」となる。それは「前」を「まえ」、つまり「前方(ぜんぽう)」と理解するからである。「前」には「さき」という読みや意味がある。だから「左前」は「ひだりまえ」と読まず「ひだりさき」と読めばよい。つまり、「左を先に合わせる」と死に装束の「左前」となる。「右を先にあわせる」と覚えておくと浴衣くらいは間違えずに自分で着れるようになる。浴衣や着物でお出かけしようと考えている方は、これくらいの知識はもっておいても損はない、という京の街のお話…今京都。


 

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