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今京都 臨機応変 2008/01/26 12:05 am

んきおうへん…時と場合に応じて適切な行動をとること。その時々に従い、柔軟な対応をとること。
◇ちょっと予備知識 → 「臨機」は、その場に居合わせること。
                「応変」は、突然の変化に対して適切な処置をとること。
                類義語に随機応変(ずいきおうへん)・変幻自在(へんげんじざい)がある。
                対義語は杓子定規(しゃくしじょうぎ)・不識時務(ふしきじむ)。

界寺 乳薬師 vol.2(最終回) vol.1はここ(←クリック)
さて、その疑問。



どう調べても「昔からそう伝わっている、理由は知らん」となってしまう。さらに「よだれ掛け」がいつ頃から始まったのかもさっぱり分からないからかなん。



しかし、一説には、このお寺で毎年1月14日に行われる市登録無形民俗文化財に指定されている「裸踊り」が関連しているという。



この「裸踊り」は江戸中期に始まったといわれる。元旦より14日間本堂の薬師堂において、五穀豊穣、万民快楽、所願成就を祈る修正会法会が厳修される。



1月14日の結願日の夜、精進潔斎した少年や青壮年の信徒が二組に分かれ、褌(ふんどし)ひとつの姿となり、裸体をもみ合い、すり合い、両手を高く打ち合わせ「頂礼(ちょうらい)、頂礼(ちょうらい)」と連呼し、寒空の空にも届けとばかりに踊りつつ祈願をこめる荘重な祭典だという。



その踊りに用いられた下帯を妊娠した妻の腹に巻くと元気な子どもが生まれると信じられてきた。



下帯を腹に巻いて無事に出産を終えた母が、赤ちゃんが生まれたことを薬師さんに伝えるために「よだれ掛け」を納めたのが始まりだと伝えられてきた。



今は、下帯を腹に巻いたという話も聞かなくなり、核家族化で言い伝えを知らない世代が増えたという。



最近は家族、親族で殺人事件が発生する世の中。子どもを授かった親が「乳薬師」を参る姿に子を思う親の心は今も昔も変わらないと信じたい…今京都。


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今京都 百発百中 2008/01/25 12:24 am

ゃっぱつひゃくちゅう…撃ち出した弾が全て命中すること。そこから、計画や予想などが全部的中すること。
◇ちょっと予備知識 → 楚の弓の名人の養由基(ようゆうき)が100本の弓を射て1本も外さなかったという
                故事から。
                類義語に百歩穿楊(ひゃっぽせんよう)がある。

界寺 乳薬師 vol.1
真言宗別格本山の法界寺は京都市伏見区にある。



浄土真宗の宗祖親鸞が生まれ、9歳まで過ごしたとされる同寺は藤原氏の北家に当たる日野家の菩提寺。



1051(永承6)年、日野資業(ひのすけなり)が自ら薬師如来像を彫り、薬師堂を建立して寺とした。当時は観音堂、五大堂等多くの堂塔が建ち並んでいたが、今では薬師堂(本堂)と阿弥陀堂を残すのみとなった。



一般には日野薬師、乳薬師として知られており、阿弥陀堂と阿弥陀如来座像は国宝。本尊の薬師如来像は非公開。この薬師堂(本堂)には、安産や授乳を祈願する母親たちの思いが「よだれ掛け」に込めて納められている。



「丈夫な子どもが欲しい」「赤ちゃんが元気に育つように」などと直筆で記された多数の「よだれ掛け」が格子を覆い隠すように結びつけられている。



その格子の奥には、「乳薬師」と親しまれてきた薬師如来像(高さ約80cm)が安置されている。しかし、非公開なのでその姿をみることができない。



「法界寺年表」や「叡岳(えいがく)要記」などによると、資業は日野家に代々伝わる最澄作の約9cmの小像を薬師如来像の中に入れたという。



胎内仏が納められた薬師如来像は、胎児を宿す女性の姿として安産や授乳に御利益があると信仰を集めた。



粉ミルクもない時代では母乳はなくてはならないもの。子どもを大切に思う母親の気持ちが『乳薬師』の信仰に結びついたのではないだろうかと想像が駆け巡る。しかし、何故「よだれ掛け」なのだろうと疑問がわく…今京都。(続く)


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今京都 朝蝿暮蚊 2008/01/24 7:49 am

ょうようぼぶん…度量の狭い人や小人物がはびこること。
◇ちょっと予備知識 → 「朝蝿」は朝に蝿が集まること。「暮蚊」は夕方に蚊が集まること。
                「蝿」「蚊」は共に小人物のたとえで、そのような者が集うことから。

札宮(きんさつぐう) vol.2(最終回)  vol.1はここ(←クリック)
金札宮のかつての社殿は、現在の伏見板橋小のあたりにあったとされる。伏見城築城に際して北東の鬼門の方向に移されるなど幾多の変遷を経て現在に至っている。



白菊の翁の物語を伝える白菊井は以前、境内にあり1965(昭和40)年ごろまでは水が出て手水としても使われていた。しかし、いまでは井戸に組まれていた石だけが残されている。



枯れてしまった白菊井を復活させようと、伏見板橋小の校内に1990(平成2)年に井戸が掘られ、「白菊の井戸」と名付けられ、子どもや地域の人たちに親しまれているという。



白菊の翁として現れた太玉命の後の物語が、世阿弥作の謡曲「金札」に伝えられている。桓武天皇の命で伏見に神社を造営中、勅使が伏見に出向いた際、天から金の札が降ってきた。札には「永く伏見(伏して見る日本)に住み、国土を守らん」と記されていて、「われは天太玉命である」との声が聞こえたという。



40年ほど前に一度、金札宮に舞台が作られて謡曲が演じられた。金札宮は、伏見で最も古い神社の一つで、白菊の翁の物語の750年の創建とも、橘良基が貞観年間(859〜876)に勧請したとも伝えられている。



室町時代の「伏見九郷之図」には本殿と諸建物が描かれ、応仁の乱までは御香宮に匹敵する規模があったとされる。1604(慶長9)年に喜運寺が創建された際、鎮守社として現在の地に移転、明治の神仏分離で独立して現在に至っているという金札宮のお話…今京都。


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今京都 時時刻刻 2008/01/23 12:04 am

じこくこく…時間を追うごとに次々と。時と共に、刻一刻と。絶えずに。
◇ちょっと予備知識 → 物事が連続して起こる場合にもいう。「刻刻」は「こっこく」とも読む。「剋剋」とも書く。

札宮(きんさつぐう) vol.1
伏見には、いくつもの名水がある。金札宮にかつてあった名水「白菊井」には、平安京ができる以前の物語が伝えられている。



金札宮の縁起によると750(天平勝宝2)年に大きな流れ星が降る異変があり、孝謙天皇は深く憂慮していた。そのころ、伏見の久米の里に、白菊を育てている翁(おきな)が住んでいた。



里の人が名前をたずねたところ「われは太玉命(ふとだまのみこと)」と名乗り、「豊かな秋を喜び、白菊をめでてきた。干天で稲が枯れるときには、白菊の露を注ごう」といって手に持った白菊を打ち振るい、たちまちに清水がわき出た。



この話を聞いた天皇が、金札白菊大明神の直筆の書を里人に与え、社殿が造られたという。



太玉命は天照大神の岩戸幽居の際、太玉串をもって祈願した神で「邪悪な心をお払いして新しい心に清めてくれ、霊泉とも結びついている神だ」という。



金札から大金をイメージする人もいるらしいが、むしろ金銭欲を洗い清めてくれる神ということだ…今京都。(続く)


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今京都 起承転結 2008/01/22 12:10 am

しょうてんけつ…文章や物事の展開方法。筋道だってまとまりのあること。
◇ちょっと予備知識 → 漢詩、特に絶句(四句の定型詩)の構成法のひとつ。
                第一句(起)で言い起こし、二句(承)でその内容を受け、
                三句(転)で場面や詩意を転じ、四句(結)で全体をまとめる。
                類義語に起承転合(きしょうてんごう)がある。

大文字
京の夏の風物詩のひとつ五山送り火(←クリック)のお話をしたときに少し触れた雪大文字(←クリック)。



昨日の21日は1年でもっとも寒いといわれる大寒。街中では雪は積もらなかったけれど、山々は薄っすらと雪化粧。自然界からステキなプレゼントがあった。それは左京区の「大」の字が薄っすらと白く浮かび上がる「雪大文字」。


(比叡山)

時間とともに消えてしまう、朝のひとときの美しさ。これを「雪大文字」と呼んで、かつては「雪大文字を見た日はええことがおすえ」と言い合ったという。
短い時間であったが「雪大文字」を見ることができた。京都ではまた週末に冷え込むという。もう少し雪が積もって、日に照らされた「雪大文字」を期待したい。



そうそう昨日の記事の補足説明をひとつ。2011(平成23)年は親鸞上人の750回遠忌だが、同時に法然上人の800回遠忌でもある。法然と親鸞をそれぞれ宗祖とする浄土宗、浄土真宗本願寺派、真宗大谷派では大法要となる。観光バスで入洛する参拝者で大変なことになりそうな…今京都。


蔵物語(136)




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