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今京都 粉骨砕身 2008/06/24 12:03 am

んこつさいしん…骨身を惜しまず精いっぱい努力すること。必死になって物事に取り組むこと。
◇ちょっと予備知識 → 仏教語。もとは、修行者が悟りを得るために捨て身で精進したことから。
                類義語に粉身砕骨(ふんしんさいこつ)・彫心鏤骨(ちょうしんるこつ)がある。

角堂のへそ石
多くの人や車が行き交う烏丸通から六角通を東に入る。間もなく現れる山門の奥に、静かな境内が広がる。ハトが群れをなし、せせらぎの音が心地よく響く。中央に建つ重厚な六角形の本堂が六角堂で、そのまま寺の愛称になった。



正式な名称は紫雲山頂法寺。587年に聖徳太子が開いたと伝わる。本尊には聖徳太子の護持仏だったという如意輪観世音菩薩像をまつる。



創建当初、境内北側の池のほとりに小野妹子を始祖とする塔頭「池坊」があった。妹子が太子の霊を慰めるために仏前に花を供えた。これがわが国の生け花の始まりとなったという。



由緒ある六角堂には不思議な言い伝えがある。平安京造営の際、新たに造る道路の計画路線に六角堂が重なってしまった。役人たちは太子ゆかりの大切な堂の扱いに困り、桓武天皇の使いを呼んで本尊に祈った。すると一夜にして六角堂全体が北に約15m移動し、問題が解決したという。



ところがこの時、六角堂を支えていた礎石だけが動かずに残ってしまった。これが今も境内にある「へそ石」という。やや盛り上がった白っぽい石は本堂と同じ六角形で、幅約45cmある。中央に開いた直径約13cmの穴には水がたまり、中にはさい銭の硬貨が数枚見える。へそは中心の意味で、中世には町衆の間で京都のちょうど真ん中を指す目印となった。



連日のように団体の参拝客が訪れるが、へそ石が意外と地味で驚く人も多い。売店に置いている『へそ石もち』がお土産に人気だという。



へそ石は江戸時代まで六角通の中央にあったが、交通の障害になるため1877(明治10)年に境内に移り、近年さらに境内の中で場所を変えた。だが売店前に展示している1780(安永9)年刊の「都名所図会」で、六角通の中央にぽつんと残るへそ石の当時の姿を知ることができる。



へそ石の正体をめぐっては、石灯籠や水位計の跡とする説が有力になっている。だが、現在も周辺には金融機関やオフィスビルが立ち並び、京都の中心地としてにぎわう。今も京都の「へそ」であることは確かなようだ。
六角堂は西国巡礼三十三カ所中の十八番札所で、今も観音信仰を広く集める。現在の建物は1877(明治10)年の建造。生け花発祥の地とされ、華道家元池坊の総務所が隣接する…今京都。


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今京都 質実剛健 2008/06/23 12:06 am

つじつごうけん…飾り気がなく、まじめで、強くたくましいさま。
◇ちょっと予備知識 → 「質実」は派手さがなくまじめなこと。「剛健」は心身が強く、しっかりとしていること。
                「剛健質実」ともいう。
                類義語に剛毅木訥(ごうきぼくとつ)がある。
                対義語は巧言令色(こうげんれいしょく)。

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今京都 恐惶謹言 2008/06/22 12:36 pm

ょうこうきんげん…恐れつつしんで申し上げること。
◇ちょっと予備知識 → 「恐」「惶」は共に恐れる、恐れつつしむこと。「謹言」は謹んで言うこと。
                「謹啓」で始まる丁寧な手紙の終わりに「謹言」と書くことがある。
                類義語に恐恐謹言(きょうきょうきんげん)・恐懼再拝(きょうくさいはい)・
                恐惶敬白(きょうこうけいはく)がある。

並み

















蔵物語(177)




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今京都 一部始終 2008/06/21 12:06 am

ちぶしじゅう…物事の始めから終わりまで。細々としたいきさつの全て。事のなりゆき。
◇ちょっと予備知識 → もとは、一部(一冊)の書物の始めから終わりまでのことをさした。
                類義語に一伍一什(いちごいちじゅう)がある。

ょうたんからこま vol.2(最終回) vol.1はここ(←クリック)
実際、ひょうたんに農作物の種子をいれ、囲炉裏のある部屋の天井に吊るしておくことは、囲炉裏があった時代には当たり前のように見られた光景だという。



この方法で種を保存すれば、ひょうたんが黒くすすけて虫がつかず、ネズミにも食われない、中の種子はいい具合に乾燥する、といいことづくめの昔の人の知恵であった。



「ひょうたんから種子」転じての「ひょうたんからコメ」は、冗談が本当になる程度にはあり得たお話だったようだ。



そういえばお茶の世界で「茶人の正月」とされる11月の炉開きや口切茶事では、その年に穫れたひょうたん(ふくべ)に炭を入れて用いてきたという。
日本だけではない、アフリカでもひょうたんは水の器として重要な意味をもち、マラカス、マリンバなど楽器としても世界に広がる。



道具以上の信仰的なかかわりをもつ例は世界にたくさんあるという。日本にもそんな「ひょうたん文化」が伝わってきた結果かもしれない。以前掲載したすずめのお宿にもひょうたん(ふくべ)が登場する。



いっぽうコメもまた日本人にとっては農耕の基本をなすもの。その重要かつ身近なふたつのものが一本化してしまうという意味において、まったく意外なこと、ふつうならあり得ないことを「ひょうたんからコメ」といったのではないか。



コメより語呂のよいコマ(馬)に置き換えられるうちに、ひょうたん、ひさご(ひょうたんの古名)、ふくべなどの呼称も消えていったような気がする。



いずれにしても「ひょうたんからこま」は、意外なことに語源が京都にあった言葉のお話vol.22…今京都。前回の語源は「几帳面」(←クリック)。 ※写真は京都の町並みで本文とは関係ないのであしからず。


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今京都 万死一生 2008/06/20 12:03 am

んしいっしょう…決死の覚悟を決めて事に当たること。間一髪で危うく助かること。
◇ちょっと予備知識 → 「万死に一生を顧みず」と「万死に一生を得(う)る」の略。「一生」は「いっせい」とも読む。
                類義語に九死一生(きゅうしいっしょう)がある。

ょうたんからこま vol.1
「ひょうたんからこま」といえば、どんな情景を思い浮かべるだろうか。ひょうたんから将棋の駒がでる!?



だとしたら、それがなぜ「まったく意外なこと」なのか。などと考えていたら、「ひょうたんからこま」のこまは駒ではなく、なんと馬のことだというから驚きだ。木曾駒とか、祇園祭で駒形稚児(こまがたちご)などと、これらも馬をさす言葉である。



ひょうたんから馬が走り出す。そりゃ、あり得ない。なぜひょうたんから馬が走り出さないといけないのか、と思い始めたら「ひょうたんからこま」は駒でなくて、本当は「ひょうたんからコメ」であったいうからさらに驚きだ。



「ひょうたんからコメ」というところを、わざと「ひょうたんからこま」と言い換えたというのである。こりゃダメだ、ちょっと混乱してきた。



「ひょうたんからこま」のこまが実は馬だとわかりびっくり、ひょうたんから馬が走り出す光景を想像していると、今度はこまは本当はコメであったという。いやはや、どこまで変化することやら…。



さて、ひょうたんの原産地はアフリカ。日本でもひょうたんは稲よりはるかに古い、日本最古の栽培作物だそうである。



古くは平安後期の「今昔物語集」にこんな仏教説話が登場する。
ふたりの僧が各自の経典を競い、その法力で田に米を作って優劣の決着をつけようとする。すると法華経の僧の田にひょうたんが生え、その果実からたくさんの米が穫れて勝つというお話だ。



また、鎌倉初期の説話集「宇治拾遺物語」には、スズメを助けた老婆が、そのスズメにひょうたんをもらって育てたところ、実の中からコメが出たというお話もある。
「意外なことにひょうたんからコメがでた」というお話は平安時代から知られていたようだ…今京都。(続く)


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