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今京都 千姿万態 2008/07/04 12:06 am

んしばんたい…姿かたちや様子などがさまざまに異なっているみと。また、状態がいろいろと変化すること。
◇ちょっと予備知識 → 「千万」の「姿態」ということから。「千」「万」は数が多いことのたとえ。
                類義語に千状万態(せんじょうばんたい)・千態万状(せんたいまんじょう)・
                千態万様(せんたいばんよう)。千差万別(せんさばんべつ)がある。

猿のかごや (童謡物語第13弾) vol.1
前回の通りゃんせで箱根が登場することになった。箱根の関係する童謡に「お猿のかごや」がある。今回はその「お猿のかごや」を取り上げる。



「お猿のかごや」
作詞:山上武夫、作曲:海沼 實

エッサ エッサ エッサホイ サッサ
お猿のかごやだ ホイサッサ
日暮れの山道 細い道
小田原提灯ぶらさげて ソレ
ヤットコ ドッコイ ホイサッサ
ホーイ ホイホイ ホイサッサ

エッサ エッサ エッサホイ サッサ
木(こ)の葉のわらじで ホイサッサ
お客はおしゃれの こん狐(ぎつね)
つんとすまして 乗っている ソレ
ヤットコ ドッコイ ホイサッサ
ホーイ ホイホイ ホイサッサ

エッサ エッサ エッサホイ サッサ
元気なかごやだ ホイサッサ
すべっちゃいけない 丸木橋
そらそら小石だ つまずくな ソレ
ヤットコ ドッコイ ホイサッサ
ホーイ ホイホイ ホイサッサ

エッサ エッサ エッサホイ サッサ
のぼって くだって ホイサッサ
ちらちらあかりは 見えるけど
向うのお山は まだ遠い ソレ
ヤットコ ドッコイ ホイサッサ
ホーイ ホイホイ ホイサッサ



♪ エッサ エッサ エッサホイ サッサ…
と、楽しく手拍子でも打ちながらつい口ずさんでしまう童謡に「お猿のかごや」がある。
民謡調とでもいうか、日本的な童謡として歌われてきた。猿のかごかきが、掛け声も威勢よく駆け抜けていく。日本の土の匂いがなんとなく漂ってきそうな世界。それもそのはず、これは箱根八里の峠越えの歌なのだ。



この歌の背景には面白い話があった。その話とは…今京都。(続く) ※写真は京都の町並みで本文とは関係ないのであしからず。


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今京都 焚書坑儒 2008/07/03 8:56 am

んしょこうじゅ…思想や言論を弾圧すること。
◇ちょっと予備知識 → 秦の始皇帝が儒者の政治批判を防ぐために、書物を燃やし、多くの儒者を生き埋めにしたという故事から。

園祭ときゅうり
7月になると祇園祭のコンチキチンが鳴り響く。この祇園祭にからんだお話をひとつ。そのお話には「きゅうり」が絡むからまた意外な感じがする。さて、そのお話とは…。



「きゅうり」の切り口が、祇園さん(八坂神社)の紋にどことなく似ていることから、その紋を食べてしまうのはあまりにももったいないと、京都では八坂神社のお祭りである祇園祭の間は「きゅうり」を食べないという。
他の地方の人は、祇園祭といえば、2〜3日ぐらいの間と思うだろうが、祇園祭というのは随分長い期間にわたるお祭りで、およそ一ヶ月ほどある。この間、特に「きゅうり」の美味しい時期に食べないのだから、結構大変なことである。



京都ではシンボリックな紋というものに対して敬う気持ちが非常に強く、大事にしているのである。
最近、京都でも観光地に行くと、紋入りのキーホルダーが売られているのを見かけるが、京都人は、あの手のものはあまり買い求めない。
紋はその家やその人を表すものであり、神聖なものだと考えているので、あまり軽く扱わない。家紋額といったものも、京都では他府県に比べてあまり売れないという。



京都では広蓋(ひろぶた)とか袱紗(ふくさ)とか風呂敷に、しっかりと自分の家の紋が入っていて、そのように代々残して伝えていくものがあるからかもしれない。それはただの装飾品ではなく、日常生活の中で、事あるごとに使用するものである。
日々の生活の中でつちかわれてきた、紋というものを重たく思い入れる心が、「きゅうり」を食べないことにつながっている。



もともと紋はお公家さんが使っていた輿(こし)や牛車につけられたことがはじまりであると伝えられている。平安時代、御所や鴨川べりにならんだ輿や牛車は、まるで紋の品評会だったのではないだろうかと想像する。



このように家紋発祥の地である京都には、紋に関するしきたりがあり、儀式作法には必ずといっていいほど登場する。京都人は自分の家の紋を知っているのが当たり前であり、その紋には男紋と女紋がある。こんなこと自体が、他の地方からみれば不思議この上ないのではないか。京都は、紋=シンボルを敬い、大切にするという京都の文化のお話…今京都(写真は京都の町並みで本文とは関係ないのであしからず)。


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今京都 実践躬行 2008/07/02 12:03 am

っせんきゅうこう…理論や観念だけでなく、それを自分で実際に行うこと。主義主張を言うだけでなく、態度で示すこと。
◇ちょっと予備知識 → 「実践」は実際に行うこと。「躬」は自ら、自分で、ということ。
                類義語に率先躬行(そっせんきゅうこう)・率先垂範(そっせんすいはん)・
                率先励行(そっせんれいこう)がある。

どり・おどり
都をどりに京をどり、北野をどりに鴨川をどり。京都に春の訪れを告げるこれらの「をどり」はそれぞれ花街(祗園、宮川町、上七軒、先斗町)の芸妓さんや舞妓さんたちが舞いを競う、あでやかな舞台である。花街に「をどり」の提灯が見られるようになると、京都の人々はいよいよ春が来たと実感する…と、夏なのに春の話題でかんにん。



歴史はそんなに古いものでないが、あの独特の雰囲気は単に華やかというだけでなく、そこはかとなく上品な色香が匂いたつようなものがあり、「はんなり」という京ことばがぴったり。その中のひとつ、祗園甲部歌舞練場で繰り広げられる都をどりは、春一番のもので、京都の四季の風物を題材に演じられる。



都をどりは「ヨーイヤサー」という舞妓さんたちの黄色い声で幕が上がる。京都人には馴染みのあるこの「ヨーイヤサー」は、他の京おどりにも、北野をどりにも、鴨川をどりにもあって、独特な少し調子外れの同じ節回し。



京都のこれらの「をどり」にはそれぞれの特徴があるが、大詰め前の一幕(景)は、いずれも非常に暗く演じられる。これはまさに京都の冬を表現されているという。それが大詰めには一転して、ぱあっと明るく華やかになり、装置も大道具も小道具も、そして衣装も照明も、まぶしい限りの展開となる。この明るさが観客の心まで明るくさせ、気持ちよく劇場をあとにすることができる。



これこそ芸能の原点だといえる。日本の芝居はこういったものが多く、最後はスカッとした気分で劇場を出られるように演出されている。この演出で観客も翌日からはまた仕事にいそしむことができる。
西陣の人々に支えられて発展したこれらの「をどり」は今では多くの人々にとって日々の生活から離れた「晴れ」の場として愛されている。入場料も決して安いものではないが、こうして毎年多くの人々を呼び寄せるのは、芸能の発祥の地である京都ならではだという。



また、この日のために、稽古に稽古を重ねてこられた出演者の皆さんの汗と涙が実を結び、毎回必ず観客を夢の世界へ誘い込み、確かな感動を与えてもらえる。
本当に京の「をどり」は「ヨーイヤサー」であり、芸能はやはり京都という京都の文化のお話…今京都(写真は京都の町並みで本文とは関係ないのであしからず)。


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今京都 行住坐臥 2008/07/01 12:06 am

ょうじゅうざが…ふだんの行動。毎日の立ち居振る舞い。そこから、日々の暮らし。日常。
◇ちょっと予備知識 → 「行住」は歩くことと、とどまること。「坐臥」は座ることと寝ること。
                類義語に常住坐臥(じょうじゅうざが)・挙措進退(きょそしんたい)・
                坐作進退(ざさしんたい)・常住不断(じょうじゅうふだん)がある。

月。いよいよ7月だ。2008年も半分過ぎた。月がかわるごとに一年前のブログを読むことにしている。たった一年だけれど、時間の偉大さに驚く。
さて、今月はどんな月になるのやら。ブログのネタを調べる時間がないということが一番の問題だ。「そろそろブログのスタイルを変える頃かな…」と弱気になったりする今日この頃。

そくり
海外旅行のための旅行グッズのなかに、胴巻きのようなお札入れがある。海外に行くとなるととたんに時代がかってくるのは日本人の特性なのだろうか?
「へそくり」と聞くと、おへそを思うせいか、ついつい、これら旅行グッズと結びついてしまう。旅行グッズから「へそくり」という言葉を連想してしまうといったほうが適正かもしれない。
それにしても「へそ」を「くる」とはどういうことだろうと気になった。



調べて初めて知ったのであるが、語源は思いもよらないところへ発展した。「おへそ」とは縁もゆかりもなかったのだ。
「へそ」とは「臍」ではなく「綜麻」と書き、「綜(へ)たる麻(そ)」、すなわち紡いだ麻糸を意味するという。広辞苑にも「綜麻(へそ)」と載っている。紡いだ麻糸、つまり「綜麻(へそ)」を綛(かせ)という木枠に巻き取ることを「繰る」という。これが「綜麻繰り(へそくり)」だというわけである。



ちなみに広辞苑では「綜麻繰り金」として「綜麻を繰って貯めた金銭の意。主婦などが、倹約して内緒で貯めた金。」となっている。
この「へそくり」を裏付ける歌が、平安時代に書かれた「土佐日記」の935(承平5)年2月5日の条にある。
ゆけどなほゆきやられぬは妹がう(績)む を(苧)づのうらなる岸の松原
「土佐日記」を書いた紀貫之の歌である。「を(苧)」とは「麻(そ)」のこと、「う(績)む」とは「紡ぐ」ことをさしている。



国司として任期満了で、赴任先であった土佐から、やれやれとの思いで京都へ帰る途中、土佐から太平洋を回り、紀伊水道を抜けて難波までの長い長い船旅。この歌は泉州沖から岸の松原を望んでいる様子らしい。関西空港のあるあたりだといわれている。



難波津(なにわづ)まであと一息とはいえ、ゆけどもゆけども白砂青松の海岸線が延々と続くばかり。そんな退屈な船旅のなか、平安時代の女性たちはたとえ貴族であっても、麻の繊維をより合わせて糸を紡ぐ気の遠くなるような手仕事に精を出していた。



ここから綜麻を繰る「へそくり」が女性たちの仕事になり、麻糸を少しずつ少しずつより合わせるように倹約して内緒で貯めたお金を意味するようになったということだ。「へそくり」は平安の昔から、女性がするものだったというわけね。
いずれにしても「へそくり」は、意外なことに語源が京都にあった言葉のお話vol.23…今京都(写真は京都の町並みで本文とは関係ないのであしからず) 前回の語源は「ひょうたんからこま」(←クリック)


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今京都 一望千里 2008/06/30 12:09 am

ちぼうせんり…一目ではるかかなたまで見渡せるほど見晴らしがよいこと。また、そこから見える美しい景色。
◇ちょっと予備知識 → 「一望千里の眺め」などと使う。一里は約3.9km。
                類義語に一望千傾(いちぼうせんけい)・一望無限(いちぼうむげん)・
                天涯一望(てんがいいちぼう)・眺望絶佳(ちょうぼうぜっか)がある。

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