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rrbのブログ - 2008/08のエントリ

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今京都 一子相伝 2008/08/31 12:00 am

っしそうでん…技芸などの奥義を、わが子のうちの一人だけに伝えて、ほかには秘密にしておくこと。秘伝を門外不出にして秘かに伝えていくこと。
◇ちょっと予備知識 → 「相伝」は代々伝えていくこと。
                類義語に一家相伝(いっかそうでん)・父子相伝(ふしそうでん)がある。

並み










蔵物語(197)




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今京都 完全無欠 2008/08/30 12:00 am

んぜんむけつ…完璧なこと。どこから見ても欠点がなく、完成していること。
◇ちょっと予備知識 → 「完全」も「無欠」も欠けた所がないこと。
                類義語に完美無欠(かんびむけつ)・金甌無欠(きんおうむけつ)・
                十全十美(じゅうぜんじゅうび)がある。

加(みょうが)
「冥加」というのは、神仏のご加護という意味。京都では「そんなことしたら冥加に悪い」とか「冥加につきる」などと、この「冥加」ということばを大変よく使う。



子どもの頃、画用紙に絵を描いていて、まだ白い部分がたくさん残っているのに捨てたりすると、すぐ「そんな冥加の悪いことをして」と祖父母からしかられたものだ。物を粗末に扱ってはいけない、そんなことをすると神仏のご加護が受けられない、もっと倹約しなさい、という意味で使われている。主に大人が子どもに対していうことばだといえる。



思うに、京都人が「けち」といわれるのはこういったところが影響しているかもしれない。しかし、その根底に流れているのは、たとえ紙一枚でもその物が生きていると考えなさいという教えだそうだ。
たとえば紐で品物をくくる時、余ってしまった部分を普通は捨てるが、捨てずに残しておけばその短い紐でも十分に役立つときがある、そしてその紐にも生命があるのだから大事にしなさいということ。一般にいうところの「けち」とは少しその意味が違う。



この物を大事にするといったことが発展し、京都人は一見つまらないと思えるものにも、大層愛着を持つ。
たとえば、自分の本や鞄なども、もともと大量生産されたものなので、いくらでも同じ品が存在する。しかし、そんなことは十分わかった上で、数ある中からそのひとつを自分が選び出し、自分の手元に嫁入りさせたということは、その品自体、大変幸福であると考える。そしてその品を幸せにするために可愛がって、粗末に扱ったりしてはいけないと発想する。



不思議な縁で手に入れた品、そこに「冥加」という神仏のご加護や恵があって、はじめてその人の努力が実り、仕事や勉学ができるようになると考える。もし仮に、それがこわれて捨てなければならなくなったら、なんらかの思い(感謝)をもって捨てるように教え伝えられてきた。



自分が手にした品物に生命を吹きかけ、その物自体が喜びを感じるくらい大事にしなさい、という考え方は、決して京都人特有のものではないと思う。日本人の根底には同じ感性が少なからずあると思う。殺伐とした平成の時代にもう一度、そんな感性を思い出してみる必要があり、京都ではまだまだ暮らしの中にこういったことが息づいているという京都の文化のお話…今京都。 ※写真は京都の町並みで本文とは関係ないのであしからず。

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今京都 五臓六腑 2008/08/29 12:00 am

ぞうろっぷ…はらわた、内臓、転じて、からだ中、または心の中。
◇ちょっと予備知識 → もとは漢方の語で、5つの臓器と6つのはらわた。
                「五臓」は心臓・肺臓・脾臓・肝臓・腎臓。
                「六腑」は大腸・小腸・胃・胆・膀胱・三焦(消化・排泄を行う器官)のこと。

イトルに使用している四字熟語が今回から3年めに突入。そろそろ終焉を迎えそうなのが辛い。次からのタイトルに頭を痛める今日この頃だわ。

宕(あたご)さん
あるデータによると京都は放火を別として、火事の少ないところだという。それは京都の住宅事情が大いに関係しているらしい。京都の町家は隣とくっついていることが通常であり、火事についての意識は大変高く、火を出してはいけないということに、昔から大変神経を使ってきたとのことだ。



念には念を入れて火の始末をするという京都人のしつこさで、町を火から守ってきた。それぞれの住人の責任感の強さがそうさせてきたのだろうが、京都人はこれを「愛宕さん(愛宕神社)のおかげどす」という。ここに京都の一種独特のことばづかいがあり、奥ゆかしさがあると感じる。



「愛宕さんのお札」は京都の家庭には、イヤ、家庭だけでなく、近代的なビルの中でも見かける。毎年7月31日の夜から8月にかけて、右京区の愛宕山山頂にある愛宕神社で千日詣というものがあり、この日にお詣りすれば千日分のご利益があるとされている。この日は町内単位でお詣りするところもあり、毎年大変な賑わいを見せている。



しかし、だからといって、お詣りした人だけが、このお札を貼っているわけではない。京都では、たとえ、愛宕さんがどこにあるかを知らない人でも、このお札のことは知っていて、誰かから貰うなどして台所に貼ってある。このへんがまた京都らしいところかもしれない。



「あなたのところに愛宕さんのお札ありますか?」
「はい、ありますよ」
「そのお札はん、なんて書いてるかご存知?」
「えっ、なんて書いてましたやろ、火が何とか、でしたやろか?」
と、お札に対してはこんな程度の認識なんだが、必ず各家にあるという代物だ。



愛宕さんにはまことに失礼なことなんだが、普段は全く気にとめていないし、ゆっくり眺めることもしなければ、手を合わせることもない。いわばこのお札は京都人にとって空気と同じような存在なのである。これほど自然にさりげなく、京都の人々の暮らしの中に溶け込んでいるお札というものも、他にはないように思う。
焚き火のあと、花火のあと、京都人の口から思わず出ることばがある。
「ひのようじん、火の用心、火迺要慎(ひのようじん)」、そんな京都の文化のお話…今京都。

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今京都 前途洋洋 2008/08/28 12:00 am

んとようよう…将来の展望が明るくて、希望にあふれているさま。見通しが明るいこと。
◇ちょっと予備知識 → 「前途」は目的までの道のりや将来。「洋洋」は一面に満ちているさま。
                「陽陽」「揚揚」などと書くのは誤り。
                類義語に前途有望(ぜんとゆうぼう)・鵬程万里(ほうていばんり)がある。
                対義語は前途多難(ぜんとたなん)・前途遼遠(ぜんとりょうえん)。

京都は今日から3年めに突入。また、タイトルの四字熟語も今日で丸2年が終わる。我ながらよく頑張っていると思う。最近は、思うように時間が取れないので、読み物としての内容を維持するのが厳しい状態が続く。
日曜日や月曜日に写真のみで紹介している「町並み」などのパターンを増やして、少し更新ペースを緩やかにしようと思っている…今日この頃。

蔵盆の雰囲気
今年も十分に地蔵盆の雰囲気を撮ることができなかった。8月23・24日あたりが通常の日程だが、8月16・17日で開催する町内も今年は増えたという。
路地にあるこんな小さなお地蔵さんもお飾りされている。



テント発見!







お地蔵さんは毎年顔を書き直すという。染物の下絵を描く職人さんや人形師など色々な人に各町内が頼んでいるということだ。



別の町内ではゲームをしていた。残念ながらお子たちの姿はなかった。





少しお話をすることができた。
京都の人口事情は「一度出た人は帰ってこない」という。つまり、就職などで大阪へ。または、土地の値段や地方税の関係から滋賀県などに移った人たちは再び京都を永住の地とすることはないという。京都に残るのはお年寄り。
そのお年寄りも「一人で暮らすには危ない」となると移り住んだ地域に引き取られるという。こうして京都らしい建物は取り壊されマンションが建つ。「前途洋洋」とは無縁な状況。これが今の京都事情…今京都。

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今京都 四面楚歌 2008/08/27 12:00 am

めんそか…周りがみな敵で、味方もなく孤立しているさま。四方を敵に囲まれて心細いこと。
◇ちょっと予備知識 → 楚の国の項羽が漢軍に囲まれたとき、漢軍から楚の歌を歌う声が聞こえてきたので、
                楚はすでに降伏したのかと嘆いた故事から。
                類義語に孤立無援(こりつむえん)がある。

京都を始めて今日で丸2年が終わる。次回からは3年め。我ながらよく続いたと思う。ほぼ毎日のように更新してきたけれど、少し時間的にもきびしく、やや負担になってきた雰囲気もあるので、負担にならないようなペースで更新することを心がけていこうと思う。
日頃よりご愛顧いただいている皆様、ありがとうございます。そして、これからもよろしくお願いします。

火焚(おひたき)
お火焚の行事は、京都だけでなく他の地域にも見られるが、その発祥は京都であるといわれている。



お火焚の由来にはいろいろな説があるが、もともと宮中の重要行事である新嘗祭(にいなめさい)、つまり収穫祭が民間に広まったものであるといわれている。稲穂を育てていただいた太陽と大地に感謝し、また来る年の豊作を祈って行う祈祷行事である。特に行事の日は決まっているわけではないが、11月8火の伏見稲荷大社の火焚祭は有名だ。伏見稲荷では、春に植えた苗の稲藁も焚かれる。



かつては11月になると神社だけでなく、連日、一般家庭や町内、会社でもこの行事を見ることができ、京都の初冬の風物詩でもあったという。火を扱うので一時禁止されたり、自主的に取りやめたりしてその数は少なくなったが、今でも広い敷地をお持ちの方は毎年きちんと行っているというから嬉しい限りだ。



秋にとれた新米を神前にお供えし、願い事を書いた護摩木(火焚串)を焚いて悪霊を追い払い、家内安全、無病息災、商売繁盛、火難除けを神に祈る。お火焚の終わりに、護摩木を焚いたその残り火でみかんを焼く。そのみかんを食べると、来る冬の間、風邪をひかないとわれている。それにその年のお米でつくったおこしと「おたま」と呼ばれている火焔紋の焼き印がおしてある紅白饅頭を、神からのおさがりとしていただき、食す。神と共に同じ食物をいただくことで、神の力を授かるという。



古来より、火の神は太陽の神とも考えられ、世にある不浄なものを消滅させる力があると信じられてきた。こんなところから、京都では、神仏のお札はもちろんのこと、お守りや縁起もの、それに心のこもった礼状など、ごみとして出すには少し気がひけるものの処分は、火にあげるといって、火に燃やしてしまうといったことが、日常的にどの家でもなされている。



京都といえばお寺のイメージが強く、仏教行事ばかりがクローズアップされるが、このお火炊の行事だけではなく、1年を通して一般の家庭にも神事がきちんと生き続けている。やはり、京都は千年の都という京都の文化のお話…今京都。 ※写真は京都の町並みで本文とは関係ないのであしからず。


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