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今京都 御金神社 2017/12/14 12:00 am
日本神話に登場する伊邪那岐(いざなぎ)・伊邪那美(いざなみ)の皇子である金山毘古神(かねやまひこのかみ)がご祭神としてまつられている御金神社(みかねじんじゃ)。もともとは民家の中にひっそりと祀られていたが、1883(明治16)年に社殿が創建され、金神(こんじき)様の愛称で親しまれ地域の人たちに参拝されるようになった。
この神社で一際目立つのは黄金に輝く鳥居。もともと木製の鳥居だったが、台風の影響で壊れ、鉄製の鳥居に。「金」の神様を祀っていることから、鳥居に金箔が施され、2006(平成18)年4月に黄金に輝く鳥居が完成。イチョウの形をした絵馬も特徴的
日本で唯一の強力な金運上昇のパワースポットとして注目され、今は年末ジャンボ宝くじの当選を願っての参拝が絶えないことだろう…という今京都。





《京都・御金神社》
この神社で一際目立つのは黄金に輝く鳥居。もともと木製の鳥居だったが、台風の影響で壊れ、鉄製の鳥居に。「金」の神様を祀っていることから、鳥居に金箔が施され、2006(平成18)年4月に黄金に輝く鳥居が完成。イチョウの形をした絵馬も特徴的
日本で唯一の強力な金運上昇のパワースポットとして注目され、今は年末ジャンボ宝くじの当選を願っての参拝が絶えないことだろう…という今京都。





《京都・御金神社》
年末ジャンボ宝くじ…買わなくては…ね
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今京都 身近なライトアップ 2017/12/13 12:00 am
ご近所のお寺での催し物。偶然、発見した。観光ガイドに載るような有名なものではないけれど、ご近所での催しはお客さんが少ない分、とてもとてもありがたい。こういう催し物、探せばもっともっとあるかも…という今京都。



《京都・本法寺》



《京都・本法寺》
身近なところでの発見って嬉しいよね
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今京都 北山時雨 2017/12/12 12:00 am
『ことばの歳時記』(金田一春彦)によると、「古来の有名な天気に関する語句は、京都を標準として出来ているものが多い」とのことだ。「女心と秋の空」「男心と秋の空」などは、「秋の空は定めがない」というたとえ。秋は好天が続く印象があるが、京都の晩秋の空模様は、晴れているかと思いきや細かい雨が降る。雨だと思いきや晴れ間がでる。このような定めのないのが秋空。特に晩秋はこのような天気を「北山時雨」という。気象学からいえば、時雨は「京都を中心とする近畿地方内陸部の独特な現象」らしい。
かつて京都人は、雲にまで名前をつけていた。西北に出る雲は「丹波太郎」。東南に出る雲は「奈良次郎」。西南に出る雲は「和泉三郎」。東北に出る雲は「近江小太郎」。雲を擬人化し、そのキャラクターに天気を重ね合わせる。嫌われ者は「丹波太郎の雷おこし」。夏に西空、つまり愛宕山の方向に立ち上る雲は雷を伴う。これらは盆地ならではの気象の知恵だ。今ではほとんど聞くことがないが、継承したい京都文化の知恵ではないだろうか。
「北山時雨」よりも「北山しぐれ」の表記のほうが好きだ…という今京都。


《京都・ちょっとした紅葉》
かつて京都人は、雲にまで名前をつけていた。西北に出る雲は「丹波太郎」。東南に出る雲は「奈良次郎」。西南に出る雲は「和泉三郎」。東北に出る雲は「近江小太郎」。雲を擬人化し、そのキャラクターに天気を重ね合わせる。嫌われ者は「丹波太郎の雷おこし」。夏に西空、つまり愛宕山の方向に立ち上る雲は雷を伴う。これらは盆地ならではの気象の知恵だ。今ではほとんど聞くことがないが、継承したい京都文化の知恵ではないだろうか。
「北山時雨」よりも「北山しぐれ」の表記のほうが好きだ…という今京都。


《京都・ちょっとした紅葉》
「春雨じゃ、濡れて行こう」も京都発の気象用語だと以前掲載していたよね
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今京都 地獄辻子 2017/12/11 12:00 am
京都・西陣、千本釈迦堂の門前の五辻通を少し東へ行ったところを今出川通まで南下する小路。このちょっと恐ろしい名前は、おそらく当て字。かつては「地奥辻子」や「釈迦突抜」と呼称されていた。千本釈迦堂の北側には千本閻魔堂があり、「地奥」の語呂と閻魔堂が結びついて変化したのではないかと推測。
「地奥」は、この町が開かれた頃に西洋から奥縞と呼ぶ織物を輸入、一時は流行を極めたのでこの町の織工がこれを模製して販売。それ以来、遠来のものを「唐奥」と云い、京都で製するものを「地奥」と云うようになり、これが町の名になったとの一説も…という今京都。



《京都・地獄辻子》
「地奥」は、この町が開かれた頃に西洋から奥縞と呼ぶ織物を輸入、一時は流行を極めたのでこの町の織工がこれを模製して販売。それ以来、遠来のものを「唐奥」と云い、京都で製するものを「地奥」と云うようになり、これが町の名になったとの一説も…という今京都。



《京都・地獄辻子》
3枚の写真で全景。辻子は本当に楽しいね
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天を仰いで思うこと 容赦ない生き物 2017/12/08 12:00 am
「この世の中に人間ほど凶暴な動物はいない。狼は共食いをしないが、人間は人間を生きながらにして丸呑みにする」といったのはロシアの小説家、フセーヴォロド・ミハイロヴィチ・ガルシン。
一方、「人類みな兄弟」といったのは、財団法人日本船舶振興会(現:公益財団法人日本財団)会長笹川良一(1995年7月96歳没)。日本船舶振興会のテレビコマーシャルの
♪ 戸締り用心 火の用心 一日一回 良いことを ニコニコ ニッコリ 日曜日
戸締り用心 火の用心 月に一度は 大掃除 げんげん 元気な 月曜日
戸締り用心 火の用心 火には用心 火の用心 かんじん かなめの 火曜日だ
戸締り用心 火の用心 水はいのちの お母さん すいすい すいすい 水曜日
戸締り用心 火の用心 木や草花は 友たちだ もっともっと ふやそう 木曜日
戸締り用心 火の用心 お金は世のため 人のため ちょきちょき 貯金の 金曜日
戸締り用心 火の用心 泥んこ風の子 元気な子 どんどん出てこい 土曜日だ ♪ という歌は有名(…らしい)。
たしかにそうだ。人は人を平気で殺す。直接的に命を奪うことはもちろんのこと、間接的あるいは社会的に抹消したりもする。命を奪わなくても大怪我をさせたり、場合によってはそれが原因で障害が残ったりもする。改めて「人類みな兄弟」と訴えなければならないところに、残忍さにしても優しさにしても、人は容赦ない生き物だと思う。優しさはともかく、人はいつから残虐な生き物になったのだろう…と、天を仰いで思うこと。

一方、「人類みな兄弟」といったのは、財団法人日本船舶振興会(現:公益財団法人日本財団)会長笹川良一(1995年7月96歳没)。日本船舶振興会のテレビコマーシャルの
戸締り用心 火の用心 月に一度は 大掃除 げんげん 元気な 月曜日
戸締り用心 火の用心 火には用心 火の用心 かんじん かなめの 火曜日だ
戸締り用心 火の用心 水はいのちの お母さん すいすい すいすい 水曜日
戸締り用心 火の用心 木や草花は 友たちだ もっともっと ふやそう 木曜日
戸締り用心 火の用心 お金は世のため 人のため ちょきちょき 貯金の 金曜日
戸締り用心 火の用心 泥んこ風の子 元気な子 どんどん出てこい 土曜日だ ♪
たしかにそうだ。人は人を平気で殺す。直接的に命を奪うことはもちろんのこと、間接的あるいは社会的に抹消したりもする。命を奪わなくても大怪我をさせたり、場合によってはそれが原因で障害が残ったりもする。改めて「人類みな兄弟」と訴えなければならないところに、残忍さにしても優しさにしても、人は容赦ない生き物だと思う。優しさはともかく、人はいつから残虐な生き物になったのだろう…と、天を仰いで思うこと。

涙が出るほど優しかったり、血反吐が出るほど残忍だったり。本当に人は容赦ない生き物だね