ID : Pass :  | register
フォトヴィレッジ
(rrbのブログ)
上手い下手は関係なし
感じたままの気ままな
写真と言葉を掲載
*画像は全てリサイズ済*
 
------------------------------
《写真カテゴリ》
*
京都の町の
そぞろ歩きは
今京都
* *
スズメさんで
天を仰いで思うこと
* * *
四方山話は
おやかまっさん
* * * *
京都以外の町で
足の赴くままは
◆◆なう
------------------------------
色々とチャレンジする
rrbのブログ
フォトヴィレッジ




Photographer affectation
Delivered from Kyoto
Since 2006/4/25
Since 2007/12/9
(Renewal Start)
Copyright (C) 2006
www.rrbphotovillage.jp
All Rights Reserved
カレンダー
« « 2015 12月 » »
29 30 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 1 2
ご案内
今京都記事一覧
京ことば記事一覧
京が語源記事一覧
天を仰いで記事一覧
・スズメの写真
------------------------------
アクセスカウンタは
不具合のため
運用停止中
2017/9/27
過去ログ
     

rrbのブログ - 2015/12のエントリ

ヘッダーナビゲーション

現在のカテゴリー位置

サイト全体のカテゴリーナビゲーション

今京都 大晦日 2015/12/31 12:00 am

『徒然草』第220段に「鐘の音は黄鐘調(おうじきちょう)なるべし、これ、無常の調子」と出てくる鐘が右京区花園の妙心寺にある。698年の作で、銘ある梵鐘の中では最古だという。その響き(調子)は兼好法師も書いている通り「黄鐘調の鐘」と呼ばれて、余韻が長く心に響く無常の調べとして古来より名高い。世にいう「天下の三鐘」とは、調べのよい妙心寺の鐘、装飾模様の美しい平等院の鐘、そして銘で知られる神護寺の「三絶(さんぜつ)の鐘」のこと。

神護寺のその銘は、学者・橘広相(たちばなのひろみ)が序を考え、菅原道真の父・是善(これよし)が銘を選び、歌人であり書家と知られる藤原敏行(ふじわらのとしゆき)が序と銘を書いた。3人の優れた技芸が揃ったとして「三絶の鐘」と讃えられるのだそうである。

お寺ではこれらの鐘を、昔は1日に6回、晨朝(じんちょう・午前6時頃)、日中、日没、初夜、中夜、後夜に撞いて、都の人々に時を告げていた。京都はお寺の分、梵鐘(釣鐘)も多い。それらがいっせいに鳴ったらどうなるのだろう。「音の洪水となるのか…」と思いきや、その音は御所を中心に京の都全体で音の設計がなされているという。つまり、サウンドスケープという発想だ。「平安の昔から、そんな壮大な音楽宇宙を都に演出した人がいるのだろうか」、また、「どういうことなんだ…」と気になる。

京都市内に伝わる古い鐘の音の振動数を測定した結果というものがある。その結果によると、鐘の多くは唐古律(とうこりつ)という中国唐代の音の調べに合わせて調律されているという。そして、それらは御所を中心にして、寺院のある方角と鐘の調べに関連性があった。鐘の調べは北の大徳寺は「盤渉調(ばんしきちょう)」、東山の高台寺・清水寺は「上無調(かみむちょう)」、知恩院は「下無調(したむちょう)」、南の西本願寺は「壱越調甲(いちこつちょうこう)、そして西の神護寺の「三絶の鐘」は「平調(ひょうじょう)」という結果が得られた。

さらに、これらの音は平安時代後期の音楽理論のもとで陰陽五行説と結びついている。すなわち、北に玄武(げんぶ)、東に青龍(せいりゅう)、南に朱雀(すざく)、西に白虎(びゃっこ)、という獣神を想定し、それによって平安の都は守護されている。と同時に、東西南北にはそれぞれの調べがあって、これらの寺院の鐘があてはまるとのことである。調査した鐘は京都市内の15点で、あてはまらないものもあるということだが、半分の7点は関連性をもつという。陰陽五行説に基づいて、御所を中心に方位に見合った鐘の調べが都大路に鳴り渡っているということになる。

平安京の造営では方位が重んじられたことがわかっているが、そこには方位に見合った音という発想まで含まれていた。そして、その調べに合わせて設計された京のお寺の鐘がいっせいに鳴り響けば、京の都全体が音舞台に変身する。静寂に包まれた平安の都の諸行無常のコンサートといえる。それはまさに、お寺の鐘が美しい雅楽を奏でる平安の都はサウンド設計された音舞台ということだ。

今日は大晦日。いっせいに鳴り響く各寺院の梵鐘に耳を傾けてみよう。この記事は再掲であるが、大晦日の定番としたい。今年1年大変お世話になりました。来年もよろしくお願いします…という今京都。

京都の鐘にはそんな秘密があったのね〜。あっ、来年もよろしくね。

このエントリーの情報

おやかまっさん 初詣でのお作法/大人たばこ養成講座 2015/12/30 12:00 am

年明けに初詣に行く人もいるはず。JTの、『大人たばこ養成講座』という本から掲載しよう。

《初詣でのお作法》
(1)元日0時00分、吸いはじめに1年のマナーを誓うこと。
(2)マフラー、手袋、防止、カイロで防寒準備を万全にすること。
(3)携帯灰皿を、出かける時は忘れずに。忘れた時は出かけずに。
(4)夜道では、スリとチカンとカツ上げに注意すること。裏道は極力避けること。
(5)自販機の「あったか〜い」ボタンのドリンクで、凍える体を暖めること。最初はほっぺに当てること。
(6)ただし、ふさふさストールの着物女性も多いので、行列ないでの飲食は特に気を使うこと。
(7)人ゴミでたばこを吸わないこと。吸い殻は玉砂利に埋めないこと。
(8)全体の流れが牛歩であっても、前の人を幼いこと。かかとを踏まないこと。
(9)大きな神社では、飛び交うお賽銭をほしいと思わないこと。
(10)出会いをご所望の方は「ごえん」をそっと投げること。
(11)巨大な鈴を鳴らしたらかしわ手を打ち、目をつむること。シワとシワを合わせて幸せを願うこと。
(12)欲張って、あれもこれもお願いしないこと。
(13)おみくじの結果がよろしくなかったら、たばこを吸って気を取り直すこと。
(14)その際も、人の流れに気を配り、煙の行方に配慮すること。
(15)初日の出を拝む場合、移動時間を考慮すること。昇ってしまえばただの太陽なので急ぐこと。

ちょっと「んっ!?」という項目もあるが、やっぱりこの本は、結構、楽しめる…ということで、どうも、おやかまっさんどした。





初詣…いつ行く?

このエントリーの情報

おやかまっさん PM2.5 2015/12/29 12:00 am

ここ数年、ニュースで取り上げられることが多いPM2.5。PM2.5とは何者なのか。決して、午後2時30分をさしているのではないよ。(ちょっとオヤジ…かな)

PM2.5とは、大気中を飛ぶ微細な粒子(Particulate Matter)のうち、その大きさが2.5マイクロメートル以下のものの総称である。2.5マイクロメートルと言われてもイメージしにくいが、髪の毛の太さの40〜50分の1であり、肉眼で見ることができないものである。その小ささゆえに、通常のマスクでは防ぐことができず、工業用の防塵マスクレベルでないと完全に遮断ができないということだ。

このPM2.5にもっとも気をつけたほうがいい日とは、大陸から移動してくる移動性高気圧がもたらす晴天の日ということだ。移動性高気圧の圏内は、上空から地面付近に空気が下りてくる場所となり、いわば空気が封じ込められているエリアとなる。大陸で汚染された空気もこの高気圧圏内で封じ込められて、あまり拡散することなく、そのまま日本付近に流れ込んでくるということだ。春先のルンルンしたくなるような陽気な日が最も危険…ということになる。気をつけたいものだ…ということで、どうも、おやかまっさんどした。





花粉だけでなく厄介な大気汚染粒子の存在。厄介だね、恐いね

このエントリーの情報

◆◆なう 放射冷却 2015/12/28 12:00 am

気象に関する話が続くが、耳にするのに意外と知らないのが「放射冷却」のこと。「放射冷却」とは、物体から熱(赤外線)が放出されて温度が下がっていくことをいう。夜は、地面から空に向かって熱が放出される。それにより地面が冷え、その冷えた地面に接している空気も冷やされて気温が下がっていく、という仕組みである。

しかし、空に雲があると、地面から放出された熱は雲が受け止めて、雲自体も地面に向かって熱を放出するので気温はあまり下がらない。雲が布団のような役割をしている状態とイメージするのがわかりやすいかも…だ。逆に言えば、晴れの日は布団がない状態なので放射冷却が起こりやすいということになる。

つまり、夜から朝にかけて冷え込む2つの条件、「よく晴れる」「風も穏やか」という気象条件のときに「放射冷却」が起こりやすいということだ。「放射冷却」自体は季節を問わず年中起こっているが、秋から冬にかけての「移動性高気圧」がもたらすものが「強く効く」と考えてよい。

体調管理の参考になれば幸いだ…という神戸なう。





なるほど…と感心するしかないね

このエントリーの情報

天を仰いで思うこと 寒さ 2015/12/25 12:00 am

「寒さ」にもいろいろとあるのをご存じ? オヤジギャグを聞いたときの寒さ!? た、確かに「寒い」が、ここでの「寒さ」とは意味が違う。
風の強い日、足元からグッと冷える日、そして天気が崩れて陽射しがなくジメジメ・ひんやりとした日。大きくはこの3つに分けられる。

まず、風が強い日の寒さを「風冷え(かぜびえ)」という。空気自体がそれほど冷えていなくても、強い風が吹くと気温が下がる。風速1メートル/秒の風で体感温度は1℃低く感じるとのこと。つまり気温が10℃でも10メートル/秒の風があると、体感的には0℃前後の気温と同様に感じるということになる。

風が穏やかでも、足元からジワっと冷える寒さのことを「底冷え(そこびえ)」という。放射冷却が強く効いた次の日の朝などは、こんな状況になる。気温は一般的に人間の胸の高さあたりで測ることになっており、日本では1.5mの高さと決められている。しかし、冷たい空気は下にいくため、地面の近くの温度は発表されている気温よりも低くなる。例えば、最低気温2℃の朝でも、それは胸の高さの気温であり、地面のすぐ近くでは0℃前後まで下がることもあるということになる。

最後に、天気が崩れて雨が降り、ジメジメしていて寒いということもある。この寒さを「湿気寒(しけざむ)」という。冬場だけでなく、梅雨時に感じることも多い。なんとなく体の周りに湿気がまとわりついて、ジメジメしていて寒く感じるというものである。

3つの寒さに対する防寒方法も異なる。風が強い「風冷え」の日は、風を通しにくいコートなどが必要。足元が冷える「底冷え」の日は、温かい靴下やもう一枚タイツを履くか、保温性のある靴を履くなどが必要。ジメジメした「湿気寒」の日は、1枚シャツを羽織ることが必要。などである。

さらに、この3つの寒さが入り交じる季節がある。それは冬の終わりかけ、春先である。気象界では「フル・フク・ドン」といわれている。「降る・吹く・曇」のことである。この時季は、体調を崩さないように注意がさらに必要となる。寒さ対策を万全にして、残り少ない2015年を過ごしたい…と、天を仰いで思うこと。

メリークリスマス!





なるほど、寒さにも3つあるというだね。これはいい情報だと思う

このエントリーの情報

ページナビゲーション

(1) 2 3 4 5 »

 
     
お願い
画像等の著作権は、所有者または撮影者に帰属しています
画像等の無断転用は、固くお断りします
------------------------------
← に掲載以外の写真等は
もっと今京都
↓ ↓ ↓

------------------------------
《LINK》


XP canon


photocon

------------------------------
《ポチッとお願い》

にほんブログ村 写真ブログ 京都風景写真へ

にほんブログ村 写真ブログ 野鳥写真へ

にほんブログ村 写真ブログへ



PV Access Ranking
にほんブログ村

------------------------------
copyright Tsuwano
Screen Project

スズメ(rrbphoto)
ランダムスクロール
(表示30枚/全枚)
こんな1枚

シジュウカラ


ヒヨドリ


絵馬に願いを


手水舎


千本鳥居


幸せを感じるとき


哲学の道


影絵

pagetop