rrbのブログ - 2015/12/28のエントリ
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◆◆なう 放射冷却 2015/12/28 12:00 am
気象に関する話が続くが、耳にするのに意外と知らないのが「放射冷却」のこと。「放射冷却」とは、物体から熱(赤外線)が放出されて温度が下がっていくことをいう。夜は、地面から空に向かって熱が放出される。それにより地面が冷え、その冷えた地面に接している空気も冷やされて気温が下がっていく、という仕組みである。
しかし、空に雲があると、地面から放出された熱は雲が受け止めて、雲自体も地面に向かって熱を放出するので気温はあまり下がらない。雲が布団のような役割をしている状態とイメージするのがわかりやすいかも…だ。逆に言えば、晴れの日は布団がない状態なので放射冷却が起こりやすいということになる。
つまり、夜から朝にかけて冷え込む2つの条件、「よく晴れる」「風も穏やか」という気象条件のときに「放射冷却」が起こりやすいということだ。「放射冷却」自体は季節を問わず年中起こっているが、秋から冬にかけての「移動性高気圧」がもたらすものが「強く効く」と考えてよい。
体調管理の参考になれば幸いだ…という神戸なう。
しかし、空に雲があると、地面から放出された熱は雲が受け止めて、雲自体も地面に向かって熱を放出するので気温はあまり下がらない。雲が布団のような役割をしている状態とイメージするのがわかりやすいかも…だ。逆に言えば、晴れの日は布団がない状態なので放射冷却が起こりやすいということになる。
つまり、夜から朝にかけて冷え込む2つの条件、「よく晴れる」「風も穏やか」という気象条件のときに「放射冷却」が起こりやすいということだ。「放射冷却」自体は季節を問わず年中起こっているが、秋から冬にかけての「移動性高気圧」がもたらすものが「強く効く」と考えてよい。
体調管理の参考になれば幸いだ…という神戸なう。
なるほど…と感心するしかないね