rrbのブログ - 2015/12/25のエントリ
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天を仰いで思うこと 寒さ 2015/12/25 12:00 am
「寒さ」にもいろいろとあるのをご存じ? オヤジギャグを聞いたときの寒さ!? た、確かに「寒い」が、ここでの「寒さ」とは意味が違う。
風の強い日、足元からグッと冷える日、そして天気が崩れて陽射しがなくジメジメ・ひんやりとした日。大きくはこの3つに分けられる。
まず、風が強い日の寒さを「風冷え(かぜびえ)」という。空気自体がそれほど冷えていなくても、強い風が吹くと気温が下がる。風速1メートル/秒の風で体感温度は1℃低く感じるとのこと。つまり気温が10℃でも10メートル/秒の風があると、体感的には0℃前後の気温と同様に感じるということになる。
風が穏やかでも、足元からジワっと冷える寒さのことを「底冷え(そこびえ)」という。放射冷却が強く効いた次の日の朝などは、こんな状況になる。気温は一般的に人間の胸の高さあたりで測ることになっており、日本では1.5mの高さと決められている。しかし、冷たい空気は下にいくため、地面の近くの温度は発表されている気温よりも低くなる。例えば、最低気温2℃の朝でも、それは胸の高さの気温であり、地面のすぐ近くでは0℃前後まで下がることもあるということになる。
最後に、天気が崩れて雨が降り、ジメジメしていて寒いということもある。この寒さを「湿気寒(しけざむ)」という。冬場だけでなく、梅雨時に感じることも多い。なんとなく体の周りに湿気がまとわりついて、ジメジメしていて寒く感じるというものである。
3つの寒さに対する防寒方法も異なる。風が強い「風冷え」の日は、風を通しにくいコートなどが必要。足元が冷える「底冷え」の日は、温かい靴下やもう一枚タイツを履くか、保温性のある靴を履くなどが必要。ジメジメした「湿気寒」の日は、1枚シャツを羽織ることが必要。などである。
さらに、この3つの寒さが入り交じる季節がある。それは冬の終わりかけ、春先である。気象界では「フル・フク・ドン」といわれている。「降る・吹く・曇」のことである。この時季は、体調を崩さないように注意がさらに必要となる。寒さ対策を万全にして、残り少ない2015年を過ごしたい…と、天を仰いで思うこと。
メリークリスマス!
風の強い日、足元からグッと冷える日、そして天気が崩れて陽射しがなくジメジメ・ひんやりとした日。大きくはこの3つに分けられる。
まず、風が強い日の寒さを「風冷え(かぜびえ)」という。空気自体がそれほど冷えていなくても、強い風が吹くと気温が下がる。風速1メートル/秒の風で体感温度は1℃低く感じるとのこと。つまり気温が10℃でも10メートル/秒の風があると、体感的には0℃前後の気温と同様に感じるということになる。
風が穏やかでも、足元からジワっと冷える寒さのことを「底冷え(そこびえ)」という。放射冷却が強く効いた次の日の朝などは、こんな状況になる。気温は一般的に人間の胸の高さあたりで測ることになっており、日本では1.5mの高さと決められている。しかし、冷たい空気は下にいくため、地面の近くの温度は発表されている気温よりも低くなる。例えば、最低気温2℃の朝でも、それは胸の高さの気温であり、地面のすぐ近くでは0℃前後まで下がることもあるということになる。
最後に、天気が崩れて雨が降り、ジメジメしていて寒いということもある。この寒さを「湿気寒(しけざむ)」という。冬場だけでなく、梅雨時に感じることも多い。なんとなく体の周りに湿気がまとわりついて、ジメジメしていて寒く感じるというものである。
3つの寒さに対する防寒方法も異なる。風が強い「風冷え」の日は、風を通しにくいコートなどが必要。足元が冷える「底冷え」の日は、温かい靴下やもう一枚タイツを履くか、保温性のある靴を履くなどが必要。ジメジメした「湿気寒」の日は、1枚シャツを羽織ることが必要。などである。
さらに、この3つの寒さが入り交じる季節がある。それは冬の終わりかけ、春先である。気象界では「フル・フク・ドン」といわれている。「降る・吹く・曇」のことである。この時季は、体調を崩さないように注意がさらに必要となる。寒さ対策を万全にして、残り少ない2015年を過ごしたい…と、天を仰いで思うこと。
なるほど、寒さにも3つあるというだね。これはいい情報だと思う