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rrbのブログ - 天を仰いで思うことのエントリ

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天を仰いで思うこと しるい 2009/07/01 12:00 am

るい
雨が降って道がぬかっていること。「道がしるいし、長靴履いて行きなはれ」 泥深いことにも使う。「汁」に「い」をつけて形容詞化したものか。京都府北部ではジルイ、ジュルイとも。『物類称呼』には「道路のぬかりを、関西にてしるい、東国にてぬかりといふ」とある。雪が解けるとシルイ道になる。室町時代、「しるい」は粥など水気の多いもののさまをいった。京都ではヌカルミは泥深い所を指す。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

月。今日から7月だ。早いものだ。京都の街では、祇園祭のお囃子が聞こえている。

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方山話(60)
日常品について思うこと



起源は定かではないが正倉院の所蔵物にそれらしきものがある。古くは衣包(ころもつつみ)、平包(ひらつつみ)と呼ばれていた。これは「風呂敷」のこと。風呂敷と呼ばれるようになったのは室町時代末期に大名が風呂に入る際に、平包を広げその上で脱衣などして服を包んだ、あるいは足拭きにしたなどの説による。言葉自体の記録としては、駿府徳川家形見分帳の記載が最初のものとされる。その後、江戸時代になり銭湯の普及とともに庶民にも普及。なお平包の言葉は風呂敷の包み方の一つとして残る。



一枚の布ではあるが様々の形状、大きさのものを包むことができるため広く普及。風呂敷自体、様々な大きさのものが作られ強度を上げるため刺子を施すなどもされた。サイズの大きいものは大風呂敷といい布団を包めるようなものもある。明治時代以降、西欧から鞄類が入り風呂敷の利用は減っていき、現代、街中で見ることは希。しかし近年、環境問題により、レジ袋に代わるものとして利用を提案する意見がある。


(神戸) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

この風呂敷も先日の手ぬぐいと同様にいくつか持っている。「風呂敷」はとても便利なものだ。手提げ袋や鞄で持ち手のついているタイプに慣れきっている方には使いづらいかも。使いづらいというより、持ちにくいかもしれない。エコ・バックなどが世間でもてはやされているが、一番のエコ・バックは「風呂敷」だと思う。小さくたたんでおけば、鞄の中に入れていても邪魔にならない。また、物を包む使用だけでなく、様々な用途にも展開できる。アイデアひとつでとてもお洒落なアイテムだといえる。エコ・バックの変わりにひとつ鞄の中に入れておくのもお洒落ではないか…と、天を仰いで思うこと。


 

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天を仰いで思うこと かんにんえ 2009/06/29 12:00 am

んにんえ
ごめんね。許してください。「カンニンエ、こんなことさせといて」「ちょっと前を通らしてとくりゃす、カンニンどっせ」 カンニンを繰り返して「えらい遅うなってしもて、カンニン、カンニン」「堪忍」は耐え忍ぶこと。カンニンシテ・カニシテヤともいい、祇園ではカンニンドッセを多用する。丁寧にはカンニンシトクリャス。「もう二度としません、カンニンシトクリャス」 京都府北部ではコラエテ。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

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方山話(59)
蛍について思うこと(2)



先日のの続き。
蛍の成虫の体長は数mm〜30mmほどで、甲虫としては小型〜中型となる。体型は前後に細長く、腹背に平たい。特に前胸は平らで、頭部を被うことが多い。


カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

よくある色合いは全体に黒っぽく、前胸だけが赤いというものである。その体は甲虫としては柔らかく、オスとメスを比べるとメスのほうが大きい。メスは翅が退化して飛べない種類があり、さらには幼虫のままのような外見をした種類もいるということだ。成虫期間は約1〜2週間。幼虫はやや扁平で細長い。頭部は胸部に引っ込めることができる。胸部に短い三対の歩脚があり、腹部の後端に吸盤があって、シャクトリムシのように移動する。


カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

もっともな特徴は成虫になるタイミングを自分で決めるということだ。つまり「今年は成虫になるのや〜めた」とできるところにある。この話が本当ならば、ステキなことだ。蛍でさえ(という表現は蛍に失礼だが)自分の意思で物事を決める。知的生命体の人間はどうだろうか? 蛍の爪の垢を煎じて飲まなければならないのではないかという人が増えているのは否定できない。あっ、蛍だけに「爪の垢」ではなく「蛍が好む水」といったほうがいいのかも…と、天を仰いで思うこと。


 

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天を仰いで思うこと あんじょう 2009/06/26 12:00 am

んじょう
「アンジョウ教ええてあげて」「この話アンジョウまとまるとええな」と用い、上手に、うまくの意。「アンジョウあいつにだまされてしもた」のようにも用いる。もとは「味良く」からで、味覚表現であった。好都合に、いい具合に、の意味でアンバヨウとも。「仕事がアンバヨウ済んでよろしおしたな」 アンバヨウはアンバイヨクからで、アンバイは健康や天気ついていう。「機械のアンバイ」は機械の調子。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

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方山話(58)
蛍について思うこと



蛍が発光する能力を獲得したのは「敵をおどかすため」という説や、「食べるとまずいことを警告する警戒色である」という説がある。事実ホタル科の昆虫は毒をもっており、よく似た姿や配色(ベーツ擬態、ミューラー擬態)をした昆虫も存在する。卵や幼虫の時代にはほとんどの種類が発光するが、成虫が発光する種は夜行性の種が大半を占め、昼行性の種の成虫では強く発光する種も存在するが、多くの種はまず発光しない。


カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

夜行性の種類ではおもに配偶行動の交信に発光を用いており、光を放つリズムやその際の飛び方などに種ごとの特徴がある。このため、「交尾のために発光能力を獲得した」と言う説も有力である。一般的には雄の方が運動性に優れ、飛び回りながら雌を探し、雌はあまり動かない。成虫が発光する場合は蛹も発光するので、このような種は生活史の全段階で発光することになる。


カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

また、蛍の種類は世界中で約2000種類、日本では約40種類が生息。日本で鑑賞できる代表的なものはゲンジホタル・ヘイケホタル・ヒメホタル。成虫はゲンジホタルの方が少し大きく発光も強めだという。ゲンジボタルの見ごろは5〜7月、ヘイケホタルは6〜8月が一般的。蛍鑑賞ができるのは夜7時〜9時頃で、月明かりがない・雨上がりで湿度が高い・風がないなどの条件が揃うと活発に活動する。
さて、その蛍。思わぬところにたくさんいた。が、写真を撮りに行ったときは前日の大雨で流されていた。それでもこれだけ撮ることができたのは幸いなことである。来年はもっと撮りたい…と、天を仰いで思うこと。


 

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天を仰いで思うこと はる、よる 2009/06/24 12:00 am

る、よる
軽い尊敬の意を表す。「この本読まハルか」「なさる」から「なはる」を経てハルに。「お馬が通らハル」のように動物にも用い、「この子よう泣かハリますやろ」と自分の子に対しても使う。一方、〜ヨルは第三者の動作を軽く侮っていう男性語。「嫌なやつが来ヨッタ」 言いヨル、行きヨル、読みヨル、書きヨルのように動詞の連用形にヨルをつけた。行ッキョル、書ッキョルのようにもいう。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

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方山話(57)
日常品について思うこと



(1)平安時代には神事の際の装身具として使われていた。
(2)使用している材料が貴重品だったために奈良時代にも庶民には浸透していない。
(3)鎌倉時代になって少しずつ普及し始める。
(4)江戸時代には生活必需品として定着していった。
(5)機能性だけではなく、芸術性も重視されるようになったのも江戸時代。
(6)考案したデザインで作り上げて競う合いもあった。
(7)明治時代には新しい技法が考案された。
(8)昭和の頃は日常品の枠を超えて全国に広がった。
さて、何のことだと思う? 実は「てぬぐい」のこと。



再掲すると、
(1)平安時代には神事の際の装身具として使われていた。
(2)布が貴重品だったため奈良時代にも庶民には浸透せず、鎌倉時代から少しずつ普及し始める。
(3)江戸時代には綿の栽培が各地で行われるようになり、「てぬぐい」は生活必需品として定着していった。
(4)機能性だけではなく、芸術性を重視されるようになったのもこの頃。
(5)「てぬぐい合わせ」という催しが粋な人々の間で広がり、それぞれの考案したデザインを「てぬぐい」に染めて競い合った。
(6)それにより染めの技術も発達。
(7)明治時代にはいって、「注染」という染めの技法が考案され、染め業界に大革命がおこる。
(8)昭和の頃には「てぬぐい」を趣味とした会ができるなど日常品の枠を超えて全国に広がる。
(9)今では様々な色柄の「てぬぐい」が生まれ、自由な発想で使われている。
というのが「てぬぐい」のざっとした歴史。


(神戸) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

「てぬぐい」を、少しばかり持っている。最近はハンカチを使うより「手ぬぐい」愛好家だ。和物を扱うお店も増えている。使用用途は様々で、アイデア次第でお洒落なアイテムとなる。確かに便利な代物だ…と、天を仰いで思うこと。


 

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天を仰いで思うこと のじ 2009/06/17 12:00 am


「このお菓子はノジがないな」 口中に長く持ちこたえること。「能持」「能治」の意味にもとづく。せんべいのようにすぐに食べてしまうものに対して、飴は口中に持ちこたえるから、ノジがよいという。『日葡辞書』にはノージと出ている。子どものおやつの選択にも、ノジを考えた先人の知恵がしのばれる。むかし、旅行などに携えた食糧を「かて」といったが、「かてる」(混ぜ合わせる)の意から。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

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のネタ雑学(44)
ステンレスはもともと錆びている?



高温に強く、錆びないのがステンレスの特徴。ところがステンレスは錆によって、あの光沢がつくり出されているというから、頭が混乱してしまいそうだ。



ステンレスの主原料は鉄だが、鉄だけでは空気や水の中の酸素と反応して、酸化鉄である錆を生じてしまう。そこで、常温で酸化されることのないクロムを混ぜることにした。鉄にクロムを混ぜた合金をつくると、すぐに表面が酸化されるが、内部まで酸化しようとする働きをクロムが止めるので合金の表面を酸化膜が覆う形になる。この錆の幕によって内部の鉄が保護されるため、独特の光沢が保たれ、腐食してしまうことがないという。


(神戸) カメラ/EPSON R-D1s  レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

錆も使い方で便利なものになるだなぁ…と、天を仰いで思うこと。
★前回はここ(←クリック)


 

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