rrbのブログ - 今京都のエントリ
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今京都 加持祈祷 2008/01/17 9:12 am
かじきとう…病気や災難から逃れるために神仏に祈ること。
◇ちょっと予備知識 → 「加持」は真言宗での呪法で、仏の加護によって災いを払う祈りのこと。
「祈祷」は心を込めて神仏に祈ること。
烏丸通(からすまどおり) vol.2(最終回) vol.1はここ(←クリック)
さて、つまり平安京の時代には今の千本通りが朱雀大路としてメインストリートだった時代に、既に烏丸小路があったということ。

しかし、当時は両側の東洞院通や西洞院通のほうがずっと大きい通りだったということ。

また平安京の市街にかつて流れていた川として、堀川、小川、西洞院川、今出川、夷川などと並んで、烏丸川という川もあったということ。

応仁の乱後、秀吉の天正時代に烏丸川が姿を消したということ。

などがわかった。

そして「烏丸川があったので烏丸小路が生まれ、烏丸小路にもとづいて今日の烏丸通が起こったと見るべきではないか」という一説にであった。

つまり「カラスマ(烏丸)はカワラ(川原)ス(州)マ(際)が語源で、川原の州の上に発達した所という意味ではないか」ということだ。

現に烏丸線の地下鉄工事では川原があったことを示す砂層がみつかっており、烏丸綾小路では弥生時代の住居が川原州に発掘されたそうだ。

この説が正しいなら「烏」も「丸」も当て字ということになる。本来は「カワラスマ(川原州際)」。烏丸の「丸」を呼びやすいように「マ」と略したのではなく、マ(際)という音が先にあって、そこに中心(本丸)の意味を込めて「丸」の字を当てた、というわけだ。

今風にいえば、フリーマーケットのことを略して「フリマ」と呼んだりするが、そこに「振丸」と漢字を当てたようなもの、といえばいいかな。いずれにしても「烏丸」にかかわらず、読み方が結構難しい。

調べて思ったのであるが、この問題については、「ここは、かつての王城の地である、都である。日本語はここから生まれたのである、と平然と構え『そうかぁ、これが都ことばというものか』なんて、妙に納得するにとどまることがいい」ようだ。
そうそう、昨日の「烏丸丸太町」の読み方は「からすままるたまち」…今京都。(一連の写真は烏丸通の北側(北大路)から南側(京都駅)までの間の風景)
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また平安京の市街にかつて流れていた川として、堀川、小川、西洞院川、今出川、夷川などと並んで、烏丸川という川もあったということ。

応仁の乱後、秀吉の天正時代に烏丸川が姿を消したということ。

などがわかった。

そして「烏丸川があったので烏丸小路が生まれ、烏丸小路にもとづいて今日の烏丸通が起こったと見るべきではないか」という一説にであった。

つまり「カラスマ(烏丸)はカワラ(川原)ス(州)マ(際)が語源で、川原の州の上に発達した所という意味ではないか」ということだ。

現に烏丸線の地下鉄工事では川原があったことを示す砂層がみつかっており、烏丸綾小路では弥生時代の住居が川原州に発掘されたそうだ。

この説が正しいなら「烏」も「丸」も当て字ということになる。本来は「カワラスマ(川原州際)」。烏丸の「丸」を呼びやすいように「マ」と略したのではなく、マ(際)という音が先にあって、そこに中心(本丸)の意味を込めて「丸」の字を当てた、というわけだ。

今風にいえば、フリーマーケットのことを略して「フリマ」と呼んだりするが、そこに「振丸」と漢字を当てたようなもの、といえばいいかな。いずれにしても「烏丸」にかかわらず、読み方が結構難しい。

調べて思ったのであるが、この問題については、「ここは、かつての王城の地である、都である。日本語はここから生まれたのである、と平然と構え『そうかぁ、これが都ことばというものか』なんて、妙に納得するにとどまることがいい」ようだ。
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今京都 本末転倒 2008/01/16 12:08 am
ほんまつてんとう…物事の中心となる大事なことと、末端の些細なことを取り違えること。大切なことをないがしろにして、どうでもよいことに気を取られること。
◇ちょっと予備知識 → 「本末」は樹木の本(もと)と末(すえ)のこと。
類義語に主客転倒(しゅかくてんとう)・冠履倒易(かんりとうえき)・
釈根灌枝(しゃくこんかんし)・舎本逐末(しゃほんちくまつ)がある。
烏丸通(からすまどおり) vol.1
どの街でもメインストリートというものがある。

京都の現代のメインストリートは「烏丸通」。京都駅からまっすぐ北に伸びている広い通り。でも、京都人以外の人には、やはりひと言添えるのが親切ではないか…と思うのが「烏丸」の読み方である。

この烏丸丸太町の標識を「からす・まるまる・ふとるまち」と読んだという笑い話があるように、京都の地名は読み方が結構難しい。

にもかかわらず、観光都市京都として、訪れる観光客に何か配慮しているかというと、ことさら何もしていないところがまた京都らしい。とはいうものの最近は標識などが充実してきている。

ここは、かつての王城の地である、都である。日本語はここから生まれたのである、と平然と構えてみると「カマンザ(釜座)」などという、日本語とは思えない響きさえも「そうかぁ、これが都ことばというものか」なんて、妙に納得してしまう。

「カラスマル」と読んで当たり前、「トリマル」と読んでも恥じることなかれ。野山ならともかく、街の真ん中で「カラス」なんてつく地名はあまりないのではないだろうかと思う。

この烏丸という地名、いったいどこからきたのだろうと気になった。

もともとは「カラスマル」が、呼びやすい「カラスマ」に変わったのだろうか。それとも…。

いずれにしても、灯台下暗し。京都を代表する地名にもかかわらず、烏丸の由来が語られることって意外と無いように思う。


駅伝でも使用される現代のメインストリート「烏丸通」をいつものように調べてみた…今京都。(続く)
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どの街でもメインストリートというものがある。

京都の現代のメインストリートは「烏丸通」。京都駅からまっすぐ北に伸びている広い通り。でも、京都人以外の人には、やはりひと言添えるのが親切ではないか…と思うのが「烏丸」の読み方である。

この烏丸丸太町の標識を「からす・まるまる・ふとるまち」と読んだという笑い話があるように、京都の地名は読み方が結構難しい。

にもかかわらず、観光都市京都として、訪れる観光客に何か配慮しているかというと、ことさら何もしていないところがまた京都らしい。とはいうものの最近は標識などが充実してきている。

ここは、かつての王城の地である、都である。日本語はここから生まれたのである、と平然と構えてみると「カマンザ(釜座)」などという、日本語とは思えない響きさえも「そうかぁ、これが都ことばというものか」なんて、妙に納得してしまう。

「カラスマル」と読んで当たり前、「トリマル」と読んでも恥じることなかれ。野山ならともかく、街の真ん中で「カラス」なんてつく地名はあまりないのではないだろうかと思う。

この烏丸という地名、いったいどこからきたのだろうと気になった。

もともとは「カラスマル」が、呼びやすい「カラスマ」に変わったのだろうか。それとも…。

いずれにしても、灯台下暗し。京都を代表する地名にもかかわらず、烏丸の由来が語られることって意外と無いように思う。


駅伝でも使用される現代のメインストリート「烏丸通」をいつものように調べてみた…今京都。(続く)
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今京都 時世時節 2008/01/15 12:07 am
ときよじせつ…それぞれの時代の風潮。世の中のありさま。時流。巡り合わせ。
◇ちょっと予備知識 → 「時世」は時代、またその時代の風潮や雰囲気。「じせい」と読むのは誤り。
野宮神社(ののみやじんじゃ) 伊勢斎宮・源氏物語旧跡 vol.3(最終回) vol.2はここ(←クリック)
縁結びや、進学の神様として知られており、若い女性や修学旅行生に人気の野宮神社。
観光地の嵐山に存在しているために、純粋な信仰心で訪れている方がどれだけいるか不明だが、賑わっているのは事実。




種類が豊富でユニークなお守りなども揃っているという。また、神社周辺の竹は「野の宮竹」と呼ばれており、主に工芸品などに利用されている。



この黒木鳥居はクヌギの木の皮を剥かないまま使用する日本最古の鳥居の様式。周辺の小柴垣はクロモジの木を用いる。
天皇陛下の御即位式で建てられる「大嘗祭」も黒木鳥居と小柴垣で囲まれている。
この場所は、嵯峨野めぐりの起点といわれており、スタート地点にはぴったりの神社。観光気分の参拝だとしても寺社仏閣に触れるいい機会だと思う…今京都。
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観光地の嵐山に存在しているために、純粋な信仰心で訪れている方がどれだけいるか不明だが、賑わっているのは事実。




種類が豊富でユニークなお守りなども揃っているという。また、神社周辺の竹は「野の宮竹」と呼ばれており、主に工芸品などに利用されている。



この黒木鳥居はクヌギの木の皮を剥かないまま使用する日本最古の鳥居の様式。周辺の小柴垣はクロモジの木を用いる。
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今京都 即身成仏 2008/01/14 12:07 am
そくしんじょうぶつ…人間がこの世で悟りを得て、生きているままで仏になること。
◇ちょっと予備知識 → 真言密教の教義。凡人でも悟りを開けば、今の肉体のままでも仏になれることをいう。
類義語に即身是物(そくしんぜぶつ)・即身菩薩(そくしんぼさつ)がある。
野宮神社(ののみやじんじゃ) 伊勢斎宮・源氏物語旧跡 vol.2 vol.1はここ(←クリック)

御本殿には野宮大神(天照皇大神)、

御本殿右側には愛宕大神(鎮火勝運)、



御本殿左側には白峰弁財天(芸能上達)、白福稲荷大明神(子宝安産、商売繁盛)、大山弁財天(交通安全、財運向上)、野宮大黒天(良縁結婚)が祀られている。


写真で紹介しても昨日・今日でほぼ全景となるくらいの広さ。決して広くはないけれど観光客が後を絶たない…今京都。(続く)
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類義語に即身是物(そくしんぜぶつ)・即身菩薩(そくしんぼさつ)がある。
野宮神社(ののみやじんじゃ) 伊勢斎宮・源氏物語旧跡 vol.2 vol.1はここ(←クリック)

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御本殿右側には愛宕大神(鎮火勝運)、



御本殿左側には白峰弁財天(芸能上達)、白福稲荷大明神(子宝安産、商売繁盛)、大山弁財天(交通安全、財運向上)、野宮大黒天(良縁結婚)が祀られている。


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今京都 巧遅拙速 2008/01/13 10:09 am
こうちせっそく…巧みで遅いより、下手でも速いほうがよいということ。
◇ちょっと予備知識 → もともと兵法の語で、「戦争は作戦が稚拙でも早くかって終わらせること。
作戦が巧みで戦いを長く続けた例はない」ということから。
「巧遅は拙速に如かず」の略。
野宮神社(ののみやじんじゃ) 伊勢斎宮・源氏物語旧跡 vol.1
京都嵐山にある野宮神社。ここは以前に取り上げた竹林の小径(←クリック)にある。竹林の小径と同じように写真サイトXPでお世話になっている方(←クリック)とのお約束。だけど、プレッシャーも…。さらに、リアルタイムの写真じゃなくてごめんなさい。

さて、野宮はその昔、天皇の代理で伊勢神宮にお仕えする斎王(皇女、女王の中から選ばれる)が伊勢へ行かれる前に身を清められたところ。

嵯峨野の清らかな場所を選んで建てられた野宮は、黒木鳥居と小柴垣に囲まれた聖地。その様子は源氏物語「賢木の巻」に美しく描写されている。

野宮の場所は天皇の御即位毎に定められ、当社の場所が使用されたのは平安時代のはじめ嵯峨天皇皇女仁子内親王が最初とされている。

斎王制度は後醍醐天皇の時に南北朝の戦乱で廃絶。その後は神社として存続し、勅祭が執行されていましたが、時代の混乱の中で衰退していった。

そのため後奈良天皇、中御門天皇などから大覚寺宮に綸旨が下され当社の保護に努められ、皇室からの御崇敬はまことに篤いものがあった。

野宮大黒天のそばにある神石「お亀石」をなでながらお祈りすると、 1年以内に願い事が成就すると言われている。

黒木鳥居と小柴垣は平安の風情を現在に伝え、源氏物語、謡曲野宮でも有名なこの神社は、嵯峨野巡りの起点として多くの方が訪れている。縁結びの神様、子宝安産の神様としても全国から崇敬を集めている…今京都。(続く)
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京都嵐山にある野宮神社。ここは以前に取り上げた竹林の小径(←クリック)にある。竹林の小径と同じように写真サイトXPでお世話になっている方(←クリック)とのお約束。だけど、プレッシャーも…。さらに、リアルタイムの写真じゃなくてごめんなさい。

さて、野宮はその昔、天皇の代理で伊勢神宮にお仕えする斎王(皇女、女王の中から選ばれる)が伊勢へ行かれる前に身を清められたところ。

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そのため後奈良天皇、中御門天皇などから大覚寺宮に綸旨が下され当社の保護に努められ、皇室からの御崇敬はまことに篤いものがあった。

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