rrbのブログ - 今京都のエントリ
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謹賀新年2008/01/01 4:09 am
きんがしんねん…四字熟語ではないけれど、謹んで新年の喜びを申し述べること。年賀状などに記す語。
睦月。今日は元日。新しい希望と決意とを持って新しい年の始めを祝う日。門松で年神様を迎え、井戸から若水を汲んで供え、雑煮やおせち料理を食べて祝うのがしきたり。
「一月一日(いちがついちじつ)」
千家尊福作詞・上真行作曲
年の始めの 例(ためし)とて
終(おわり)なき世の めでたさを
松竹(まつたけ)たてて 門ごとに
祝(いお)う今日(きょう)こそ 楽しけれ
初日のひかり さしいでて
四方(よも)に輝(かがや)く 今朝(けさ)のそら
君がみかげに 比(たぐ)えつつ
仰(あお)ぎ見るこそ 尊(とう)とけれ
新年明けましておめでとうございます。
旧年中は何かとお世話になりありがとうございました。
拙いブログですが、今年もよろしくお願いします。
2008年 元旦
算額 vol.1
新年早々の「今京都」は何にしようかと悩んだけれど、「算額」を取り上げることにした。さて、どんなお話になることやら。。。

(八坂神社)
京都が好き。

(八坂神社)
「何を今更…」って、思われるかも知れないけれど、京都を題材にした推理小説もたまらなく好き。

(八坂神社)
京都出身の山村美紗の小説に「京都絵馬堂殺人事件」というのがある。

(八坂神社)
これは祇園八坂神社と伏見・御香宮(ごこうのみや)に掲げられた絵馬が事件を解く鍵となるのだが、この板額の絵馬は「算額(さんがく)」といって、神社やお寺にかつて奉納された数学の問題や解答を書き表した絵馬のこと。

(御香宮)
江戸時代中ごろから、京都はもちろん全国各地の寺社に、数学好きの日本人はこんな風習をつくっていたという。

(御香宮)
数学の難問が解けた喜びを神仏に報告し、感謝して奉納する算額。それは多くの人々が集まる神社やお寺をパブリックな発表の場ともしたのである。

(御香宮)
そのうちに問題だけを提起する算額、その難問を解いて「どうだ!」とばかりに答えを奉納する算額、と問題と解答の奉納が繰り返され、盛んになるにつれ、日本の数学は各地でレベルを高めていった。

(御香宮)
こういった風習は世界のどこにも例がなく、日本人だけのユニークな数学文化とされている。北は東北から、南は九州まで、現在、約820面の算額が残っているという…今京都。(続く)
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ご面倒ですが、よろしくお願いします。

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(八坂神社)
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(御香宮)
江戸時代中ごろから、京都はもちろん全国各地の寺社に、数学好きの日本人はこんな風習をつくっていたという。

(御香宮)
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(御香宮)
そのうちに問題だけを提起する算額、その難問を解いて「どうだ!」とばかりに答えを奉納する算額、と問題と解答の奉納が繰り返され、盛んになるにつれ、日本の数学は各地でレベルを高めていった。

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