rrbのブログ - 2017/02のエントリ
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今京都 京都 2017/02/28 12:00 am
本来、「京都」という言葉は、天子が所在する「みやこ」を意味する普通名詞であり、のちに固有名詞となった。「京都」の語は平安初期からみられるが、中期以後、平安京の崩壊が進む中で、「京師」「京洛」「洛陽」「京・白河」とともに使用された。平安後期からしだいに固有名詞化し、鎌倉期には完全に固有名詞として「京都」が定着した。意外と知らない「京都」という言葉だ…という今京都。

《京都・京都駅界隈 iPhone》

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都市名の由来って知ってるようで案外「・・・」となるよね
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今京都 京のお茶漬け 2017/02/27 12:00 am
京の人は根はしぶいが、口先だけはお世辞がよいことをそしる言葉。訪問客が帰りかけると、「何もないがお茶漬け(お茶漬飯、粗末な食事)でも」と口先だけの愛想はいうが、実際にはご馳走する気はない。「京の去(い)にしなの茶漬挨拶」ともいう…という今京都。

《京都・東山界隈》

《京都・東山界隈》
これは美味しくいただきましたよね
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天を仰いで思うこと 寒さは同じ 2017/02/24 12:00 am
羽に包まれたスズメさんたち。冬の空気をどう感じているのか。人と同じように「寒いなぁ…、かなんなぁ…」と思っているのだろうか。スズメさんの声を聞いてみたい…と、天を仰いで思うこと。


衣替えをするくらいだから、同じように寒いよ
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今京都 京女 2017/02/23 12:00 am
日本女性の理想とみなされた京都の女性。室町期の狂言「右流左止(うるさし)」に「京女のよさゝうなを、つれづれの酒相手に抱こうやと思うたれども、何かとして抱へなんだ」と、地方から京へ上がった男性が手近かに接しえた遊女を「京女」と呼んだのが初見。諺「東男に京女」の同類語の初見「東男に都の女郎」も遊女をさす。「京の遊女に長崎の衣装をさせ、江戸の張を持たせ、大坂の揚場であそびたい」と、江戸の粋人は京女郎を最高とした。明治21年の新聞にも「京女郎は他国人の賞美するところにして、東京・名古屋より注文多し」と報道しているという。京都が観光都市として脚光をあびる18世紀以降には旅行者が京女に注目した…という今京都。

《京都・釘抜地蔵》

《京都・釘抜地蔵》
本物の京女はこれくらいの年配の方かも…だね
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今京都 京男に伊勢女 2017/02/22 12:00 am
京でよいものは京男、伊勢でよいものは伊勢女の意。室町期の狂言「若和布(わかめ)」に「京男に伊勢女というて、女は伊勢の名物でおりある」とあるように、室町期には京都人の代表として京男をあげる。それが江戸期には「京女に奈良男」「京女に江戸男」となり、京女の人気が上がった…という今京都。

《京都・西陣界隈》

《京都・西陣界隈》
「東男に京女」というのは変化したものなのかなぁ