rrbのブログ - 2016/03/23のエントリ
ヘッダーナビゲーション
現在のカテゴリー位置
サイト全体のカテゴリーナビゲーション
おやかまっさん むべなるかな 2016/03/23 12:00 am
「むべなるかな」の「むべ」は「なるほど」という意味である。直訳すれば、「なるほど、という感じだなぁ」となる。つまり、驚いたり感心したりした事柄について、裏の事情などを知って、それなら納得だ、というときに発する言葉である。
おもしろいのは、昔から、この言葉全体を一つの名詞のように用いる習慣があるということだ。「それなら“むべなるかな”だ」といった表現が許されるということだ。「当然」「納得」といった言葉が発せられるであろうと予想される場面に「むべなるかな」という長い大和言葉を飛び込ませる。そのギャップが聞く人の心をツンと刺激することになる。
たとえば、同僚についてのスピーチで、「□□さんは、いつも姿勢がいいので関心していたのだが、なんと学生時代には剣道に勤しみ、県の代表にもなったそうである。そうであれば、姿勢の良さも“むべなるかな”だ。」とまとめるといった具合だ。
「それを聞いて納得した」と言いたいところを「それならば“むべなるかな”だ」とするところにギャップを発生させることができ、聞く人の心を刺激することになる。
「むべなるかな」は使いたい大和言葉であるが、噛まないように練習が必要だ…ということで、どうも、おやかまっさんどした。

《京都・嵐山》
おもしろいのは、昔から、この言葉全体を一つの名詞のように用いる習慣があるということだ。「それなら“むべなるかな”だ」といった表現が許されるということだ。「当然」「納得」といった言葉が発せられるであろうと予想される場面に「むべなるかな」という長い大和言葉を飛び込ませる。そのギャップが聞く人の心をツンと刺激することになる。
たとえば、同僚についてのスピーチで、「□□さんは、いつも姿勢がいいので関心していたのだが、なんと学生時代には剣道に勤しみ、県の代表にもなったそうである。そうであれば、姿勢の良さも“むべなるかな”だ。」とまとめるといった具合だ。
「それを聞いて納得した」と言いたいところを「それならば“むべなるかな”だ」とするところにギャップを発生させることができ、聞く人の心を刺激することになる。
「むべなるかな」は使いたい大和言葉であるが、噛まないように練習が必要だ…ということで、どうも、おやかまっさんどした。

《京都・嵐山》
“この言葉、使おうとして噛んだことがあるよね