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rrbのブログ - 2015/04/10のエントリ

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おやかまっさん 花冷え 2015/04/10 12:00 am

天気予報などでよく聞く「花冷えの季節」。手紙や俳句の季語、そして日本酒の温度を表す時にも使われている。

花冷えとは、「桜が咲く頃、陽気が定まらず一時的に寒くなる事」をいう。つまり花冷えの季節とはその時期をさし、3月下旬〜4月上旬なので、ちょうど今の時期。

確かに、桜が咲き始めて暖かい日が増えたと思いきや急に寒い日があったりする。今日なんかも寒い! お花見に行ったら意外と寒かったなんて経験がある方も多いのではないかな? 原因は、北の方から冷たい空気を持った高気圧が南下してくるためだ。
「花冷え」はそんな寒さを表現するために使われている。

さらに、手紙の時候の挨拶や俳句の季語、さらに日本酒の温度を表現するのにも使われている。「花冷え」は春の季語として使われる。使い方としては、「ここ数日花冷えの日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?」などで、主に使われるのは4月上旬。ちなみに同じ時期の「花」の付く季語には「花の便り」や「桜花」「花」などがある。

お酒、といっても日本酒の温度の表現に使われる。日本酒には「冷や」と「燗」がありますが、花冷えは「冷や」の10度のことをいうそうだ。ちなみにその他の表現は次のとおり。

「冷や」0度⇒みぞれ
「冷や」5度⇒雪冷え ゆきびえ
「冷や」10度⇒花冷え はなびえ
「冷や」15度⇒涼冷え すずびえ

「燗」30度⇒日向燗 ひなたかん
「燗」35度⇒人肌燗 ひとはだかん
「燗」40度⇒ぬる燗
「燗」45度⇒上燗
「燗」50度⇒熱燗
「燗」55度以上⇒飛び切り燗

肌寒いと燗がいいよね…ということで、今回のお話はおしまい。どうも、おやかまっさんどした。



   

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