rrbのブログ - 2011/11のエントリ
ヘッダーナビゲーション
現在のカテゴリー位置
サイト全体のカテゴリーナビゲーション
今京都 大田神社の里神楽 2011/11/10 12:00 am
大田神社の里神楽
宮中でおこなわれる御神楽に対して、村里や村社でおこなわれるひなびた神楽を「里神楽(さとかぐら)」というが、上賀茂神社の境外末社である大田神社の里神楽は、御神楽の原初の形といわれている。
高齢の男女二人ずつで、太鼓や小鼓、銅拍子(真鍮などで造り、指にはさんで鳴らすもの)にあわせて舞う。この日は大田神社の秋祭である。

日々、秋めいているが紅葉はまだまだのようだ。今年の紅葉はどうなのだろうか。近年、「綺麗」と感動するような紅葉に出会っていないように思うのは気のせいか
本は好きで東京の神田は徘徊したこみとがあるのだが…という『きょうの京都』の今京都。

宮中でおこなわれる御神楽に対して、村里や村社でおこなわれるひなびた神楽を「里神楽(さとかぐら)」というが、上賀茂神社の境外末社である大田神社の里神楽は、御神楽の原初の形といわれている。
高齢の男女二人ずつで、太鼓や小鼓、銅拍子(真鍮などで造り、指にはさんで鳴らすもの)にあわせて舞う。この日は大田神社の秋祭である。

日々、秋めいているが紅葉はまだまだのようだ。今年の紅葉はどうなのだろうか。近年、「綺麗」と感動するような紅葉に出会っていないように思うのは気のせいか
本は好きで東京の神田は徘徊したこみとがあるのだが…という『きょうの京都』の今京都。


このエントリーの情報
今京都 北山時雨 2011/11/09 12:00 am
北山時雨
北風が京都盆地の北の峰々にぶつかって、雨を降らせ、そののこりが山を越して、麓にパラパラとおちてくる.冷たい短時間の雨も「北山時雨」という。
薄い雲がビロードの衣のように山にかかり、風に舞うように近づいてくる。いま少し前まで晴れていたのに、と思う間もないほどで、寺の山門や本堂の軒をかりることになる。
そんな情景を平安家人は好んで詠んだし、のちの俳人にも句の題材にした。
「比叡あたご雲の根透けり村時雨」言水
「片しぐれ幾日つづくぞ小町寺」麦水

北山時雨には、他にも「寒さでひもじい」という感情を表わすと聞く。この時期は「雨」の日は陽気があったとしても肌寒いのが京都の特徴かも知れない。先日の雨も建物の中にいるにもかかわらず寒さを感じた。秋は「冬隣」というが言いえて妙だと思う…という『きょうの京都』の今京都。

北風が京都盆地の北の峰々にぶつかって、雨を降らせ、そののこりが山を越して、麓にパラパラとおちてくる.冷たい短時間の雨も「北山時雨」という。
薄い雲がビロードの衣のように山にかかり、風に舞うように近づいてくる。いま少し前まで晴れていたのに、と思う間もないほどで、寺の山門や本堂の軒をかりることになる。
そんな情景を平安家人は好んで詠んだし、のちの俳人にも句の題材にした。
「比叡あたご雲の根透けり村時雨」言水
「片しぐれ幾日つづくぞ小町寺」麦水

北山時雨には、他にも「寒さでひもじい」という感情を表わすと聞く。この時期は「雨」の日は陽気があったとしても肌寒いのが京都の特徴かも知れない。先日の雨も建物の中にいるにもかかわらず寒さを感じた。秋は「冬隣」というが言いえて妙だと思う…という『きょうの京都』の今京都。


このエントリーの情報
今京都 お火焚 2011/11/08 12:00 am
お火焚
「御火焚(おほたき)」とも、京都人は「おしたけさん」といったりする。神社や火を扱う商売屋などで火を焚く神事。11月から12月の初めにかけて神社を中心におこなう。秋の収穫に感謝する新嘗祭(にいなめさい)のひとつで、古く宮中で神楽のときに焚く庭燎(ていりょう)が起源とされる。
とくに伏見稲荷退社の「火焚祭」(冬祭)が有名で、鍛冶屋や鋳物師の「ふいご祭」とあわせて催される。稲荷大社では、松割木を井桁に組んで、そのなかで奉納された数十万本の火焚串を燃やし、また新しい稲ワラを焚き、五穀豊穣を祈願する。稲荷神は鍛冶屋の神として、この日ふいごに蜜柑などを供えて、感謝をあらわす。

冬は何かと「火」を使う。火事などにも益々注意が必要な季節がやってくる。気をつけたいものだ…という『きょうの京都』の今京都。

「御火焚(おほたき)」とも、京都人は「おしたけさん」といったりする。神社や火を扱う商売屋などで火を焚く神事。11月から12月の初めにかけて神社を中心におこなう。秋の収穫に感謝する新嘗祭(にいなめさい)のひとつで、古く宮中で神楽のときに焚く庭燎(ていりょう)が起源とされる。
とくに伏見稲荷退社の「火焚祭」(冬祭)が有名で、鍛冶屋や鋳物師の「ふいご祭」とあわせて催される。稲荷大社では、松割木を井桁に組んで、そのなかで奉納された数十万本の火焚串を燃やし、また新しい稲ワラを焚き、五穀豊穣を祈願する。稲荷神は鍛冶屋の神として、この日ふいごに蜜柑などを供えて、感謝をあらわす。

冬は何かと「火」を使う。火事などにも益々注意が必要な季節がやってくる。気をつけたいものだ…という『きょうの京都』の今京都。


このエントリーの情報
今京都 小春日和 2011/11/07 12:00 am
小春日和
「秋はすなはち寒くなり、10月は小春の天気、草も青くなり、梅もつぼみぬ」と『徒然草』にあって、陰暦10月の別称は小春といったり、そのころの暖かい日和を「小春日和(こはるびより)」と称するのは中世からはじまっていたようだ。
「降る雨も小春なりけり知恩院」は一茶の句。
京都周辺の紅葉の様子を伝える新聞のコラムに、北山のあたりは「色づく」であるが、市内はまだ黄赤の彩りには早い時期で、春が蘇ったような日には寺社を訪れて、のんびり境内を散策するのもいいかも。

10月末から先週末にかけては夏日のような天気が続いた。11月だというのに寒くはなく、むしろ汗ばむ陽気で夜も寒くなく、「小春日和」というには暑すぎる気配だったが、今週あたりから気温が下がるのかな…という『きょうの京都』の今京都。

「秋はすなはち寒くなり、10月は小春の天気、草も青くなり、梅もつぼみぬ」と『徒然草』にあって、陰暦10月の別称は小春といったり、そのころの暖かい日和を「小春日和(こはるびより)」と称するのは中世からはじまっていたようだ。
「降る雨も小春なりけり知恩院」は一茶の句。
京都周辺の紅葉の様子を伝える新聞のコラムに、北山のあたりは「色づく」であるが、市内はまだ黄赤の彩りには早い時期で、春が蘇ったような日には寺社を訪れて、のんびり境内を散策するのもいいかも。

10月末から先週末にかけては夏日のような天気が続いた。11月だというのに寒くはなく、むしろ汗ばむ陽気で夜も寒くなく、「小春日和」というには暑すぎる気配だったが、今週あたりから気温が下がるのかな…という『きょうの京都』の今京都。


このエントリーの情報
今京都 大菊花展 2011/11/06 12:00 am
大菊花展
左京区下鴨半木町に位置する京都府立植物園は、面積約72,600坪と広大で、およそ12,000種という植物が植栽されている。
1924(大正13)年1月に日本初の本格的な公立植物園として開園、戦後、進駐軍に接収されるが、1961(昭和36)年に再び公開された。
四季それぞれに植物展やイベントがおこなわれ、10月の中旬から11月15日までは「大菊花展」が催され、また11月3日から7日までは「菊花切花展」が、あわせて野外彫刻展も開かれる。

この植物園は自転車でも行くことができる距離だ。最近では、冬にはイルミネーションも施されている。一度は写真を撮りに行きたい場所だ。しかし、なかなか足が向かない…という『きょうの京都』の今京都。

左京区下鴨半木町に位置する京都府立植物園は、面積約72,600坪と広大で、およそ12,000種という植物が植栽されている。
1924(大正13)年1月に日本初の本格的な公立植物園として開園、戦後、進駐軍に接収されるが、1961(昭和36)年に再び公開された。
四季それぞれに植物展やイベントがおこなわれ、10月の中旬から11月15日までは「大菊花展」が催され、また11月3日から7日までは「菊花切花展」が、あわせて野外彫刻展も開かれる。

この植物園は自転車でも行くことができる距離だ。最近では、冬にはイルミネーションも施されている。一度は写真を撮りに行きたい場所だ。しかし、なかなか足が向かない…という『きょうの京都』の今京都。

