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金剛王院観音供2011/12/18 12:00 am
金剛王院観音供
醍醐寺子院金剛王院は、一言寺(いちごんじ)と通称されている。壇ノ浦の戦でわが子安徳天皇を失った建礼門院が大原に隠棲したさいに侍女として同行した阿波内侍が建立した一言寺は1874(明治7)年に廃寺となり、1895(明治28)年に平安時代末期に聖賢(しょうけん)が開創した金剛王院が移ってきた。「一言寺」といまもよばれるのは、「一言観音」、秘仏千手観音がご本尊だからである。12月に入ると、漬物店では千枚漬の漬け込みが最盛期となる。千枚漬はお歳暮や新年の贈答用に人気の漬け物だ。直径約20cmもある聖護院蕪(しょうごいんかぶら)という丸い蕪をカンナで薄く切り、塩をしてコンブといっしょに木樽に漬け込み一週間ほどでできあがる。

先日、今年の漢字を掲載した。予想どおり「絆」であったのだが、「災」も想定していた。そんな折、2011年12月16日の朝日新聞に「大学生の今年の漢字」という見出しが。東京の学生グループが、全国172大学1392人に聞き取り調査をした結果らしい。大学生が選んだ今年の漢字は「災」ということだ。日本漢字能力検定協会が選んだ「絆」は、この調査の中では3位ということだ。調査に協力した学生には、被災地でボランティアをした学生も多く、復興ムードとの隔たりを目の当たりにしており、その思いを漢字にすると「絆」より「災」になるという。このあたり、実像と虚像ということか…という『協の京都』の今京都。

醍醐寺子院金剛王院は、一言寺(いちごんじ)と通称されている。壇ノ浦の戦でわが子安徳天皇を失った建礼門院が大原に隠棲したさいに侍女として同行した阿波内侍が建立した一言寺は1874(明治7)年に廃寺となり、1895(明治28)年に平安時代末期に聖賢(しょうけん)が開創した金剛王院が移ってきた。「一言寺」といまもよばれるのは、「一言観音」、秘仏千手観音がご本尊だからである。12月に入ると、漬物店では千枚漬の漬け込みが最盛期となる。千枚漬はお歳暮や新年の贈答用に人気の漬け物だ。直径約20cmもある聖護院蕪(しょうごいんかぶら)という丸い蕪をカンナで薄く切り、塩をしてコンブといっしょに木樽に漬け込み一週間ほどでできあがる。

先日、今年の漢字を掲載した。予想どおり「絆」であったのだが、「災」も想定していた。そんな折、2011年12月16日の朝日新聞に「大学生の今年の漢字」という見出しが。東京の学生グループが、全国172大学1392人に聞き取り調査をした結果らしい。大学生が選んだ今年の漢字は「災」ということだ。日本漢字能力検定協会が選んだ「絆」は、この調査の中では3位ということだ。調査に協力した学生には、被災地でボランティアをした学生も多く、復興ムードとの隔たりを目の当たりにしており、その思いを漢字にすると「絆」より「災」になるという。このあたり、実像と虚像ということか…という『協の京都』の今京都。


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