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今京都 伏見稲荷大社 2018/01/09 12:00 am
伏見稲荷大社(ふしみいなりたいしゃ)は、京都市伏見区深草にある神社。旧称は稲荷神社。式内社(名神大社)、二十二社(上七社)の一社。旧社格は官幣大社で、現在は神社本庁に属さない単立神社。稲荷山の麓に本殿があり、稲荷山全体を神域とする。本殿右には稲荷神明水がある。全国に約3〜4万社あるといわれる稲荷神社の総本社。
『山城国風土記』逸文は、秦伊呂具(はたいろぐ)が餅を的にして矢を射ったところ、餅は白鳥となって山の峰に飛び去り、白鳥のとどまった場所に稲が生えたので、そこに社を営み、イネナリ社と名付けたと記す。稲荷山は古くから神奈備山として信仰されたため、この地に勢力をもった秦氏が五穀豊穣を祈って農耕神を祀ったのが始まりとみられる。『延喜式』は名神大社と記す。
初詣、まだ行ってない…という今京都。






《京都・伏見稲荷大社》
『山城国風土記』逸文は、秦伊呂具(はたいろぐ)が餅を的にして矢を射ったところ、餅は白鳥となって山の峰に飛び去り、白鳥のとどまった場所に稲が生えたので、そこに社を営み、イネナリ社と名付けたと記す。稲荷山は古くから神奈備山として信仰されたため、この地に勢力をもった秦氏が五穀豊穣を祈って農耕神を祀ったのが始まりとみられる。『延喜式』は名神大社と記す。
初詣、まだ行ってない…という今京都。






《京都・伏見稲荷大社》
初詣はどこに行くのかな
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天を仰いで思うこと 謹賀新年 2018/01/01 12:00 am
今年もよろしくお願いします。

ウォルト・ディズニーの言葉に If you can dream it , you can do it. というのがある。『夢をもち 夢を語ること そうすれば夢はかなう』ということだ。どんな夢をもち、どんな夢を語るかはその時々によって変わるが、常に『夢』は持ち続けたいものだ。
さて、今年はどんな年になるかな…。イヤ、どんな年にしようか…と天を仰いで思うこと。

今年もヨロシクね
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今京都 大晦日 2017/12/31 12:00 am
『徒然草』第220段に「鐘の音は黄鐘調(おうじきちょう)なるべし、これ、無常の調子」と出てくる鐘が右京区花園の妙心寺にある。698年の作で、銘ある梵鐘の中では最古だという。その響き(調子)は兼好法師も書いている通り「黄鐘調の鐘」と呼ばれて、余韻が長く心に響く無常の調べとして古来より名高い。
世にいう「天下の三鐘」とは、調べのよい妙心寺の鐘、装飾模様の美しい平等院の鐘、そして銘で知られる神護寺の「三絶(さんぜつ)の鐘」のこと。神護寺のその銘は、学者・橘広相(たちばなのひろみ)が序を考え、菅原道真の父・是善(これよし)が銘を選び、歌人であり書家と知られる藤原敏行(ふじわらのとしゆき)が序と銘を書いた。三人の優れた技芸が揃ったとして「三絶の鐘」と讃えられるのだそうである。
お寺ではこれらの鐘を、昔は1日に6回、晨朝(じんちょう・午前6時頃)、日中、日没、初夜、中夜、後夜に撞いて、都の人々に時を告げていた。
京都はお寺の分、梵鐘(釣鐘)も多い。それらがいっせいに鳴ったらどうなるのだろう。「音の洪水となるのか…」と思いきや、その音は御所を中心に京の都全体で音の設計がなされているという。つまり、サウンドスケープという発想だ。「平安の昔から、そんな壮大な音楽宇宙を都に演出した人がいるのだろうか」、また、「どういうことなんだ」とさらに気になる。
京都市内に伝わる古い鐘の音の振動数を測定した結果というものがある。その結果によると、鐘の多くは唐古律(とうこりつ)という中国唐代の音の調べに合わせて調律されている、という。そして、それらは御所を中心にして、寺院のある方角と鐘の調べに関連性があった。鐘の調べは北の大徳寺は「盤渉調(ばんしきちょう)」、東山の高台寺・清水寺は「上無調(かみむちょう)」、知恩院は「下無調(したむちょう)」、南の西本願寺は「壱越調甲(いちこつちょうこう)、そして西の神護寺の「三絶の鐘」は「平調(ひょうじょう)」という結果が得られた。さらに、これらの音は平安時代後期の音楽理論のもとで陰陽五行説と結びついている。
すなわち、北に玄武(げんぶ)、東に青龍(せいりゅう)、南に朱雀(すざく)、西に白虎(びゃっこ)、という獣神を想定し、それによって平安の都は守護されている。と同時に、東西南北にはそれぞれの調べがあって、これらの寺院の鐘があてはまるのである。調査した鐘は京都市内の15点で、あてはまらないものもあるということだが、半分の7点は関連性をもつという。陰陽五行説に基づいて、御所を中心に方位に見合った鐘の調べが都大路に鳴り渡っているということになる。
平安京の造営では方位が重んじられたことがわかっているが、そこには方位に見合った音という発想まで含まれていた。そして、その調べに合わせて設計された京のお寺の鐘がいっせいに鳴り響けば、京の都全体が音舞台に変身する。静寂に包まれた平安の都の諸行無常のコンサートといえる。それはまさに、お寺の鐘が美しい雅楽を奏でる平安の都はサウンド設計された音舞台ということだ。
今日は大晦日。いっせいに鳴り響く各寺院の梵鐘に耳を傾けてみるのも一興だ…という今京都。
今年1年、色々とお世話になりました。

《京都・ご近所のお寺にて》
世にいう「天下の三鐘」とは、調べのよい妙心寺の鐘、装飾模様の美しい平等院の鐘、そして銘で知られる神護寺の「三絶(さんぜつ)の鐘」のこと。神護寺のその銘は、学者・橘広相(たちばなのひろみ)が序を考え、菅原道真の父・是善(これよし)が銘を選び、歌人であり書家と知られる藤原敏行(ふじわらのとしゆき)が序と銘を書いた。三人の優れた技芸が揃ったとして「三絶の鐘」と讃えられるのだそうである。
お寺ではこれらの鐘を、昔は1日に6回、晨朝(じんちょう・午前6時頃)、日中、日没、初夜、中夜、後夜に撞いて、都の人々に時を告げていた。
京都はお寺の分、梵鐘(釣鐘)も多い。それらがいっせいに鳴ったらどうなるのだろう。「音の洪水となるのか…」と思いきや、その音は御所を中心に京の都全体で音の設計がなされているという。つまり、サウンドスケープという発想だ。「平安の昔から、そんな壮大な音楽宇宙を都に演出した人がいるのだろうか」、また、「どういうことなんだ」とさらに気になる。
京都市内に伝わる古い鐘の音の振動数を測定した結果というものがある。その結果によると、鐘の多くは唐古律(とうこりつ)という中国唐代の音の調べに合わせて調律されている、という。そして、それらは御所を中心にして、寺院のある方角と鐘の調べに関連性があった。鐘の調べは北の大徳寺は「盤渉調(ばんしきちょう)」、東山の高台寺・清水寺は「上無調(かみむちょう)」、知恩院は「下無調(したむちょう)」、南の西本願寺は「壱越調甲(いちこつちょうこう)、そして西の神護寺の「三絶の鐘」は「平調(ひょうじょう)」という結果が得られた。さらに、これらの音は平安時代後期の音楽理論のもとで陰陽五行説と結びついている。
すなわち、北に玄武(げんぶ)、東に青龍(せいりゅう)、南に朱雀(すざく)、西に白虎(びゃっこ)、という獣神を想定し、それによって平安の都は守護されている。と同時に、東西南北にはそれぞれの調べがあって、これらの寺院の鐘があてはまるのである。調査した鐘は京都市内の15点で、あてはまらないものもあるということだが、半分の7点は関連性をもつという。陰陽五行説に基づいて、御所を中心に方位に見合った鐘の調べが都大路に鳴り渡っているということになる。
平安京の造営では方位が重んじられたことがわかっているが、そこには方位に見合った音という発想まで含まれていた。そして、その調べに合わせて設計された京のお寺の鐘がいっせいに鳴り響けば、京の都全体が音舞台に変身する。静寂に包まれた平安の都の諸行無常のコンサートといえる。それはまさに、お寺の鐘が美しい雅楽を奏でる平安の都はサウンド設計された音舞台ということだ。
今日は大晦日。いっせいに鳴り響く各寺院の梵鐘に耳を傾けてみるのも一興だ…という今京都。
今年1年、色々とお世話になりました。

《京都・ご近所のお寺にて》
よいお年を!
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今京都 メリー・クリスマス 2017/12/25 12:00 am
今後のブログ更新は、12月31日、1月1日、1月9日から通常通り…という予定。
よいクリスマスを、よいお年を…という今京都。


《京都・ロームと京都駅》
よいクリスマスを、よいお年を…という今京都。


《京都・ロームと京都駅》
よいクリスマスを!
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天を仰いで思うこと そろそろ検討 2017/12/22 12:00 am
そろそろ年末年始休暇の過ごし方を考えなくては…。休みの日はカメラをもって出かけるのだが、出るタイミングがズレルと完全に引きこもりとなる。今回の年末年始、ちょっと長期の休みにしてみようかな…と、天を仰いで思うこと。


結局、毎年のように出不精になるのでは?