rrbのブログ - rrbさんのエントリ
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おやかまっさん いやがうえにも 2016/03/22 12:00 am
個人や組織の意気込み、雰囲気などが高まる、という話をするなかで、「ますます」と言いたいときに使えるのが「いやがうえにも」という表現である。ただし、先にその理由をのべるのが原則となる。
たとえば、「結婚に続いてこの重職を得たわけであるから、いやがうえにもやる気が高まっていることだろう」という形である。
「いや」は漢字では「弥」で、物事の程度が甚だしいこと。「嫌」ではない…ということで、どうも、おやかまっさんどした。

《京都・愛宕念仏寺》
たとえば、「結婚に続いてこの重職を得たわけであるから、いやがうえにもやる気が高まっていることだろう」という形である。
「いや」は漢字では「弥」で、物事の程度が甚だしいこと。「嫌」ではない…ということで、どうも、おやかまっさんどした。

《京都・愛宕念仏寺》
文豪文学にはまっていると思いきや、大和言葉かいなぁ…
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◆◆なう つまるところ 2016/03/21 12:00 am
スピーチでは、「結局は・・・なのです」という形で話をまとめる場合が多くある。
そのとき「結局は」に代えて使える大和言葉が「つまるところ」である。
「社風が明るいと社員が明るいとか、社員が礼儀正しいとか、いろいろ言われるが、つまるところ、社長の教育がいいのである」のように用いる。この大和言葉も比較的使いやすい…という神戸なう。

《神戸》
そのとき「結局は」に代えて使える大和言葉が「つまるところ」である。
「社風が明るいと社員が明るいとか、社員が礼儀正しいとか、いろいろ言われるが、つまるところ、社長の教育がいいのである」のように用いる。この大和言葉も比較的使いやすい…という神戸なう。

《神戸》
つまるところ…ブログネタに苦労しているのかな?
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天を仰いで思うこと ぼっち飯研究会 2016/03/18 12:00 am
ある大学の掲示板で、学生が発行している新聞を目にした。その新聞の中に、学生がつくったサークル「ぼっち飯研究会」の紹介があった。記事によると「大学に入学したけれど、友だちができず一人ぼっちでご飯を食べている者が集まって、友だちづくりに励む…」とあった。この取り組みとサークル名称に違和感を覚えた。
「ぼっち飯研究会」という名称であるならば、どんな「ぼっち飯」の形態があるか。どのようにして「ぼっち飯」の世界に入っていったか。などを研究すべきではないだろうか。「ぼっち飯」を研究するサークルのはずである。ところが記事によると「友だちづくりのサークル」となっている。ひとりぼっちが集まって友だち活動をするのであれば、それは「友だちづくり研究会」であろう。「最近の大学生のレベルはこんなものか」と、かつての大学生であった自分がつぶやいていた。
確かに、最近の大学生は言葉力がないように思う。書き言葉と話し言葉が混在したレポートも目にした。敬体と常体が混在しているレポートもある。もっと言葉を大切にしないと、将来困るよ。それにしても、「小さなことが気になるのが僕の悪いクセ」、杉下右京ではないが、小さなことが気になるようになった…と、天を仰いで思うこと。

「ぼっち飯研究会」という名称であるならば、どんな「ぼっち飯」の形態があるか。どのようにして「ぼっち飯」の世界に入っていったか。などを研究すべきではないだろうか。「ぼっち飯」を研究するサークルのはずである。ところが記事によると「友だちづくりのサークル」となっている。ひとりぼっちが集まって友だち活動をするのであれば、それは「友だちづくり研究会」であろう。「最近の大学生のレベルはこんなものか」と、かつての大学生であった自分がつぶやいていた。
確かに、最近の大学生は言葉力がないように思う。書き言葉と話し言葉が混在したレポートも目にした。敬体と常体が混在しているレポートもある。もっと言葉を大切にしないと、将来困るよ。それにしても、「小さなことが気になるのが僕の悪いクセ」、杉下右京ではないが、小さなことが気になるようになった…と、天を仰いで思うこと。

確かに一理あるけれど、そんなことにこだわっていたら友だちなくすよ〜
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おやかまっさん まさしく 2016/03/17 12:00 am
昨日の「いみじくも」を使う勇気が出なければ、より簡単に使えるのが「まさしく」である。「まさに、この言葉通り」「まったくその通り」と言いたいときに、「まさに」「まったく」の部分を「まさしく」にかえるだけでよい。それだけで、スピーチ全体の品があがる…ということで、どうも、おやかまっさんどした。

《京都・寺町京極》

《京都・寺町京極》
ちょっとした言い換えで印象がかわるね
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おやかまっさん いみじくも 2016/03/16 12:00 am
結婚式のパーティーのスピーチなどで、たいてい、その集まりの中心人物や組織について説明したり称賛したりする話が軸になるもの。そうした話でよく使われるのが、かつて耳にした褒め言葉やつけられたあだ名などを紹介したうえで、「まさに、この言葉の通りです」「まったくその通りです」などと結ぶ話し方である。
「いみじくも」は、こうした話で使える格調高い大和言葉。「いみじ」は「程度が著しい」という意味の形容詞。したがって「いみじくも」は本来「すごく」と同義となる。しかし、実際には、言葉による表現について「すごく巧みだ」という場合だけに使われ、その用法も「いみじくも言い表す」「いみじくも言い当てる」といった形にほぼ限定されている。
「まさにとの通りです」は、「いみじくも、言い表している」というように言い換えると、お洒落ではないだろうか…ということで、どうも、おやかまっさんどした。

《京都・先斗町》
「いみじくも」は、こうした話で使える格調高い大和言葉。「いみじ」は「程度が著しい」という意味の形容詞。したがって「いみじくも」は本来「すごく」と同義となる。しかし、実際には、言葉による表現について「すごく巧みだ」という場合だけに使われ、その用法も「いみじくも言い表す」「いみじくも言い当てる」といった形にほぼ限定されている。
「まさにとの通りです」は、「いみじくも、言い表している」というように言い換えると、お洒落ではないだろうか…ということで、どうも、おやかまっさんどした。

《京都・先斗町》
確かに大和言葉はきれいだね