rrbのブログ - 天を仰いで思うことのエントリ
ヘッダーナビゲーション
現在のカテゴリー位置
サイト全体のカテゴリーナビゲーション
天を仰いで思うこと 丼勘定 2009/04/01 12:00 am
どんぶりかんじょう…無計画にお金を使うこと。また、お金の管理が大雑把なこと。
◇ちょっと予備知識 → 職人などが腰掛けのかくし(どんぶり)の中から大雑把なお金を出し入れしていたことから。
類義語に乱費(らんぴ)・冗費(じょうひ)・浪費(ろうひ)・空費(くうひ)がある。
卯月、今日から4月。日本は4月が年度スタートの主である。職場も4月が新年度のスタート。新しい顔が並び、しばし落ち着きがない状況となるが、新しい空気が漂う時季でもある。「さぁ、新年度だ!」と肩に力を入れすぎないようにマイペースで行きたい。と、同時に今日はエイプリルフール。4月1日の午前中は、軽いいたずらで嘘をついたり、人をかついだりしても咎められないという風習の日だ。ひの風習は18世紀頃から西洋に起こり、大正の頃から日本にも伝わったということだ。
しばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。
ソーダ村…の情報の募集を終了しました。情報を頂戴した皆様には厚く御礼申し上げます。やがて、このブログで「ソーダ村の続編」を掲載できれば…と考えています。
話のネタ雑学(24)
リンスをすると髪がサラサラになるのは? (旧フォトヴィレッジ 2007年8月22日掲載)

朝シャンを流行らせたシャンプー業界。最近はシャンプーとリンスが一本にまとまった商品が当たり前だったり、天然○○エキス配合などと髪に優しいことを強調したりと、あの手この手で熾烈な争いをしている。

(カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4)
ところで、基本的にシャンプーとリンスはどんな成分でできているのかといえば、シャンプーは汚れを落としやすくするためにアルカリ性を強くしている。これに対してリンスは毛髪を傷めないように中性に近い成分でつくられている。髪をシャンプーで洗うと毛の表面の脂肪分まで洗い流されて髪がゴワゴワになって摩擦が増すため、髪が絡んだり固くなったりする。

(神戸) カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
そんな時リンスを使うと、混ぜ込んである脂肪分が毛にのってサラサラの滑りやすい状態となる。リンスは水と油と両方に馴染む部分があるため、毛の表面を濡らしながら油性を持たせることができる。ちなみに石鹸で洗髪していた時代にはリンスとして酢が使われていたということだ。一度試してみたいと考えるが、どうも勇気がない…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は本文とは関係ないのであしからず。
★前回はここ(←クリック)
★旧フォトヴィレッジで掲載した「話のネタ雑学」はここまで。

◇ちょっと予備知識 → 職人などが腰掛けのかくし(どんぶり)の中から大雑把なお金を出し入れしていたことから。
類義語に乱費(らんぴ)・冗費(じょうひ)・浪費(ろうひ)・空費(くうひ)がある。
卯月、今日から4月。日本は4月が年度スタートの主である。職場も4月が新年度のスタート。新しい顔が並び、しばし落ち着きがない状況となるが、新しい空気が漂う時季でもある。「さぁ、新年度だ!」と肩に力を入れすぎないようにマイペースで行きたい。と、同時に今日はエイプリルフール。4月1日の午前中は、軽いいたずらで嘘をついたり、人をかついだりしても咎められないという風習の日だ。ひの風習は18世紀頃から西洋に起こり、大正の頃から日本にも伝わったということだ。
しばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。
ソーダ村…の情報の募集を終了しました。情報を頂戴した皆様には厚く御礼申し上げます。やがて、このブログで「ソーダ村の続編」を掲載できれば…と考えています。
話のネタ雑学(24)
リンスをすると髪がサラサラになるのは? (旧フォトヴィレッジ 2007年8月22日掲載)

朝シャンを流行らせたシャンプー業界。最近はシャンプーとリンスが一本にまとまった商品が当たり前だったり、天然○○エキス配合などと髪に優しいことを強調したりと、あの手この手で熾烈な争いをしている。

(カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4)
ところで、基本的にシャンプーとリンスはどんな成分でできているのかといえば、シャンプーは汚れを落としやすくするためにアルカリ性を強くしている。これに対してリンスは毛髪を傷めないように中性に近い成分でつくられている。髪をシャンプーで洗うと毛の表面の脂肪分まで洗い流されて髪がゴワゴワになって摩擦が増すため、髪が絡んだり固くなったりする。

(神戸) カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
そんな時リンスを使うと、混ぜ込んである脂肪分が毛にのってサラサラの滑りやすい状態となる。リンスは水と油と両方に馴染む部分があるため、毛の表面を濡らしながら油性を持たせることができる。ちなみに石鹸で洗髪していた時代にはリンスとして酢が使われていたということだ。一度試してみたいと考えるが、どうも勇気がない…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は本文とは関係ないのであしからず。
★前回はここ(←クリック)
★旧フォトヴィレッジで掲載した「話のネタ雑学」はここまで。


このエントリーの情報
天を仰いで思うこと 土壇場 2009/03/30 12:00 am
どたんば…切羽詰った最後の場面。
◇ちょっと予備知識 → 「土壇」は斬首の刑を執行するための壇のこと、最後の決断を迫られる場所ということ。
類義語に正念場(しょうねんば)・絶体絶命(ぜったいぜつめい)・大詰(おおづめ)がある。
世間では春休み。小・中・高・大学生が羨ましい。社会人になって何が羨ましいといっても春休み、夏休み、冬休みが児童・生徒・学生にはあることだ。反面、定期試験など枠にはめられた試験がないこと、給料が貰えることが優越感でもある。こういう感情を持ちながら人生を過ごしていくのが大人なのだろうか…と思うが、本当の大人は違うよね、きっと。
しばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。
ソーダ村…の情報を募集しています。詳細はここ(←クリック) よろしくお願いします。
話のネタ雑学(23)
蜘蛛の糸で靴下がつくれる? (旧フォトヴィレッジ 2007年6月18日掲載)

蜘蛛の糸は丈夫。人間の力などではひとたまりもないけれど、太さ0.01cmの鬼蜘蛛の糸は80gの重さに耐えるらしい。そのうえ、ゴムのように伸びる性質ももっている。だから黄金虫のような大きな虫がかかってジタバタしても、なかなか切れない。

それほど丈夫な糸を人間が放っておくわけがない。その昔、蜘蛛の糸で靴下や手袋を編んで王様や女王様に贈ったという話が残っている。外国には金色の糸を出す蜘蛛がいるというから高級なものだったに違いない。でも残念ながら蚕のつくる絹糸のように量産化することはできなかった。なぜなら糸を取るために蜘蛛をたくさん飼うにしても、蜘蛛のエサの生きた虫を確保するのは大変だし、蜘蛛は仲間同士、仲が悪いときているから始末に悪い。

(神戸) カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
蜘蛛の糸でシャツやセーターをつくったら、保温性抜群で伸び縮み自由、一歳から五歳までフリーサイズなどという便利なものができるかも知れないということ。一攫千金を狙って試してみては?…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は本文とは関係ないのであしからず。
★前回はここ(←クリック)

◇ちょっと予備知識 → 「土壇」は斬首の刑を執行するための壇のこと、最後の決断を迫られる場所ということ。
類義語に正念場(しょうねんば)・絶体絶命(ぜったいぜつめい)・大詰(おおづめ)がある。
世間では春休み。小・中・高・大学生が羨ましい。社会人になって何が羨ましいといっても春休み、夏休み、冬休みが児童・生徒・学生にはあることだ。反面、定期試験など枠にはめられた試験がないこと、給料が貰えることが優越感でもある。こういう感情を持ちながら人生を過ごしていくのが大人なのだろうか…と思うが、本当の大人は違うよね、きっと。
しばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。
ソーダ村…の情報を募集しています。詳細はここ(←クリック) よろしくお願いします。
話のネタ雑学(23)
蜘蛛の糸で靴下がつくれる? (旧フォトヴィレッジ 2007年6月18日掲載)

蜘蛛の糸は丈夫。人間の力などではひとたまりもないけれど、太さ0.01cmの鬼蜘蛛の糸は80gの重さに耐えるらしい。そのうえ、ゴムのように伸びる性質ももっている。だから黄金虫のような大きな虫がかかってジタバタしても、なかなか切れない。

それほど丈夫な糸を人間が放っておくわけがない。その昔、蜘蛛の糸で靴下や手袋を編んで王様や女王様に贈ったという話が残っている。外国には金色の糸を出す蜘蛛がいるというから高級なものだったに違いない。でも残念ながら蚕のつくる絹糸のように量産化することはできなかった。なぜなら糸を取るために蜘蛛をたくさん飼うにしても、蜘蛛のエサの生きた虫を確保するのは大変だし、蜘蛛は仲間同士、仲が悪いときているから始末に悪い。

(神戸) カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
蜘蛛の糸でシャツやセーターをつくったら、保温性抜群で伸び縮み自由、一歳から五歳までフリーサイズなどという便利なものができるかも知れないということ。一攫千金を狙って試してみては?…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は本文とは関係ないのであしからず。
★前回はここ(←クリック)


このエントリーの情報
天を仰いで思うこと 天王山 2009/03/27 12:00 am
てんのうざん…勝敗の決め手となる重要な場面、分かれ目。
◇ちょっと予備知識 → 京都の天王山で羽柴秀吉と明智光秀とが天下分け目の戦いをしたことから。
類義語に危急存亡(ききゅうそんぼう)がある。
相変わらず寒い日が続いている。この寒波が通り過ぎるのはいつ? 京都市内の山間部でも雪がちらついたそうだ。風邪など引かないように注意しないとあかんね。
しばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。
ソーダ村…の情報を募集しています。詳細はここ(←クリック) よろしくお願いします。
話のネタ雑学(22)
紙は木からつくるのになぜ「糸」偏か? (旧フォトヴィレッジ 2007年5月16日掲載)

紙は今から1900年ほどまえに中国で発明された。それまでにも紙に似たものが使われていた。それが絹の布。絹の布はその頃から着物の材料として貴重なものであったが、筆で字が書けるので紙の役割もしていた。絹はカイコが作ったマユから撮った糸でつくるのはご存知のとおり。その手触りはとても滑らか。

「紙」という字の「糸」は生糸をより合わせてねじっている形からきているもので、糸偏の右にある「氏」は「滑らか」という意味。つまり「紙」という字は「絹糸で作った滑らかな糸」ということを表している。紀元前2400年、古代エジプトでは、パピルスという湿地に生える草の茎から紙に似たものを作っていた。また中世ヨーロッパでは羊の皮をなめした羊皮かみが広くしようされていた。

(神戸) カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
今では、木を砕いて細い繊維にときほぐしたもの、つまりパルプからつくられている。「糸」には「細いもの」という意味もあるので、今の紙にも、この字をそのまま当てはめてもいいことになる。漢字にも色々あるのだなぁ…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は本文とは関係ないのであしからず。
★前回はここ(←クリック)

◇ちょっと予備知識 → 京都の天王山で羽柴秀吉と明智光秀とが天下分け目の戦いをしたことから。
類義語に危急存亡(ききゅうそんぼう)がある。
相変わらず寒い日が続いている。この寒波が通り過ぎるのはいつ? 京都市内の山間部でも雪がちらついたそうだ。風邪など引かないように注意しないとあかんね。
しばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。
ソーダ村…の情報を募集しています。詳細はここ(←クリック) よろしくお願いします。
話のネタ雑学(22)
紙は木からつくるのになぜ「糸」偏か? (旧フォトヴィレッジ 2007年5月16日掲載)

紙は今から1900年ほどまえに中国で発明された。それまでにも紙に似たものが使われていた。それが絹の布。絹の布はその頃から着物の材料として貴重なものであったが、筆で字が書けるので紙の役割もしていた。絹はカイコが作ったマユから撮った糸でつくるのはご存知のとおり。その手触りはとても滑らか。

「紙」という字の「糸」は生糸をより合わせてねじっている形からきているもので、糸偏の右にある「氏」は「滑らか」という意味。つまり「紙」という字は「絹糸で作った滑らかな糸」ということを表している。紀元前2400年、古代エジプトでは、パピルスという湿地に生える草の茎から紙に似たものを作っていた。また中世ヨーロッパでは羊の皮をなめした羊皮かみが広くしようされていた。

(神戸) カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
今では、木を砕いて細い繊維にときほぐしたもの、つまりパルプからつくられている。「糸」には「細いもの」という意味もあるので、今の紙にも、この字をそのまま当てはめてもいいことになる。漢字にも色々あるのだなぁ…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は本文とは関係ないのであしからず。
★前回はここ(←クリック)


このエントリーの情報
天を仰いで思うこと 付焼刃 2009/03/25 12:00 am
つけやきば…その場だけの見せかけ。にわか仕込みの知識や態度。
◇ちょっと予備知識 → 鈍刀に鋼の刃をつけたもので、すぐに切れ味が悪くなることから。
「付焼刃は鈍りやすい」ともいう。
類義語に泥縄(どろなわ)・一夜漬(いちやづけ)がある。
今週になって寒の戻りで寒い。「暑さ寒さも彼岸まで」というが、彼岸が過ぎてからの寒さはいただけない。「もう冬物もしまわなければ…」と思っていた矢先の寒さに衣類の入替えのタイミングがずれてしまう。体調管理には十分注意したいものだ。
しばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。
ソーダ村…の情報を募集しています。詳細はここ(←クリック) よろしくお願いします。
話のネタ雑学(21)
トンネルの中の電灯はなぜオレンジ色? (旧フォトヴィレッジ 2007年4月10日掲載)

高速道路などのトンネルではオレンジ色のナトリウム灯が使われている。トンネルという異空間が、あの色でさらに不思議な雰囲気を醸し出している。見るもの全てオレンジ色。さっきまで緑色をしていたTシャツも、青いトレーナーもオレンジ色に変わる。あまり気持ちのいいものではない。
しかし、オレンジ色にするにはちゃんと理由がある。スピードを出して走る高速道路では、前を行く車がはっきり見えることが大切。それには、そのスペクトルが可視領域全体に分布している白色光より影がはっきり見える一種類の色の光のほうが適しているということ。

では、何故オレンジ色かといえば、それは波長が長いため。ご存知のように光の波長は紫・青・黄・オレンジ・赤の順で長くなる。霧やもやが発生したときには、なるべく波長の長い光のほうが、より遠くまで見えるのでオレンジ色が使われているということ。
ちなみに夕焼けが赤くなるのも、フィリピン上空にいる太陽の光が、西の空にある水蒸気や地面から舞い上がったホコリを通ってくるため、赤い色だけが日本に届くというわけ。

(神戸) カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
はっきり見えるからといってスピードの出しすぎはだめ。地球にも人にも優しいスピードは法定速度。ちょっとイライラするかも知れないけれど、法定速度で走ると燃費がのびる。それに、スピードを出したって到着時間はさほど変わらない。警察に捕まったりしてたら、むしろ余計に時間もかかるしお金もかかる。さらに免許更新のときにも時間がかかる。「急がば回れ。急(せ)いては事を仕損ずる。狭い日本そんなに急いでどこへ行く?」だ。ちょっと、話がそれたかな…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は本文とは関係ないのであしからず。
★前回はここ(←クリック)

◇ちょっと予備知識 → 鈍刀に鋼の刃をつけたもので、すぐに切れ味が悪くなることから。
「付焼刃は鈍りやすい」ともいう。
類義語に泥縄(どろなわ)・一夜漬(いちやづけ)がある。
今週になって寒の戻りで寒い。「暑さ寒さも彼岸まで」というが、彼岸が過ぎてからの寒さはいただけない。「もう冬物もしまわなければ…」と思っていた矢先の寒さに衣類の入替えのタイミングがずれてしまう。体調管理には十分注意したいものだ。
しばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。
ソーダ村…の情報を募集しています。詳細はここ(←クリック) よろしくお願いします。
話のネタ雑学(21)
トンネルの中の電灯はなぜオレンジ色? (旧フォトヴィレッジ 2007年4月10日掲載)

高速道路などのトンネルではオレンジ色のナトリウム灯が使われている。トンネルという異空間が、あの色でさらに不思議な雰囲気を醸し出している。見るもの全てオレンジ色。さっきまで緑色をしていたTシャツも、青いトレーナーもオレンジ色に変わる。あまり気持ちのいいものではない。
しかし、オレンジ色にするにはちゃんと理由がある。スピードを出して走る高速道路では、前を行く車がはっきり見えることが大切。それには、そのスペクトルが可視領域全体に分布している白色光より影がはっきり見える一種類の色の光のほうが適しているということ。

では、何故オレンジ色かといえば、それは波長が長いため。ご存知のように光の波長は紫・青・黄・オレンジ・赤の順で長くなる。霧やもやが発生したときには、なるべく波長の長い光のほうが、より遠くまで見えるのでオレンジ色が使われているということ。
ちなみに夕焼けが赤くなるのも、フィリピン上空にいる太陽の光が、西の空にある水蒸気や地面から舞い上がったホコリを通ってくるため、赤い色だけが日本に届くというわけ。

(神戸) カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
はっきり見えるからといってスピードの出しすぎはだめ。地球にも人にも優しいスピードは法定速度。ちょっとイライラするかも知れないけれど、法定速度で走ると燃費がのびる。それに、スピードを出したって到着時間はさほど変わらない。警察に捕まったりしてたら、むしろ余計に時間もかかるしお金もかかる。さらに免許更新のときにも時間がかかる。「急がば回れ。急(せ)いては事を仕損ずる。狭い日本そんなに急いでどこへ行く?」だ。ちょっと、話がそれたかな…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は本文とは関係ないのであしからず。
★前回はここ(←クリック)


このエントリーの情報
天を仰いで思うこと 長広舌 2009/03/23 12:00 am
ちょうこうぜつ…雄弁なこと。また、長々としゃべること。
◇ちょっと予備知識 → もとは「広長舌」。仏の舌広く長くて顔面至るところに届いたことから。
「長広説」と書くのは誤り。
類義語に長談義(ながだんぎ)・獅子吼(ししく)・熱弁(ねつべん)がある。
春は、あけぼの…の続きって何だっけ?
そりゃ、「やうやう白くなりゆく山ぎは、少し明りて、紫だちたる雲の、細くたなびきたる」やろ。
で、その続きは?
ん〜…「夏は、夜。月の頃は、さらなり。闇もなほ。蛍の多く飛び違ひたる、また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くも、をかし。雨など降るも、をかし」や。
ふんふん、その続きは?
「秋は、夕暮。夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、烏の、寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへ、あはれなり。まいて、雁などの列ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず」
ついでに「冬は、つとめて。雪の降りたるは、いふべきにもあらず。霜のいと白きも。また、さらでもいと寒きに、火など急ぎ熾して、炭もて渡るも、いとつきづきし。昼になりて、温く緩びもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし」や。
いとも簡単にスラスラと答えられた。「ここまで記憶している人も珍しい、スゴイ!」と感心するのも束の間。種を明かせば、ネットで調べてそれを読まれただけやった。近年の職場は業種にもよるが、ひとり一台のパソコンが与えられているのが主流。パソコンに向かって、仕事しているのやら、遊んでいるのやら不明なこともシバシバ。
情報を即座にひっぱり出すことができるのはありがたい。が、ここに落とし穴がある。先日、「漢字を打てるが書けない」というような新聞記事を見かけた。正しい漢字が書けない人が増えているという。パソコンの漢字はイメージで作られている。イメージであるから、そこに「点」があるのか、ないのかがわからなくなる。今時の中・高・大学生は携帯電話を辞書代わりに使用するのがほぼ全員。社会人にも増えている。ここに学力低下や日本文化衰退の落とし穴がある。時には、手書きを心がけたいものだ。
しばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。
ソーダ村…の情報を募集しています。詳細はここ(←クリック) よろしくお願いします。
話のネタ雑学(20)
ジャガイモをリンゴと一緒に置いておくと芽が出にくい? (旧フォトヴィレッジ 2007年3月16日掲載)

「ジャガイモの芽には毒がある」とはよく聞く話。これはソラニンというアルカロイドが入っているからで、ソラニンは人間の消化器や神経系に異常を起こし、死ぬこともあるほどの猛毒物質。とはいえ、芽だけ取り除けば、あとは食べても問題なく、多少食べた程度で影響がでることはない。

ところで、このジャガイモの芽を出ささない方法があるのをご存知? それはリンゴと一緒に置いておくこと。掘ったばかりの新ジャガの芽は「休眠」といってまだ眠っている状態で、三ヶ月を過ぎる頃から発芽を始める。休眠を過ぎてからリンゴと一緒に置くと芽の成長が抑えられる。ただし、休眠中にリンゴと一緒にすると、芽の成長は促進されるので注意。これはリンゴから発生するエチレンガスによるもの。その正体は果物の出すあの甘い香りなのです。果物ならみんな出しているのですが、リンゴは特に強いということ。リンゴ一個が出すエチレンガスでなんと約10キロのジャガイモの芽の成長を抑えられる。

(神戸) カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
しかし、なぜエチレンガスがこれほどの威力を発揮するのかは、まだわかっていない。放射線を当ててジャガイモの芽を出さないようにしていることも多いみたいだけれど、こちらのほうは、あまり美味しいとはいえないという。それにしても、色々な意味で未だに芽が出ないのは、リンゴが好きだったからだろうか…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は本文とは関係ないのであしからず。
★前回はここ(←クリック)

◇ちょっと予備知識 → もとは「広長舌」。仏の舌広く長くて顔面至るところに届いたことから。
「長広説」と書くのは誤り。
類義語に長談義(ながだんぎ)・獅子吼(ししく)・熱弁(ねつべん)がある。
春は、あけぼの…の続きって何だっけ?
そりゃ、「やうやう白くなりゆく山ぎは、少し明りて、紫だちたる雲の、細くたなびきたる」やろ。
で、その続きは?
ん〜…「夏は、夜。月の頃は、さらなり。闇もなほ。蛍の多く飛び違ひたる、また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くも、をかし。雨など降るも、をかし」や。
ふんふん、その続きは?
「秋は、夕暮。夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、烏の、寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへ、あはれなり。まいて、雁などの列ねたるが、いと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、はたいふべきにあらず」
ついでに「冬は、つとめて。雪の降りたるは、いふべきにもあらず。霜のいと白きも。また、さらでもいと寒きに、火など急ぎ熾して、炭もて渡るも、いとつきづきし。昼になりて、温く緩びもていけば、火桶の火も、白き灰がちになりて、わろし」や。
いとも簡単にスラスラと答えられた。「ここまで記憶している人も珍しい、スゴイ!」と感心するのも束の間。種を明かせば、ネットで調べてそれを読まれただけやった。近年の職場は業種にもよるが、ひとり一台のパソコンが与えられているのが主流。パソコンに向かって、仕事しているのやら、遊んでいるのやら不明なこともシバシバ。
情報を即座にひっぱり出すことができるのはありがたい。が、ここに落とし穴がある。先日、「漢字を打てるが書けない」というような新聞記事を見かけた。正しい漢字が書けない人が増えているという。パソコンの漢字はイメージで作られている。イメージであるから、そこに「点」があるのか、ないのかがわからなくなる。今時の中・高・大学生は携帯電話を辞書代わりに使用するのがほぼ全員。社会人にも増えている。ここに学力低下や日本文化衰退の落とし穴がある。時には、手書きを心がけたいものだ。
しばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。
ソーダ村…の情報を募集しています。詳細はここ(←クリック) よろしくお願いします。
話のネタ雑学(20)
ジャガイモをリンゴと一緒に置いておくと芽が出にくい? (旧フォトヴィレッジ 2007年3月16日掲載)

「ジャガイモの芽には毒がある」とはよく聞く話。これはソラニンというアルカロイドが入っているからで、ソラニンは人間の消化器や神経系に異常を起こし、死ぬこともあるほどの猛毒物質。とはいえ、芽だけ取り除けば、あとは食べても問題なく、多少食べた程度で影響がでることはない。

ところで、このジャガイモの芽を出ささない方法があるのをご存知? それはリンゴと一緒に置いておくこと。掘ったばかりの新ジャガの芽は「休眠」といってまだ眠っている状態で、三ヶ月を過ぎる頃から発芽を始める。休眠を過ぎてからリンゴと一緒に置くと芽の成長が抑えられる。ただし、休眠中にリンゴと一緒にすると、芽の成長は促進されるので注意。これはリンゴから発生するエチレンガスによるもの。その正体は果物の出すあの甘い香りなのです。果物ならみんな出しているのですが、リンゴは特に強いということ。リンゴ一個が出すエチレンガスでなんと約10キロのジャガイモの芽の成長を抑えられる。

(神戸) カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
しかし、なぜエチレンガスがこれほどの威力を発揮するのかは、まだわかっていない。放射線を当ててジャガイモの芽を出さないようにしていることも多いみたいだけれど、こちらのほうは、あまり美味しいとはいえないという。それにしても、色々な意味で未だに芽が出ないのは、リンゴが好きだったからだろうか…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は本文とは関係ないのであしからず。
★前回はここ(←クリック)

