rrbのブログ - 天を仰いで思うことのエントリ
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天を仰いで思うこと よーけ 2010/01/05 12:00 am
よーけ
たくさん。余計。「こないヨーケもろてええのんやろか」 ヨケは「かえって」の意味になる。「甘やかすさかい、ヨケ言うこと聞かへん」 江戸時代、安原貞室の『片言』に「余慶といふべきを。よけといふは苦しからざる歟(か)。此詞(このことば)は、積善家在余慶といふことより出た成べし。然るを。今俗語に、物のおほきことにのみ云るは如何」と。善行を積み重ねた家には余慶がある。余慶が余計(たくさん)の意味に。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
天を仰いで思うこと



すべて カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
神戸ルミナリエの写真を…と、天を仰いで思うこと。

たくさん。余計。「こないヨーケもろてええのんやろか」 ヨケは「かえって」の意味になる。「甘やかすさかい、ヨケ言うこと聞かへん」 江戸時代、安原貞室の『片言』に「余慶といふべきを。よけといふは苦しからざる歟(か)。此詞(このことば)は、積善家在余慶といふことより出た成べし。然るを。今俗語に、物のおほきことにのみ云るは如何」と。善行を積み重ねた家には余慶がある。余慶が余計(たくさん)の意味に。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
天を仰いで思うこと



すべて カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
神戸ルミナリエの写真を…と、天を仰いで思うこと。


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天を仰いで思うこと まねくそ 2010/01/04 12:00 am
まねくそ
ごくわずか。ほんの少し。「ほんのマネクソほどしかあらしまへんのや」 クソは「糞」から転じた接尾語。マネはほんの真似ごとの意。マメクソは豆のように小さいものにいう。ツメクソは爪糞。ミミクソは耳垢。メメクソは目脂。少しばかり、ちょっとの意でチビットという。「ご飯もうチビットよそてんか」 チビットとチビリトから。チョコット、チョビット、チョボットともいう。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
心温まるニュース
新潟県でのお話だが、大みそかから元日にかけて、「交通事故等で困っている人に役だてば幸福です 月光仮面」と書かれたメモと現金入りの袋が見つかったという。警察は、善意のお年玉として、県交通遺児基金などに寄付する予定だということだ。

詳細は、2009年12月31日午後9時頃、警察署の駐車場に止まっていた車のボンネットに紙袋が置かれており、中には1万2910円分の硬貨とメモが入っていた。メモには「毎日1枚ずつ集めた小銭です。交通事故等で困っている人に少しでも役だてば幸福です 月光仮面」と書かれていたということだ。この「月光仮面」と称する人物から年末年始に寄付が届くのは、1974年以来37回目というから、益々心が温まる。

また、同県の別の警察署には、1日午前0時40分頃、交番の入り口に置かれたビニール袋に1万6002円分の硬貨と、「交通遺児のために使って下さい」などと書かれたメモ紙が入っており、こちらも1987年から毎年続いているという。

この行為を続けている人は、何らかの交通事故の関係者かもしれないが、どういう人か知る由もない。しかし、相当の意志の強い人には違いない。1年に1回寄付するために、毎日コツコツと小銭を貯める。37回といっても37年継続しているということだ。こういう善意の人が、殺伐とした平成のこの時代にいるというのは、とても感動である。この心温まるニュースに、自分の姿勢を見つめなおしたい…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は神戸ルミナリエ いずれも カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

ごくわずか。ほんの少し。「ほんのマネクソほどしかあらしまへんのや」 クソは「糞」から転じた接尾語。マネはほんの真似ごとの意。マメクソは豆のように小さいものにいう。ツメクソは爪糞。ミミクソは耳垢。メメクソは目脂。少しばかり、ちょっとの意でチビットという。「ご飯もうチビットよそてんか」 チビットとチビリトから。チョコット、チョビット、チョボットともいう。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
心温まるニュース
新潟県でのお話だが、大みそかから元日にかけて、「交通事故等で困っている人に役だてば幸福です 月光仮面」と書かれたメモと現金入りの袋が見つかったという。警察は、善意のお年玉として、県交通遺児基金などに寄付する予定だということだ。

詳細は、2009年12月31日午後9時頃、警察署の駐車場に止まっていた車のボンネットに紙袋が置かれており、中には1万2910円分の硬貨とメモが入っていた。メモには「毎日1枚ずつ集めた小銭です。交通事故等で困っている人に少しでも役だてば幸福です 月光仮面」と書かれていたということだ。この「月光仮面」と称する人物から年末年始に寄付が届くのは、1974年以来37回目というから、益々心が温まる。

また、同県の別の警察署には、1日午前0時40分頃、交番の入り口に置かれたビニール袋に1万6002円分の硬貨と、「交通遺児のために使って下さい」などと書かれたメモ紙が入っており、こちらも1987年から毎年続いているという。

この行為を続けている人は、何らかの交通事故の関係者かもしれないが、どういう人か知る由もない。しかし、相当の意志の強い人には違いない。1年に1回寄付するために、毎日コツコツと小銭を貯める。37回といっても37年継続しているということだ。こういう善意の人が、殺伐とした平成のこの時代にいるというのは、とても感動である。この心温まるニュースに、自分の姿勢を見つめなおしたい…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は神戸ルミナリエ いずれも カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4


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天を仰いで思うこと まむきのぼたん 2010/01/02 12:00 am
まむきのぼたん
真向きの牡丹。けちん坊の客。「あのお客さんマムキノボタンやわ」 祇園でいう。牡丹の花弁は上を向いて、中のものが外へこぼれ落ちないように咲くさまから。金をつかんで放さない人にいう。マムキノキャベツとも。吝嗇者(りんしょくしゃ)、けちはシブチン、シブとも。京の商家では、むかし毎月1日・15日に渋みの身欠きにしんと刻み昆布の炊き合わせを食べた。質素・倹約を忘れないように「シブーコブー」といった。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
天を仰いで思うこと



すべて カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
神戸ルミナリエの写真を…と、天を仰いで思うこと。

真向きの牡丹。けちん坊の客。「あのお客さんマムキノボタンやわ」 祇園でいう。牡丹の花弁は上を向いて、中のものが外へこぼれ落ちないように咲くさまから。金をつかんで放さない人にいう。マムキノキャベツとも。吝嗇者(りんしょくしゃ)、けちはシブチン、シブとも。京の商家では、むかし毎月1日・15日に渋みの身欠きにしんと刻み昆布の炊き合わせを食べた。質素・倹約を忘れないように「シブーコブー」といった。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
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すべて カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
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天を仰いで思うこと びびる 2009/12/30 12:00 am
びびる
けちけちする。「そんなにビビランと寄付しとくりゃすな」 『東京京阪言語違』(明治19年)には、京阪の「びびってるな」と東京の「けちくさい」を対比している。ビビルは「ちぢこまる」の意味でも使用。「この字ビビッテるな」「そんなに大きい声で叱ったら子どもがビビルやないか」「力仕事した後で、字がビビッテ書けへん」のビビルは、字が少し震えて見えるさまを形容する。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
天を仰いで思うこと

カメラ/EPSON R-D1s レンズ/SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical

カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

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神戸ルミナリエの写真を…と、天を仰いで思うこと。

けちけちする。「そんなにビビランと寄付しとくりゃすな」 『東京京阪言語違』(明治19年)には、京阪の「びびってるな」と東京の「けちくさい」を対比している。ビビルは「ちぢこまる」の意味でも使用。「この字ビビッテるな」「そんなに大きい声で叱ったら子どもがビビルやないか」「力仕事した後で、字がビビッテ書けへん」のビビルは、字が少し震えて見えるさまを形容する。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
天を仰いで思うこと

カメラ/EPSON R-D1s レンズ/SUPER WIDE-HELIAR 15mm F4.5 Aspherical

カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4

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天を仰いで思うこと むさくるしおすけど 2009/12/29 12:00 am
むさくるしおすけど
むさくるしいところですが。客を座敷へ招き入れるときにいうあいさつ。「ほんまにムサクルシオスケド、どうぞお上がりやしとくれやす」 ムサクルシイとも。ごちゃごちゃしていて不潔なの意。ムサイは不潔で不快なさまの形容で「苦しい」と複合した。だらしなく汚らしい身なりにもいう。「ムサクルシイ格好して笑われるがな」 京都人は身なりについて厳しい観察をする。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
天を仰いで思うこと



すべて カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
神戸ルミナリエの写真を…と、天を仰いで思うこと。

むさくるしいところですが。客を座敷へ招き入れるときにいうあいさつ。「ほんまにムサクルシオスケド、どうぞお上がりやしとくれやす」 ムサクルシイとも。ごちゃごちゃしていて不潔なの意。ムサイは不潔で不快なさまの形容で「苦しい」と複合した。だらしなく汚らしい身なりにもいう。「ムサクルシイ格好して笑われるがな」 京都人は身なりについて厳しい観察をする。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)
天を仰いで思うこと



すべて カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
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