rrbのブログ - 今京都のエントリ
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今京都 余香祭 2011/10/29 12:00 am
余香祭
去年今夜侍清涼 秋思詩篇独断腸
思賜御衣今在此 捧持毎日拝餘香
去年の今夜は清涼殿に侍り、重陽の宴で詩を詠み、感銘を受けられた帝から衣を賜ったけれども、今年は流された大宰府でその衣の残り香を拝しています―菅原道真は大宰府に左遷となった901(延喜元)年9月10日にこう詠んだ。
「余香祭(よこうさい)」はこの道真の話にちなむ行事で、毎年題を決めて全国から集まった和歌を神前で奉納する。余香祭は絶えて久しかったが、1919(大正8)年10月29日(陰暦9月9日)に復活した。神前には黄菊、白菊を飾り、奉仕する人たち全員の冠に小菊をあしらう。

黄菊、白菊と先日の献菊展で「ふと」思い出したことがあるのを今思い出した。というのは、祖母の時代の人たちの名である。「菊」を使った人が祖母の周りには以外に多かったことだ。今の時代では見受けなくなったが、人名に「菊」を使用する過去の時代があった。今では「菊」を使った名を見ない。どこかにいるのだろうか…という『きょうの京都』の今京都。

去年今夜侍清涼 秋思詩篇独断腸
思賜御衣今在此 捧持毎日拝餘香
去年の今夜は清涼殿に侍り、重陽の宴で詩を詠み、感銘を受けられた帝から衣を賜ったけれども、今年は流された大宰府でその衣の残り香を拝しています―菅原道真は大宰府に左遷となった901(延喜元)年9月10日にこう詠んだ。
「余香祭(よこうさい)」はこの道真の話にちなむ行事で、毎年題を決めて全国から集まった和歌を神前で奉納する。余香祭は絶えて久しかったが、1919(大正8)年10月29日(陰暦9月9日)に復活した。神前には黄菊、白菊を飾り、奉仕する人たち全員の冠に小菊をあしらう。

黄菊、白菊と先日の献菊展で「ふと」思い出したことがあるのを今思い出した。というのは、祖母の時代の人たちの名である。「菊」を使った人が祖母の周りには以外に多かったことだ。今の時代では見受けなくなったが、人名に「菊」を使用する過去の時代があった。今では「菊」を使った名を見ない。どこかにいるのだろうか…という『きょうの京都』の今京都。


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今京都 献菊展 2011/10/28 12:00 am
献菊展
菊の原産は中国で、延命長寿の霊花として崇められていた。日本には奈良時代以降に渡来したとされ、江戸時代になって清浄な香り、華やかな花姿が好まれ、観賞用として改良がすすみ、原産国中国に輸出されるほどになった。京都では、貴船神社や善峯寺(よしみねでら)の貴船菊、大覚寺の嵯峨菊が有名である。
10月中旬から11月下旬まで西本願寺で開かれる恒例の献菊展では、約400鉢がダルマづくりや福助づくりにしつらえられて並び、早朝から見学することができ、お参りの人の目を楽しませている。

今日はポカポカ陽気で気持がいい…という『きょうの京都』の今京都。

菊の原産は中国で、延命長寿の霊花として崇められていた。日本には奈良時代以降に渡来したとされ、江戸時代になって清浄な香り、華やかな花姿が好まれ、観賞用として改良がすすみ、原産国中国に輸出されるほどになった。京都では、貴船神社や善峯寺(よしみねでら)の貴船菊、大覚寺の嵯峨菊が有名である。
10月中旬から11月下旬まで西本願寺で開かれる恒例の献菊展では、約400鉢がダルマづくりや福助づくりにしつらえられて並び、早朝から見学することができ、お参りの人の目を楽しませている。

今日はポカポカ陽気で気持がいい…という『きょうの京都』の今京都。


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今京都 名残 2011/10/27 12:00 am
名残
茶の由では、10月のことを「名残の月」と呼ぶ。5月に摘まれた茶は壺に入れられて涼しいところで夏を越し、11月に茶壷の口切りをするため、11月が「茶人の正月」となる。そのため、残り少なくなってきた茶を惜しむ気持ち、それに加え、5月から10月まで使う風炉(ふろ)とももうじき分かれなくてはならない。そのような寂寞感が、10月を名残とよばせるゆえんだ。
侘び、寂びの情緒を感じるこの時期、「名残の茶会」がひらかれ、そこには秋草の残り花が活けられ、茶道具も焼け破れなどがあるものが好まれるという。

ちょっと一区切りついたような気がする…という『きょうの京都』の今京都。

茶の由では、10月のことを「名残の月」と呼ぶ。5月に摘まれた茶は壺に入れられて涼しいところで夏を越し、11月に茶壷の口切りをするため、11月が「茶人の正月」となる。そのため、残り少なくなってきた茶を惜しむ気持ち、それに加え、5月から10月まで使う風炉(ふろ)とももうじき分かれなくてはならない。そのような寂寞感が、10月を名残とよばせるゆえんだ。
侘び、寂びの情緒を感じるこの時期、「名残の茶会」がひらかれ、そこには秋草の残り花が活けられ、茶道具も焼け破れなどがあるものが好まれるという。

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今京都 六勝稲荷神社大祭 2011/10/26 12:00 am
六勝稲荷神社大祭
六勝稲荷神社大祭は、わら天神(敷地神社)の摂社で、本殿に向かって右側に建つ社である。六勝の名は、「六つの難事に勝つ」ということから名づけられた説や、大和国の六所明神を勧請して、六所が転訛したという説などがあるが、詳らかではない。祭神は稲荷神社であるから、稲を司る倉稲魂神(うかのみたまのかみ)である。
ただ「勝」の字は、受験生や商売人には魅力的であり、ことに受験や就職シーズンには多くの若者が参拝すると聞く。
六勝稲荷神社の大祭は、今年の収穫を祝う農業感謝祭である。神事のあと茂山千五郎社中による狂言の奉納がある。

今日も少しバタバタ…という『きょうの京都』の今京都。

六勝稲荷神社大祭は、わら天神(敷地神社)の摂社で、本殿に向かって右側に建つ社である。六勝の名は、「六つの難事に勝つ」ということから名づけられた説や、大和国の六所明神を勧請して、六所が転訛したという説などがあるが、詳らかではない。祭神は稲荷神社であるから、稲を司る倉稲魂神(うかのみたまのかみ)である。
ただ「勝」の字は、受験生や商売人には魅力的であり、ことに受験や就職シーズンには多くの若者が参拝すると聞く。
六勝稲荷神社の大祭は、今年の収穫を祝う農業感謝祭である。神事のあと茂山千五郎社中による狂言の奉納がある。

今日も少しバタバタ…という『きょうの京都』の今京都。


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今京都 抜穂祭 2011/10/25 12:00 am
抜穂祭
伏見稲荷大社抜穂祭(ぬきほさい)は、4月12日の水口播種祭(みなくちはしゅさい)で籾種を撒き、6月10日の田植祭で神田に植えられ、生育した稲を、この日に収穫する神事である。
午前11時から本殿で神事がおこなわれ、そののち神田の舞台で神楽女が「抜穂舞」を舞うなか、菅笠をかぶり、襷をかけた三島初穂講の男女によって刈り取られる。
刈り取られた稲ワラは11月8日の火焚祭で焚かれ、米は11月23日の新嘗祭(にいなめさい)で神前に供えられ、今年の方策への感謝祭がいとなまれる。

もう少し自分に関する記載も欲しいと思うが、なかなか書ききれていない。あれやこれやとせなならんことで1日があっという間に過ぎていく。早くのんびりとできる日が来て欲しい…という『きょうの京都』の今京都。

伏見稲荷大社抜穂祭(ぬきほさい)は、4月12日の水口播種祭(みなくちはしゅさい)で籾種を撒き、6月10日の田植祭で神田に植えられ、生育した稲を、この日に収穫する神事である。
午前11時から本殿で神事がおこなわれ、そののち神田の舞台で神楽女が「抜穂舞」を舞うなか、菅笠をかぶり、襷をかけた三島初穂講の男女によって刈り取られる。
刈り取られた稲ワラは11月8日の火焚祭で焚かれ、米は11月23日の新嘗祭(にいなめさい)で神前に供えられ、今年の方策への感謝祭がいとなまれる。

もう少し自分に関する記載も欲しいと思うが、なかなか書ききれていない。あれやこれやとせなならんことで1日があっという間に過ぎていく。早くのんびりとできる日が来て欲しい…という『きょうの京都』の今京都。

