rrbのブログ - 今京都のエントリ
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今京都 御講凪 2011/11/28 12:00 am
御講凪
陰暦11月28日は親鸞の忌日で、浄土真宗の各寺院では「御講」がおこなわれる。この時期は帯状の高気圧が日本列島の東西に長くのびておだやかな晴天がつづくことがある。このような気象を「御講凪(おこうなぎ)」とか「御講日和」という。
「境内の公孫樹落葉やお講凪」 佐々木綾華
また、このころの京都市中ではイチョウの黄葉が一段と美しくなる。
京都御苑や西本願寺の大樹は青空に輝く黄色を映している。

昨日より少し暖かい。もうすぐ12月になるというのに…という『きょうの京都』の今京都。

陰暦11月28日は親鸞の忌日で、浄土真宗の各寺院では「御講」がおこなわれる。この時期は帯状の高気圧が日本列島の東西に長くのびておだやかな晴天がつづくことがある。このような気象を「御講凪(おこうなぎ)」とか「御講日和」という。
「境内の公孫樹落葉やお講凪」 佐々木綾華
また、このころの京都市中ではイチョウの黄葉が一段と美しくなる。
京都御苑や西本願寺の大樹は青空に輝く黄色を映している。

昨日より少し暖かい。もうすぐ12月になるというのに…という『きょうの京都』の今京都。


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今京都 紅葉見ごろ 2011/11/27 12:00 am
紅葉見ごろ
紅葉は桜よりも「見ごろ」期間が長く続き、範囲も広いから存分に楽しめる。だが、今年はどうだろうか。寒いと思えば、暖かくなるし、暖かいと思えば、寒くなる。秋を楽しむというよりは、冬と春の繰り返しのようなイメージだ。

11月最後の日曜日。のんびりと京都の紅葉を見ながら…と考えたが、あいにく学会がある。秋は色々な学会がさかんにおこなわれ「学びの秋」でもある。勉強しなければ…という『きょうの京都』の今京都。

紅葉は桜よりも「見ごろ」期間が長く続き、範囲も広いから存分に楽しめる。だが、今年はどうだろうか。寒いと思えば、暖かくなるし、暖かいと思えば、寒くなる。秋を楽しむというよりは、冬と春の繰り返しのようなイメージだ。

11月最後の日曜日。のんびりと京都の紅葉を見ながら…と考えたが、あいにく学会がある。秋は色々な学会がさかんにおこなわれ「学びの秋」でもある。勉強しなければ…という『きょうの京都』の今京都。


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今京都 御茶壺奉献祭・口切式 2011/11/26 12:00 am
御茶壺奉献祭・口切式
豊臣秀吉が1587(天正15)年に催した「北野大茶湯」にちなむ献茶祭が12月1日に北野天満宮でおこなわれる。この献茶祭には京都の四家元の薮内家、表千家、裏千家、武者小路千家と二宗匠の堀内、久田が6年ごとの輪番で茶をたてる。
それに先立ち、祭につかわれるお茶を、木幡(こはた)、宇治、兎道(とどう)、伏見桃山、小倉、八幡、山城、京都の各茶師が茶壷に入れて奉献する。午前11時、毛槍を先導として、江戸期の装束に身をつつんだ行列が一の鳥居から本殿にむかう。
そして古式にしたがって、神前におさめられた茶壷の口切がおこなわれる。

お茶会は重々しい印象があってあまり好きではない。もっと気楽に気軽にすればいいのに、といつも思う。最近は抹茶をあまりいただかない。日本茶であれば玉露か煎茶がいい。しかし、寒くなるこの季節からは極力身体を温める飲み物がよい。お茶であれば、紅茶や烏龍茶(中国茶)がよい…という『きょうの京都』の今京都。
※北野天満宮は以前に数回にわたり掲載している。よろしければ「記事一覧」からご覧ください。

豊臣秀吉が1587(天正15)年に催した「北野大茶湯」にちなむ献茶祭が12月1日に北野天満宮でおこなわれる。この献茶祭には京都の四家元の薮内家、表千家、裏千家、武者小路千家と二宗匠の堀内、久田が6年ごとの輪番で茶をたてる。
それに先立ち、祭につかわれるお茶を、木幡(こはた)、宇治、兎道(とどう)、伏見桃山、小倉、八幡、山城、京都の各茶師が茶壷に入れて奉献する。午前11時、毛槍を先導として、江戸期の装束に身をつつんだ行列が一の鳥居から本殿にむかう。
そして古式にしたがって、神前におさめられた茶壷の口切がおこなわれる。

お茶会は重々しい印象があってあまり好きではない。もっと気楽に気軽にすればいいのに、といつも思う。最近は抹茶をあまりいただかない。日本茶であれば玉露か煎茶がいい。しかし、寒くなるこの季節からは極力身体を温める飲み物がよい。お茶であれば、紅茶や烏龍茶(中国茶)がよい…という『きょうの京都』の今京都。
※北野天満宮は以前に数回にわたり掲載している。よろしければ「記事一覧」からご覧ください。


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今京都 まねき上げ 2011/11/25 12:00 am
まねき上げ
師走の大興行「顔見世歌舞伎」の開催を前に、南座の正面上部に、顔見世に出演する役者の名を記した看板を上げることを「まねき上げ」という。
上に屋根を形どった縦長の檜板に勘亭流(かんていりゅう)という丸みを強調した文字で役者名を黒々と書き、向かって右には関西の役者、左は関東の役者を並べる。
この作業は、前夜からはじめられて、25日午前9時に大看板の役者名が最後に掲げられる。そののち支配人と見物客が清めの塩をまき、一本締めをして興行の成功を願う。

「まねき」で思い出すのが学生時代に友達とした「まねきねこ」議論である。「まねきねこ」はどうして片手を上げているか、ということを真剣に論じた。最もこの問題を提示した者にとっては「ある落ちを言いたいだけであった」が、思いの他議論が白熱してしまったというものだ。その時に言えなかった「落ち」をここで言いたいとともに、真剣な議論になったことへの感謝と、軽い気持ちでの提示であったことに深くお詫びもしておきたい。さて、その「落ち」とは「両手を長時間あげていることができない」からである。今考えるとなんともつまらない「落ち」に反省だ…という『きょうの京都』の今京都。

師走の大興行「顔見世歌舞伎」の開催を前に、南座の正面上部に、顔見世に出演する役者の名を記した看板を上げることを「まねき上げ」という。
上に屋根を形どった縦長の檜板に勘亭流(かんていりゅう)という丸みを強調した文字で役者名を黒々と書き、向かって右には関西の役者、左は関東の役者を並べる。
この作業は、前夜からはじめられて、25日午前9時に大看板の役者名が最後に掲げられる。そののち支配人と見物客が清めの塩をまき、一本締めをして興行の成功を願う。

「まねき」で思い出すのが学生時代に友達とした「まねきねこ」議論である。「まねきねこ」はどうして片手を上げているか、ということを真剣に論じた。最もこの問題を提示した者にとっては「ある落ちを言いたいだけであった」が、思いの他議論が白熱してしまったというものだ。その時に言えなかった「落ち」をここで言いたいとともに、真剣な議論になったことへの感謝と、軽い気持ちでの提示であったことに深くお詫びもしておきたい。さて、その「落ち」とは「両手を長時間あげていることができない」からである。今考えるとなんともつまらない「落ち」に反省だ…という『きょうの京都』の今京都。


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今京都 歴史ウォーク 2011/11/24 12:00 am
歴史ウォーク
最近、京都の各地でさかんにおこなわれているのが「歴史ウォーク」と題した名所旧跡めぐりで、健康と観光をかねた中高年層の参加が多いと聞く。
「深草・稲荷保存会」は小冊子やパンフレットを作成して活発に当地の魅力を発信している。近年は春に続いて秋にも開催。京阪伏見駅に集合して、伊藤若沖の五百羅漢で知られる石峰寺(せきほうじ)、伏見稲荷退社ではふだん非公開の「御茶屋」を見学、千本鳥居から三ツ辻を経て東福寺へ行く。東福寺では塔頭の光明院、芬陀院(ふんだいん)を拝観する。京都検定合格者たちおよそ20人が解説を加えながら同行する。

ウォーキングを兼ねてのこういった催し物は盛んになっている。最近では、歩くだけでは時間がかかり、より多くのものを見ていただくという志向からレンタルサイクルも登場した。借りたところに返さなくてもよいというサービス付きだ。キーステーションとなる場所を随所に設置し、借りた人は気の向くままに最寄のステーションに返せばよい。このサービスを支援するわけではないが、京都市内の徘徊には自転車が一番だと思う…という『きょうの京都』の今京都。

最近、京都の各地でさかんにおこなわれているのが「歴史ウォーク」と題した名所旧跡めぐりで、健康と観光をかねた中高年層の参加が多いと聞く。
「深草・稲荷保存会」は小冊子やパンフレットを作成して活発に当地の魅力を発信している。近年は春に続いて秋にも開催。京阪伏見駅に集合して、伊藤若沖の五百羅漢で知られる石峰寺(せきほうじ)、伏見稲荷退社ではふだん非公開の「御茶屋」を見学、千本鳥居から三ツ辻を経て東福寺へ行く。東福寺では塔頭の光明院、芬陀院(ふんだいん)を拝観する。京都検定合格者たちおよそ20人が解説を加えながら同行する。

ウォーキングを兼ねてのこういった催し物は盛んになっている。最近では、歩くだけでは時間がかかり、より多くのものを見ていただくという志向からレンタルサイクルも登場した。借りたところに返さなくてもよいというサービス付きだ。キーステーションとなる場所を随所に設置し、借りた人は気の向くままに最寄のステーションに返せばよい。このサービスを支援するわけではないが、京都市内の徘徊には自転車が一番だと思う…という『きょうの京都』の今京都。

