rrbのブログ - 今京都のエントリ
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今京都 福かさね 2011/12/03 12:00 am
福かさね
なにしろ伏見稲荷大社は、毎年正月三が日の参拝者数が毎年約270万人という全国稲荷社の総本社であるから、縁起物の準備も12月早々からはじめられる。
「福かさね」は、干支を描いた絵馬、五穀豊穣を祈る稲穂(福稲)、破魔矢にあたる守矢、ご神木の杉の「験(しるし)の杉」、「伏見稲荷大社」と書かれた短冊といった開運招福の縁起物を組み合わせたものである。毎年3500組をこえる「福かさね」を用意するという。

今年は災害の多い年だった。来年は平和な年となりないものだ…という『きょうの京都』の今京都。

なにしろ伏見稲荷大社は、毎年正月三が日の参拝者数が毎年約270万人という全国稲荷社の総本社であるから、縁起物の準備も12月早々からはじめられる。
「福かさね」は、干支を描いた絵馬、五穀豊穣を祈る稲穂(福稲)、破魔矢にあたる守矢、ご神木の杉の「験(しるし)の杉」、「伏見稲荷大社」と書かれた短冊といった開運招福の縁起物を組み合わせたものである。毎年3500組をこえる「福かさね」を用意するという。

今年は災害の多い年だった。来年は平和な年となりないものだ…という『きょうの京都』の今京都。


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今京都 顔見世花街総見 2011/12/02 12:00 am
顔見世花街総見
正装した京都花街の芸舞妓が、南座の左右に30席ずつある桟敷席にずらりと並んで座ると、劇場に一気に花が咲いたようになる。
「顔見世花街総見」は、京都五花街(祇園甲部・祇園東・宮川町・上七軒・先斗町)の芸舞妓が、名優の舞台を見て自らの芸を磨くために観劇することで、もとは江戸時代に顔見世興行の景気づけにおこなったのがはじまりとされる。12月1日から5日に五花街それぞれ別の日に総見し、それをお目当てに予約する観客も多いという。
12月の舞妓の花簪(はなかんざし)には「まねき」がつけられ、その小さなまねきにご贔屓の役者にサインを入れてもらう。

今日から少し雨模様。今日は昨日よりも2度気温が下がるというから冷たい雨になりそうだ…という『きょうの京都』の今京都。

正装した京都花街の芸舞妓が、南座の左右に30席ずつある桟敷席にずらりと並んで座ると、劇場に一気に花が咲いたようになる。
「顔見世花街総見」は、京都五花街(祇園甲部・祇園東・宮川町・上七軒・先斗町)の芸舞妓が、名優の舞台を見て自らの芸を磨くために観劇することで、もとは江戸時代に顔見世興行の景気づけにおこなったのがはじまりとされる。12月1日から5日に五花街それぞれ別の日に総見し、それをお目当てに予約する観客も多いという。
12月の舞妓の花簪(はなかんざし)には「まねき」がつけられ、その小さなまねきにご贔屓の役者にサインを入れてもらう。

今日から少し雨模様。今日は昨日よりも2度気温が下がるというから冷たい雨になりそうだ…という『きょうの京都』の今京都。


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今京都 吉例顔見世興行 2011/12/01 12:00 am
吉例顔見世興行
京都には、元和年間(1615〜24)に四条通をはさんで7つの櫓(やぐら/座・芝居の興行)が京都所司代により公許されて存在したが、明治までに南座、北座以外は廃業、北座も1893(明治26)年に廃座となり、南座だけが残った。
顔見世とは本来、各座と1年契約を結んでいた役者が交代し、新たな顔ぶれでおこなう最初の興行のこと。現在でも10月に名古屋御園座、11月に東京歌舞伎座でもおこなわれているが、江戸自体から続くのは南座だけだという。
南座はもともと上方役者中心の興行だったが、大正期に、東西の花形役者が勢揃いして競演する興行となった。

今日から師走、12月。いよいよ年の瀬ということだが、自分の中ではまだそんな気配はない。もう1ヵ月欲しいか、むしろ一気に2月くらいになって欲しい…という『きょうの京都』の今京都。

京都には、元和年間(1615〜24)に四条通をはさんで7つの櫓(やぐら/座・芝居の興行)が京都所司代により公許されて存在したが、明治までに南座、北座以外は廃業、北座も1893(明治26)年に廃座となり、南座だけが残った。
顔見世とは本来、各座と1年契約を結んでいた役者が交代し、新たな顔ぶれでおこなう最初の興行のこと。現在でも10月に名古屋御園座、11月に東京歌舞伎座でもおこなわれているが、江戸自体から続くのは南座だけだという。
南座はもともと上方役者中心の興行だったが、大正期に、東西の花形役者が勢揃いして競演する興行となった。

今日から師走、12月。いよいよ年の瀬ということだが、自分の中ではまだそんな気配はない。もう1ヵ月欲しいか、むしろ一気に2月くらいになって欲しい…という『きょうの京都』の今京都。


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今京都 街のにぎわい 2011/11/30 12:00 am
街のにぎわい
大絵馬が掲げられる頃から、街は「歳末商戦」に入る。市内の一番の商店街、四条通や河原町通は一段と賑わいを見せてくる。四条通の西端は松尾大社、東端は八坂神社と神社に囲まれた通りである。

11月最後の今日だが、例年よりも暖かい。明日から12月。いよいよ本格的に年末・年始の用意をしなければ…という『きょうの京都』の今京都。

大絵馬が掲げられる頃から、街は「歳末商戦」に入る。市内の一番の商店街、四条通や河原町通は一段と賑わいを見せてくる。四条通の西端は松尾大社、東端は八坂神社と神社に囲まれた通りである。

11月最後の今日だが、例年よりも暖かい。明日から12月。いよいよ本格的に年末・年始の用意をしなければ…という『きょうの京都』の今京都。


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今京都 大絵馬飾り 2011/11/29 12:00 am
大絵馬飾り
市中の各神社では、早々と新春を迎える準備に忙しく、お守りや護符の手配、アルバイトの巫女さんたちの募集やその教育がおこなわれ、さらに、境内を飾る大絵馬が掲げられたりする。
松尾大社の大絵馬は横幅5m、高さ3.5m、護王神社のものは横幅4.2m、高さ2.7m、ともに拝殿前に設置される。
平安京創建のころ貴船神社は御所の川上神として尊ばれ、日照りには黒馬、長雨には白馬が奉納されたが、のちに生きた馬のかわりに馬を描いた「板立馬(いたたてうま)」を奉納したという。これが絵馬の起源だとされている。

松尾神社の大絵馬は25日に掲げられた。来年の干支は「辰(たつ)」。お酒の神様をまつっているため、雲間から姿を現した竜が杯をつかむ場面が描かれているという。重さは約90kg。大社に関係のある業者でつくる「松尾会」が、1983(昭和58)年の「亥(い)」から毎年奉納している…という『きょうの京都』の今京都。

市中の各神社では、早々と新春を迎える準備に忙しく、お守りや護符の手配、アルバイトの巫女さんたちの募集やその教育がおこなわれ、さらに、境内を飾る大絵馬が掲げられたりする。
松尾大社の大絵馬は横幅5m、高さ3.5m、護王神社のものは横幅4.2m、高さ2.7m、ともに拝殿前に設置される。
平安京創建のころ貴船神社は御所の川上神として尊ばれ、日照りには黒馬、長雨には白馬が奉納されたが、のちに生きた馬のかわりに馬を描いた「板立馬(いたたてうま)」を奉納したという。これが絵馬の起源だとされている。

松尾神社の大絵馬は25日に掲げられた。来年の干支は「辰(たつ)」。お酒の神様をまつっているため、雲間から姿を現した竜が杯をつかむ場面が描かれているという。重さは約90kg。大社に関係のある業者でつくる「松尾会」が、1983(昭和58)年の「亥(い)」から毎年奉納している…という『きょうの京都』の今京都。

