ID : Pass :  | register
フォトヴィレッジ
(rrbのブログ)
上手い下手は関係なし
感じたままの気ままな
写真と言葉を掲載
*画像は全てリサイズ済*
 
------------------------------
《写真カテゴリ》
*
京都の町の
そぞろ歩きは
今京都
* *
スズメさんで
天を仰いで思うこと
* * *
四方山話は
おやかまっさん
* * * *
京都以外の町で
足の赴くままは
◆◆なう
------------------------------
色々とチャレンジする
rrbのブログ
フォトヴィレッジ




Photographer affectation
Delivered from Kyoto
Since 2006/4/25
Since 2007/12/9
(Renewal Start)
Copyright (C) 2006
www.rrbphotovillage.jp
All Rights Reserved
カレンダー
« « 2024 11月 » »
27 28 29 30 31 1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
ご案内
今京都記事一覧
京ことば記事一覧
京が語源記事一覧
天を仰いで記事一覧
・スズメの写真
------------------------------
アクセスカウンタは
不具合のため
運用停止中
2017/9/27
過去ログ
     

rrbのブログ - 多情多恨

ヘッダーナビゲーション

多情多恨2008/04/03 12:10 am

じょうたこん…何事にも感じやすく、すぐに恨んだり悲しんだりして気をもむこと。気が優しく、何かにつけて心をかき乱されること。恋慕や愛情が豊かであるさま。
◇ちょっと予備知識 → 「多情」は物事に感じやすいこと。または移り気なこと。
                「多恨」は恨みや悲しみの気持ち。

輪際
「こんな仕事、金輪際ゴメンである」と叫んで投げ出せば、どんなにスッキリするかと思いつつ、今日も遅くまでヘトヘトになるまでお仕事をしてしまった。



「金輪際」という言葉は、時としてとても誘惑な響きがあり、喉元までせりあがってくる言葉である。喉元までくるが、実際に言葉として発することがなかなかできないのも事実。何故に一線を越えようとしないのか…とても謎の言葉だと思う。



そもそもこの「金輪際」って何?と疑問をもった。この言葉、鎌倉時代に書かれた『平家物語』にも見られるほどだから、京の都では随分古い歴史をもつことになる。
「金輪際」を広辞苑でひくと、仏教用語として「地層の最下底の所。無限に深いという」となっている。仏教の世界では、わたしたちが立つこの大地は金輪(こんりん)、水輪(すいりん)、風輪(ふうりん)の三輪によって支えられているという。



地底世界には、まず金輪があり、金輪の下には水の層の水輪があって、さらにその下にはガス状態の風輪がひろがるという。そして金輪と水輪の接するところが「金輪際」で、大地の奥底、どん底、あるいは極限という意味だそうである。



地層を奥深くもぐって、地球中心部のマグマにいたる過程といえばいいのだろうか。だが「金輪」と聞くたびに、五重塔や三重塔の上にのびる相輪(そうりん)や九輪(くりん)という名の金輪(かなわ)が頭に浮かんでしかたがない。吉野の金峯山寺は、そういえばまたの名を金輪寺といったそうだ。
「こんな仕事、大地の奥底までゴメンだ」と心の中で叫んでいる。



しかし、考えてみれば、大地のどん底まで、極限までイヤだイヤだといいながら、金輪の下にはまだ水輪がある。そして水輪の下にはまだ風輪がある。
極限までゴメンだとわめきつつ、実はその下や、さらにその下がまだ密かに用意されている。究極の究極にいたるにはまだまだ余裕がある。



こんな考えをもって「金輪際」をしようするようになったかどうかは不明だが、もし、そうなら昔の人のこんな考え方が好きである。



五重塔の相輪や九輪と関係があるのかと思いきや、まったく関係がなかったというお話。いずれにしても「金輪際」は、意外なことに語源が京都にあった言葉のお話vol.15…今京都。前回の語源は「左馬」(←クリック)。※写真は京都の町並みで本文とは関係ないのであしからず。

人気ブログランキングへ(←ワンクリックお願いします)
にほんブログ村 写真ブログへ(←ワンクリックお願いします)

 

このエントリーの情報

トラックバックping送信用URLを取得する

このエントリは以下のURLにトラックバックしています。

このエントリーの記録

 
     
お願い
画像等の著作権は、所有者または撮影者に帰属しています
画像等の無断転用は、固くお断りします
------------------------------
← に掲載以外の写真等は
もっと今京都
↓ ↓ ↓

------------------------------
《LINK》


XP canon


photocon

------------------------------
《ポチッとお願い》

にほんブログ村 写真ブログ 京都風景写真へ

にほんブログ村 写真ブログ 野鳥写真へ

にほんブログ村 写真ブログへ



PV Access Ranking
にほんブログ村

------------------------------
copyright Tsuwano
Screen Project

スズメ(rrbphoto)
ランダムスクロール
(表示30枚/全枚)
こんな1枚

シジュウカラ


ヒヨドリ


絵馬に願いを


手水舎


千本鳥居


幸せを感じるとき


哲学の道


影絵

pagetop