rrbのブログ - まねき上げ
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まねき上げ2011/11/25 12:00 am
まねき上げ
師走の大興行「顔見世歌舞伎」の開催を前に、南座の正面上部に、顔見世に出演する役者の名を記した看板を上げることを「まねき上げ」という。
上に屋根を形どった縦長の檜板に勘亭流(かんていりゅう)という丸みを強調した文字で役者名を黒々と書き、向かって右には関西の役者、左は関東の役者を並べる。
この作業は、前夜からはじめられて、25日午前9時に大看板の役者名が最後に掲げられる。そののち支配人と見物客が清めの塩をまき、一本締めをして興行の成功を願う。

「まねき」で思い出すのが学生時代に友達とした「まねきねこ」議論である。「まねきねこ」はどうして片手を上げているか、ということを真剣に論じた。最もこの問題を提示した者にとっては「ある落ちを言いたいだけであった」が、思いの他議論が白熱してしまったというものだ。その時に言えなかった「落ち」をここで言いたいとともに、真剣な議論になったことへの感謝と、軽い気持ちでの提示であったことに深くお詫びもしておきたい。さて、その「落ち」とは「両手を長時間あげていることができない」からである。今考えるとなんともつまらない「落ち」に反省だ…という『きょうの京都』の今京都。

師走の大興行「顔見世歌舞伎」の開催を前に、南座の正面上部に、顔見世に出演する役者の名を記した看板を上げることを「まねき上げ」という。
上に屋根を形どった縦長の檜板に勘亭流(かんていりゅう)という丸みを強調した文字で役者名を黒々と書き、向かって右には関西の役者、左は関東の役者を並べる。
この作業は、前夜からはじめられて、25日午前9時に大看板の役者名が最後に掲げられる。そののち支配人と見物客が清めの塩をまき、一本締めをして興行の成功を願う。

「まねき」で思い出すのが学生時代に友達とした「まねきねこ」議論である。「まねきねこ」はどうして片手を上げているか、ということを真剣に論じた。最もこの問題を提示した者にとっては「ある落ちを言いたいだけであった」が、思いの他議論が白熱してしまったというものだ。その時に言えなかった「落ち」をここで言いたいとともに、真剣な議論になったことへの感謝と、軽い気持ちでの提示であったことに深くお詫びもしておきたい。さて、その「落ち」とは「両手を長時間あげていることができない」からである。今考えるとなんともつまらない「落ち」に反省だ…という『きょうの京都』の今京都。


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