rrbのブログ - 今京都のエントリ
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情緒纏綿2008/12/17 12:00 am
じょうちょてんめん…情けが深く、離れがたいこと。さまざまな情がまとわりついて離れないさま。
◇ちょっと予備知識 → 「情緒」は、しみじみとした趣や雰囲気。
本来は「じょうしょ」と読むが、現在では「じょうちょ」が一般的。
「纏綿」は、いつまでもまといついて離れないさま。
よろい掛けの松 vol.2(最終回) vol.1はここ
当時のよろい掛けの松は枯れたため、今の松は二代目となる。3m以上の高さで、横方向にもその倍はあろうかという枝ぶりに目を見張る。

その昔は、この地で直実が出家したことを広く知らしめる意味も込めて、よろいが掛けられていたという枝に、カラスの人形が置かれていたという。

松から少し下った場所に、直実(蓮生)を開基とする蓮池院(熊谷堂)が立つ。

堂内には、真っすぐに前を見据え、法衣に身を包んだ直実と、まだ16歳で幼さの残る敦盛の像が並んで安置されているという。

よろい掛けの松は、京都市指定の保存樹で、御影堂の横に位置する。よろいを洗ったとされる池も境内にある。

直実は「新しい発想のできる人だった」という。「食うか食われるか」直実が生きた戦国の世と、競争社会の現代は、時代が似ている。そんな今こそ、蓮生師のような考え方ができる人がいたらいいんじゃないかと思う…今京都。

◇ちょっと予備知識 → 「情緒」は、しみじみとした趣や雰囲気。
本来は「じょうしょ」と読むが、現在では「じょうちょ」が一般的。
「纏綿」は、いつまでもまといついて離れないさま。
よろい掛けの松 vol.2(最終回) vol.1はここ
当時のよろい掛けの松は枯れたため、今の松は二代目となる。3m以上の高さで、横方向にもその倍はあろうかという枝ぶりに目を見張る。

その昔は、この地で直実が出家したことを広く知らしめる意味も込めて、よろいが掛けられていたという枝に、カラスの人形が置かれていたという。

松から少し下った場所に、直実(蓮生)を開基とする蓮池院(熊谷堂)が立つ。

堂内には、真っすぐに前を見据え、法衣に身を包んだ直実と、まだ16歳で幼さの残る敦盛の像が並んで安置されているという。

よろい掛けの松は、京都市指定の保存樹で、御影堂の横に位置する。よろいを洗ったとされる池も境内にある。

直実は「新しい発想のできる人だった」という。「食うか食われるか」直実が生きた戦国の世と、競争社会の現代は、時代が似ている。そんな今こそ、蓮生師のような考え方ができる人がいたらいいんじゃないかと思う…今京都。


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