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鳴滝の大根だき

投稿日時 2011-12-9 0:00:00
執筆者 rrb
滝の大根だき
鳴滝了徳寺(なるたきりょうとくじ)の大根だきは、親鸞(1173〜1262)に由来するという。
寺伝によると、1252(建長4)年にこの地に親鸞が立ち寄ったときに、村人が塩でたいた大根でもてなし、親鸞はおおいに喜んで食べたという。親鸞はそのお礼に、ススキの穂で「帰命尽十方無碍光如来(きみょうじんじっぽうむげこうにょらい)」と書き、爾来、親鸞の遺徳をしのぶ報恩講の精進料理として大根だきがおこなわれるようになった。親鸞が書いた書の軸は9日、10日の大根だきのさい本堂に飾られる。
大根は、亀岡市で生産される鳴滝大根をつかい、2日間で約3000本が大釜でたかれる。
過日の大根だきは「だいこん」と読むが、鳴滝の場合は「だいこ」と読む。



近畿地方でも冷え込み山間部では雪がチラツクとか。いよいよ冬本番になるということか…という『きょうの京都』の今京都。


 




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