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吉例顔見世興行
投稿日時 2011-12-1 0:00:00
執筆者 rrb
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吉例顔見世興行 京都には、元和年間(1615〜24)に四条通をはさんで7つの櫓(やぐら/座・芝居の興行)が京都所司代により公許されて存在したが、明治までに南座、北座以外は廃業、北座も1893(明治26)年に廃座となり、南座だけが残った。 顔見世とは本来、各座と1年契約を結んでいた役者が交代し、新たな顔ぶれでおこなう最初の興行のこと。現在でも10月に名古屋御園座、11月に東京歌舞伎座でもおこなわれているが、江戸自体から続くのは南座だけだという。 南座はもともと上方役者中心の興行だったが、大正期に、東西の花形役者が勢揃いして競演する興行となった。

今日から師走、12月。いよいよ年の瀬ということだが、自分の中ではまだそんな気配はない。もう1ヵ月欲しいか、むしろ一気に2月くらいになって欲しい…という『きょうの京都』の今京都。
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