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湯豆腐
投稿日時 2011-11-16 0:00:00
執筆者 rrb
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湯豆腐 京都は地下水が豊富でかつ良質の水が得られるところから、おいしい豆腐屋が市内各地に点在している。郷土色をあらわすような鍋物が比較的少ない京都では、寒をむかえるころ、湯豆腐がさかんに食べられる。 湯豆腐は鍋に昆布を一枚ひいて、適当な大きさに切った豆腐を入れるだけで、からだがあたたまる簡便な食べ物。ただ、タレの味が重要で、醤油、昆布、鰹でとる。そこに細かく切ったネギや鰹ぶし、さらにショウガやもみじおろしなどを薬味にする。

湯豆腐もいいが、冬は「おでん」も好きである。おでんは二日目あたりがいい。湯豆腐もおでんも今シーズンはまだであるが、そろそろ食べてもよさげな寒さになってきた。きのうはまさに北山時雨という天気だった…という『きょうの京都』の今京都。
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