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小春日和
投稿日時 2011-11-7 0:00:00
執筆者 rrb
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小春日和 「秋はすなはち寒くなり、10月は小春の天気、草も青くなり、梅もつぼみぬ」と『徒然草』にあって、陰暦10月の別称は小春といったり、そのころの暖かい日和を「小春日和(こはるびより)」と称するのは中世からはじまっていたようだ。 「降る雨も小春なりけり知恩院」は一茶の句。 京都周辺の紅葉の様子を伝える新聞のコラムに、北山のあたりは「色づく」であるが、市内はまだ黄赤の彩りには早い時期で、春が蘇ったような日には寺社を訪れて、のんびり境内を散策するのもいいかも。

10月末から先週末にかけては夏日のような天気が続いた。11月だというのに寒くはなく、むしろ汗ばむ陽気で夜も寒くなく、「小春日和」というには暑すぎる気配だったが、今週あたりから気温が下がるのかな…という『きょうの京都』の今京都。
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