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普度勝会
投稿日時 2011-10-16 0:00:00
執筆者 rrb
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普度勝会 「山門を出れば日本ぞ茶摘唄」 菊舎尼 中国福建省出身の隠元によって開かれた万福寺は、読経は黄檗唐音(おうばくとうおん)で発声され、住持も13世まで中国僧だったという中国色の強い禅寺である。 福建省では盂蘭盆会のことを普度勝会(ふどしょうえ)という。10月半ばに三日間いとまれる「普度勝会」は、在日華僑による先祖供養の施餓鬼法要である。 大雄宝殿(だいおうほうでん・本堂)軒下には、紙製の「冥宅(めいたく)」(仏壇のようなもの)がいくつも置かれ、三日間の法要後、読経が流れるなか、鉦や太鼓を打ち鳴らして「冥宅」を焼いて滅罪を祈る。また、神戸の中華街南京町から獅子舞の奉納などもあり、山門のなかは日本とは思えない情景であるという。

福建省で個人的に思い出すのは中国茶の「岩茶(がんちゃ)」である。この「岩茶」にはまっている。色々と茶器も揃えて愛用している。「岩茶」に限らず、玉露や紅茶を嗜む。それは良いが、何事にも懲りすぎるのが悪い癖…という『きょうの京都』の今京都。
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