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今宮神社例大祭

投稿日時 2011-10-8 0:00:00
執筆者 rrb
宮神社例大祭
4月の「やすらい祭」で有名な今宮神社の摂社疫神社の祭神が、同社に鎮座した日にちなむ例大祭である。
8日は前夜祭にあたり、午後7時から「人長(じんちょう)の舞」が奉納される。人長とは、神楽の舞人の長のことである。境内の電気が消され、本殿と拝殿の間に篝火が焚かれるなか、鏡を模した白い輪を下げた採物(とりもの・人長が舞うときにもつ杖のようなもの)をもって舞われる。
翌9日の例大祭では、午前10時から「東遊(あずまあそび)」が奉納される。



今宮神社は京都市北区にある神社で、神社の東側で売られている「あぶり餅」が有名である。この「あぶり餅」は京都名物の一つでもある。現在、「一和」と「かざりや」という2件の茶屋があり、「一和」は創業1000年以上、「かざりや」は400年以上の老舗だ。「あぶり餅」は、一口サイズの餅に、きな粉をまぶして竹串にさし、炭火であぶり、仕上げに白味噌のタレをつけたもの。江戸時代にコレラが大流行した時に、今宮神社に「あぶり餅」を奉納したところ、コレラが治ったという逸話もあり、疫病よけとされている。また、一休が、餅に味噌を塗って食べたことがルーツとも言われている。京都にお越しの際には、是非、食べてみて欲しい一品だと思う…という『きょうの京都』の今京都。


 




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