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宇治茶まつり

投稿日時 2011-10-2 0:00:00
執筆者 rrb
治茶まつり
中国宋より茶種を日本にもたらした栄西(えいさい)、その種から宇治に茶園をひらいた明恵(みょうえ)、そして茶道を大成させた千利休。この三人を日本の茶文化の大恩人としてしのぶとともに、宇治茶の発展を祈る「宇治茶まつり」は、10月の第一日曜日におこなわれる。



豊臣秀吉が宇治川の水で茶会を開いたことにちなみ、宇治橋三の間でシュロ縄に吊した釣瓶(つるべ)で「名水汲み上げの儀」ののち、近くの興聖寺で、茶壷に入れて仏前に供えられていた今年の新茶の「茶壺口切の儀」がいとなまれる。その後、興聖寺山門前の茶筅塚(ちゃせんづか)で茶筅供養がおこなわれる。
さて、この宇治茶、京都では有名だが、地方に行くとハエの幼虫である蛆(うじ)と勘違いされるらしい。高級な宇治茶を贈呈したつもりが、受け取った側は蛆茶と間違い捨ててしまったという話を聞くくらいだ。最近、色々な茶が出ているが、さすがに蛆茶はなかろうに…という『きょうの京都』の今京都。


 




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