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子子孫孫
投稿日時 2008-2-29 0:06:17
執筆者 rrb
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ししそんそん…子孫の代々。孫子の代まで。子孫の続くかぎり。 ◇ちょっと予備知識 → 「孫孫」は「そんぞん」とも読む。
春日神社 疱瘡石 vol.1 阪急西院駅から北西に200mほどのところに、豊かな緑に囲まれた春日神社(かすがじんじゃ)がある。
ここに病を治す霊石「疱瘡石(ほうそういし)」にまつわる信仰が残っている。
明治以降、石の存在は忘れられていたが、100年以上たって再び伝説が語られるようになった。
神社は平安時代初期の833年、淳和天皇(786-840年)が退位し、西院にあった離宮、淳和院に移った際の創建とされる。
疱瘡石の伝説は、淳和天皇の皇女、崇子(たかこ)内親王が不治の病として恐れられていた天然痘にかかり、神社で祈願が行われていた日、境内で神職が天然痘の発疹に似た模様の石を見つけた。
すると、まもなくして内親王は回復し、顔の発疹もきれいになくなったという。
その後、石は病気を治した霊石として境内にまつられ、江戸時代までは皇族が次々と祈願に訪れた。
「京の都で疫病が流行する前に、疱瘡石がぬれる」とのうわさも民衆に広まり、夏になると心配顔で石を見に来る人が絶えなかったという。
神社では「当時は社の中に石をまつっていたため、室内の湿気で冷たい石に水滴が付いたのではないか。蒸し暑ければ疫病が流行しやすくなるので、あながち迷信とも言えない」と説明しているという…今京都。(続く)
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