フォトヴィレッジ

ちゃらんぽらん

投稿日時 2010-2-22 0:00:00
執筆者 rrb
ゃらんぽらん
いい加減。でたらめ。無責任な言行。「チャランポランばっかし言うて信用できひん」「ちゃらほら」から。チャラは、でたらめをいう意味の擬態語。ホラは洞に基づく。類義語を重ねて強調した。チャラは帳消しの意味でもいう。でたらめだったことから帳消しの意味になった。「こんだけ返すしチャラにしてくれへんか」 ベンチャラを言う人はチャラキ、口先だけのおべっかをチャラテンという。(『京都新聞・折々の京ことば』堀井令以知より)

ようなもの
「ニュース言葉の秘密」という本をコンビニでほぼ衝動的に買った。580円という値段の割には、内容がおもしろい。ニュースには、おなじみの言い回しや常套句が多くあり、それぞれの使い方には明確な基準や理由があるという。
まず、よくあるのが「のようなもの」という表現。使われているシーンはこうだ。「犯人はバールのようなものでシャッターをこじ開け」 さて、バールのようなものとは、どんなものか。他には「刃物のようなもの」「ヒモのようなもの」がある。刃物ではなく、刃物のようなもの。ヒモではなく、ヒモのようなもの。さて、どんなものを想像するだろうか。



このような「断定しない表現」を多用するのは、ニュースが速報性を保ちつつ、正確性を留保するための苦肉の策だという。ニュースに使う言葉に、結構、苦労している様子が伺える…ということで、今回のお話はおしまい。どうも、おやかまっさんどした。


 




フォトヴィレッジにて更に多くのブログを読むことができます。
http://www.rrbphotovillage.jp

このブログのURL
http://www.rrbphotovillage.jp/modules/rrbblog/details.php?blog_id=820