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紅灯緑酒
投稿日時 2008-2-20 0:08:11
執筆者 rrb
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こうとうりょくしゅ…歓楽と飽食にふけり遊び暮らすこと。また、歓楽街や繁華街などが華やかなこと。 ◇ちょっと予備知識 → 「紅灯」は華やかな明かり。「緑酒」は緑色を帯びた上質の美酒。「緑酒紅灯」ともいう。 類義語に灯紅酒(とうこうしゅりょく)がある。
御髪神社(みかみじんじゃ) vol.2 vol.1はここ(←クリック) さて、ついでといえばなんだけど、少し「髪」にまつわるお話を集めてみた。 ひとつめは「お釈迦様の十大弟子のひとり優波離(うばり)は理髪師だった」というお話。

低い身分の出身で理髪師を生業としていた優波離だが、釈尊に願い出て釈尊族の王族とともに出家が許された。

その中には、後に多聞第一の尊者となる阿難(あなん)や天眼第一の尊者となる阿那律(あなりつ)、そして教団にとっては反逆者となる提婆達多(だいばだった)もいた。

この時、阿那律より「世尊よ、願わくば理髪師優浪離を本日授戒の最初として下さい」との申し出があったので、釈尊は優波離を最初の授戒者としたという。

そして釈尊は「出家以前においては身分の違い、地位の高低など種々あるが、出家後はすべてその差別などはない」と述ぺ、優波離を敬うよう諭されたという。

優波離はたいへん律儀な性格の持ち主でもあったという。戒律に精通し、よく守ったことから、後に阿羅漢果(悟り)を得て、持律第一の尊者と称されるようになったということだ。

次に「キレイな髪には食べ物のバランスが必要」というお話。

「髪は血余なり」といわれるように、心身の健康と食ぺ物はすごく関係がある。

心身のバランスをとるためには、バランスのよい食事を心がけることが大切で、五臓の食ぺ物、「五味」の調節をはかることが健康法にかない、脱毛、白髪を防ぐ食事であるという。

その具体例は、 青色 ― ほうれん草・小松菜類。 肝臓に良く、直観力を養う。 赤色 ― トマト・西瓜・人参。 肝臓に良く、組織力を養う。 黄色 ― 大豆・さつまいも・メロン。 脾臓に良く、適応力を養う。 白色 ― 大根、蓮、葱、白菜。 肝臓に良く、適応力を養う。 紫色 ― 小豆・しいたけ・ブドウ。 心臓に良く、記憶力を養う。 ということだそうだ。

玉垣には、寄進した大手のかつらや育毛のメーカーの名前も見られる。これは時代の反映だろうかと思う…今京都。(続く)
【参考】 お釈迦様の十大弟子 舎利弗(しゃりほつ)―智慧(ちえ)第一(サーリブッタ) 目連(もくれん)―神通(じんつう)第一(モッガラーナ) 大迦葉(だいかしょう)―頭陀(ずだ)第一(マハーカッサパ) 阿那律(あなりつ)―天眼(てんげん)第一(アヌルッタ) 須蓄提(しゅぼだい)―解空(げくう)第一(スブーディ) 富楼那(ふるな)―説法(せっぼう)第一(プンナ) 迦旃延(かせんねん)―論議(ろんぎ)第一(カッチャーヤナ) 優波離(うばり)―持律(じりつ)第一(ウパーリ) 羅喉羅(らごら)―蜜行(みつぎょう)第一(ラーフラ) 阿難(あなん)―多聞(たもん)第一(アーナンダ)
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